男子フィギュアスケート選手の羽生結弦さん(19)がソチオリンピックで、男子フィギュアスケート史上初の金メダルを獲得しました。
羽生さんは、昨日(現地時間13日)に行われたショートプログラム(SP)で世界最高得点となる101.45点を獲得し、1位の状態で本日行われたフリープログラムに臨みました。
フリーで178・64点と伸び悩んだが、合計280・09点でパトリック・チャン(カナダ)を振り切り、世界の頂点に立った。
フリーでは羽生さんは冒頭の4回転サルコーで転倒。続く4回転トーループは見事に決めたが、3回転フリップの着氷でバランスを崩し、両手を付く、まさかのミス。後半のコンビネーションでもミスが出てしまい、178・64点と自己ベストには遠く及ばない得点でしたが、ライバルと目されていたパトリック・チャンもミスが続き、4.47点差で銀メダルとなりました。
これにネットでは、
「感動した!!おめでとう!!」
「この顔にこのプロポーションにこの実力に謙虚な性格。次のCM王決定やなあ。大スターの誕生だ」
「おめでとう羽生君!これからも慢心することなく練習してピョンチャンでも金を頼むぞ!」
「羽生君、日の丸似合ってたよ。ほんとおめでとう!!」
「表彰台に上る姿を観て自然と涙が出た 感動をありがとう」
などのコメントがありました。
羽生さんは、フリープログラムの演技で転倒とジャンプの失敗があったことからインタビューで、「金メダルを取って言うのも何ですが、ちょっと悔しいと思う。緊張の中でどれだけ自分の演技が出来るようになるかという、いい経験になった。」「自分の演技については悔しかったので、うれしい感情はなかった。」と語っていました。
1位を獲得してもなお自らにはストイックで、このコメントを聞き真のアスリートだと感じましたね。
羽生選手はまだ19歳なので、4年後の2018年に韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される平昌オリンピックでもメダルを期待したいですね。
そして、最後のオリンピック出場の高橋大輔さんは6位、町田樹さんは5位と惜しくもメダル獲得はならず入賞に止まってしまいましたが、最高の舞台で演技する勇姿に感動をもらいました。
高橋さんは今後、プロスケーターとしてまだまだ現役でスケートを続けてくれると思いますし、町田さんは2018年の平昌オリンピックに出場する可能性もありますので、お2人の今後の活躍にも期待したいですね。