サッカー日本代表のキャプテン・長谷部誠選手(はせべ・まこと 34歳)が3日、自身のインスタグラム上で代表引退を発表しました。
日本時間3日に行われた『2018 FIFAワールドカップ ロシア』の決勝トーナメント1回戦「日本×ベルギー」で、日本代表は逆転負けで残念ながらベスト8入りとはならず1回戦敗退に終わりました。
そして、2010年南アフリカ大会から日本代表のキャプテンとして、チームをまとめ上げた長谷部誠選手は自身のインスタグラム上で、「僕個人としては、この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います。」
と代表引退を表明しました。
<↓の画像は、3大会連続で日本代表キャプテンを務めた長谷部誠選手の写真>
また、2006年から12年にわたって選出された日本代表でのこれまでを振り返り、「日の丸を胸に戦った時間は僕にとって誇りであり、なにものにも代え難い素晴らしいものでした。共に戦った7名の監督方、コーチングスタッフ、代表スタッフのみんな、そして素晴らしきチームメイトたち、最高の仲間でした。特に主将を務めさせていただいた8年間は皆に支えられてばかりでした。貴方達と共に同じ時代に戦えた事は幸せでした。」
と綴っています。
最後にはサポーターに向けた感謝の言葉を綴っており、「皆様と共に歩んだ時間は僕にとって大切な宝物です。心から、ありがとう!! 最後になりますが、これからは僕も日本代表チームのサポーターです。一緒に日本代表チームに夢を見ていきましょう!!! 」
と締めくくっています。
<↓の画像が、長谷部誠選手の代表引退コメント全文の写真>
この発表を受けてネット上では、
- 歴代最高のキャプテンだよ 次は吉田麻也かな?
- 歴代最高のキャプテンだと思う。将来は代表監督してください。お疲れ様でした。
- 長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。またいつか違う形で戻ってきてください
- 変えの効かないキャプテンでした。指導者の道に行ってほしい
- また監督としてリベンジの場に戻ってきてくれ
- 真のキャプテン。現役を退くのもそう先ではないのかなと寂しさも感じますが、その先のキャリアにも大いに期待しています。
- 間違いなく、最高のキャプテンだった。こうしてしっかりメッセするところも、最後まで長谷部らしく、素敵だと思う。長い間、お疲れさまでした!まだ、クラブでの活躍も楽しみにしています!
- 人として主将としてたいへん尊敬できる人物。今回の代表チームは、ロシアに入ってからこの上なく、整っていたと思う。
- 長谷部さんがキャプテンを託せると思える後輩ができたのかな?分からないくらいの日の丸の重みを感じてたと思います。ありがとうございました!
などのコメントが寄せられています。
長谷部誠選手は今年で34歳、2022年のカタール大会時には38歳という年齢で、今大会で代表引退となるのはある程度予想されていましたが、長谷部選手はどんな時もキャプテンとしてしっかりとチームを支え、歴代最高のキャプテンとも言われていただけに、長谷部選手が代表チームを離れるというのは残念ですし、今後が心配なところでもありますね。
ちなみに、長谷部誠選手の前に代表キャプテンを務めたのは、中澤佑二選手、川口能活選手、宮本恒靖さん、中田英寿さん、森岡隆三さん、井原正巳さん、柱谷哲二さん、加藤久さん、木村和司さん、釜本邦茂さん等となっているのですが、長谷部選手は2010年からキャプテンを任されており、これは歴代最長のキャプテン歴となっています。
長谷部誠選手は2008年にJリーグ『浦和レッズ』からドイツへ渡り、2014年からは『アイントラハト・フランクフルト』に所属しているのですが、クラブチームでもキャプテンを務めることもあり、高い統率力を持っていることが分かります。
長谷部誠選手はマジメで、人をまとめる力を持っていることから、早くも現役引退後には代表監督を務めてほしい、指導者になってほしいという声がネット上では多く上がっているのですが、代表を引退する一方で現役はまだ続けていくようなので、これからもしばらくは選手として活躍する姿を見せてほしいなと思います。