日米通算200勝まで残り3勝という中で、先月に『東北楽天ゴールデンイーグルス』からの退団が電撃発表され、移籍先を探していた“マー君”こと田中将大投手(たなか・まさひろ 36歳)が『読売ジャイアンツ(巨人)』と契約合意し、近日中に入団が正式発表されることが分かりました。
『スポーツ報知』などによれば、田中将大投手は昨シーズンオフに右肘関節鏡視下クリーニング手術を受けた影響などで、今シーズンは2軍での調整が続き、1軍登板は1試合のみで勝ち星ゼロで終わりましたが、巨人は田中投手が今後復活できると判断して獲得を決めたとのことです。
阿部慎之助監督(45)も、メジャーリーグ『ボルチモア・オリオールズ』に移籍となったエース・菅野智之投手(35)が抜けた穴を埋める存在として期待を寄せ、「智之が抜けるとピッチャーのチームリーダーみたいな存在がいなくなる。うちは若い投手が多いし、そういう面でも必要かな」「俺は多分(良い時の状態に)戻ると思う」
などと語っており、交渉はスムーズに進んだとしています。
<↓の画像は、阿部慎之助監督と田中将大投手の2ショット写真>
田中将大投手は楽天との来シーズンの契約交渉で、今シーズンの推定年俸が2億6,000万円だったのに対して、減額制限を超える1億円以上の減額を提示されており、田中投手は「もう期待はされていないんだな」「実質、もう居場所はないんじゃないか」「新しいところで、求められるところでやるのが自分にとって一番だな」と思い退団を決意しました。
ちなみに、『デイリースポーツ』の取材によれば、楽天は2億円以上ダウンの5,000万円を提示したとみられ、巨人はそれを上回る年俸を提示したそうです。
そして、田中将大投手の巨人入りに対してネット上では、
- なんとかあと3勝できたらいいな
- 客寄せパンダ始まったな
- 年俸はいくら提示したんだろう?
- セリーグで復活すると思う 巨人と巨人ファンにとっては最高のクリスマスプレゼントだよ
- 手術明けの今年はダメだから来年は期待できる 10勝は無理でも8勝前後できる
- 今季の1軍登板時の投球から考えると、なかなか絶望的な気持ちになる
- ほんと巨人は産廃にあったけえな 田中は成績は期待しないから、せめて後輩には優しくしなよ
- とりあえず3勝してくれれば巨人でイベントができる。田中に勝つことを期待するより、引退後に日テレ野球の解説者になってもらって、特に大リーグについて解説してほしいんだろ
桑田が二軍監督になって大リーグを語れる人が日テレ解説者にいない - 手術がうまくいってたら3勝くらいはできるだろうし、巨人としてはせいぜい年1億くらいでまーくんに恩を売れて、引退後に読売系列で仕事してくれれば万々歳か
などの声が上がっています。
田中将大投手は年齢や手術などの影響で年々成績を落とし、今シーズンは公式戦への出場がたったの1試合だったことに加えて、昨シーズンオフには田中投手が可愛がっていた後輩の安楽智大投手が、複数の後輩選手に対するイジメ、パワハラ問題が明らかとなり、田中投手が見て見ぬ振りをしていたとの証言をスポーツ報知が報道し、イメージが悪化しました。
この証言を裏付けるような動画もネットで拡散され、しばらく炎上していました。
こうした問題もあり、移籍先探しが難航しているのではないかとの憶測も出ていましたが、退団発表当初から移籍先の有力候補に挙がっていた巨人への移籍が決まり、ネット上では賛否両論となっていますが、新天地での200勝達成に期待が寄せられています。
田中将大投手は元々巨人ファンだったそうですし、チームには小学生時代に兵庫・伊丹の少年野球チーム『昆陽里タイガース』でバッテリーを組んでいた坂本勇人選手(さかもと・はやと 36歳)がおり、幼馴染の2人が再び同じチームで切磋琢磨して今シーズンこそ日米通算200勝達成や、2021年にプロ野球復帰後に一度も達成していない2ケタ勝利を挙げられるようベストを尽くしてもらいたいです。