田中将大投手が楽天退団。理由は年俸の大幅減額提示、移籍先は未定。YouTubeでコメント発表。動画あり
球団トップクラスの年俸ながら今シーズンは1試合のみの登板に終わり、去就に注目が集まっていたプロ野球『東北楽天ゴールデンイーグルス』の“マー君”こと田中将大投手(たなか・まさひろ 36歳)が24日、楽天からの退団を電撃発表しました。
楽天は24日に田中将大投手について、「協議の結果、11月30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないこととなりました」
と発表し、自由契約選手として公示されました。
楽天の前監督で、球団取締役シニアディレクター(来年から取締役ゼネラルマネージャー)を務める石井一久さんは会見で、田中将大投手と契約を結ばなかった理由について、「詳しく言えないが、減額制限を超える減俸を提示して選手の同意を得られない場合、球団は選手に対して保留権を放棄しないといけない。そういう流れで田中選手とは自由契約になった」
と説明し、大幅な年俸減額によって交渉が決裂したことを示唆しています。
田中将大投手とは交渉を重ねたとしたうえで、「野球人生の中で色んな決断をしないといけないところは尊重して、ある程度伝えるものは伝えて、当然残って欲しいということも伝えた。最後やっぱり本人から自由契約にしてほしいということだった」「こちらが再度考え直してくれないか?という話でもない。彼も熟考した中での決断だったと思うので、それは長年貢献してくれたので尊重してあげたい」
と語りました。
また、楽天と再契約する可能性については、「それは可能なことですし、そうなれば嬉しい。今後どんなことがあってもバックアップしていきたい」
とも語っています。
この発表を受けて田中将大投手は、自身のYouTubeチャンネル『マー君チャンネル』(登録者数:21.4万人)でメッセージ動画を公開し、「この度、私は、楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました。」と報告しています。
<↓の画像が、楽天退団を発表した田中将大投手の写真>
続けて、ファン等に感謝の言葉を述べたうえで、「日本に戻ってきてからイーグルスで日本一になることを目標にみなさんと共に、日本一になりたい一心でプレーしてきました。この4年間でその目標がかなわず本当に残念です。」「来季はどこでプレーをするかというのはまだ何も分からない状態ですけれども、今の自分は良いコンディションで、良いトレーニングを積むことができています。もう来季に向けてもスタートしていますし、来季は今年投げられなかった分、さらにしっかりと投げて戦っていきたいと思っているので、引き続きしっかりと準備をしてオフシーズンを過ごそうと思っています。結論が出た時に、またこの場で自分からみなさんへご報告させていただきます」
としています。
そして、田中将大投手の楽天退団発表を受けてネット上では、
- 年俸と合わんし仕方ない
- 移籍できたほうが200勝に近いかもな
- 今の田中獲得する球団あるかな? あれもこれも欲しい病が有る巨人獲ったれや
- 子供の頃から憧れていた巨人で200勝を達成したい。同じ小学校で6年2組のクラスメイトだった坂本と野球がしたいという事で自由契約を申し出たのかな。巨人がどう動くかだね
- 一試合しか投げずに負けてるのに、年棒いくら欲しいって思ったんだろう。これはこのまま引退の可能性も出てきた
- 普通に考えたら引退もあるよね でもまだ他の球団には成績以外での旨みがあるからなぁ
ガチで勝ちに行く球団は要らないよな ガチじゃないチームが有るのは問題外だけど - 減額制限を超える減俸、安楽パワハラ問題黙認、田中のプロ晩年は哀しく落ちぶれているな。他球団で奇跡の復活はあるのか?……無理だな。
- 安楽騒動の関係者でもあって、実力もほとんど落ちきってしまった田中を引き取る球団あるのかな
- この成績ではね。功労者であることは間違いないが、だからと言って二軍浸けで1勝もしない成績の方に億単位の年俸では、若手も納得いかんよ。もう一度自分を見直して欲しい
などの声が上がっています。
楽天の元エースだった田中将大投手は、メジャーリーグ『ニューヨーク・ヤンキース』での活躍を経て、2021年に8年ぶりに古巣復帰を果たし、プロ野球界では最高年俸となる9億円プラス出来高払いで2年契約を結びました。
しかし、復帰1年目は23試合登板で4勝9敗、防御率3.01でプロ入り後初の負け越しとなり、続いて2022年は25試合登板で9勝12敗、防御率3.31で2年連続で負け越し、2ケタ勝利に届きませんでした。
これにより2023年の年俸は、野球協約で定めている減額制限(1億円以上は40%)を超える4億7,500万円(推定)までダウンし、昨シーズンも24試合登板で7勝11敗、防御率4.91まで成績を落としたことにより、今シーズン年俸が2億6,000万円(同)まで減額されていました。
田中将大投手は日米通算200勝まで残り3勝となっていて、今シーズンはその記録達成に期待されていましたが、今シーズンは2軍での調整が続き、公式戦出場は1試合のみで未勝利に終わり、自己ワーストの成績となっていました。
<↓の画像は、今シーズン未勝利に終わった田中将大投手の写真>
これを受けて楽天は来シーズンの契約交渉で、1億円以上の減額を提示する可能性が高いとみられており、それを田中将大投手が受け入れるか否かに注目が集まっていました。
そして、実際に石井一久シニアディレクターは会見で、減額制限を超える減俸を提示したことを明かし、具体的な金額は定かではないものの、今シーズンの成績から1億円前後を提示したのかもしれません。
それに対して田中将大投手は首を縦に振らずに自由契約となったわけですが、田中投手を巡っては昨年に、当時チームメイトだった安樂智大投手の後輩に対するパワハラ、イジメ行為を見て見ぬ振りをしていた疑いを報じられたり、球団スタッフに対してちょっかいを出す動画などもネットで拡散されて炎上し、イメージはかなり悪化しています。
そのため、田中将大投手の獲得に動く球団はあるのかどうか今のところ不透明で、楽天と再契約という可能性もまだ残されていますが、200勝達成を目指して来シーズンはどこでプレーするのか、続報を待ちたいところです。
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問題児ばっかの巨人行けばいいよ