柳葉敏郎の息子が2026年夏の甲子園出場の可能性も。盛大附高校主将就任で父親への感謝、今後の目標などを語る

今年もすでに2本の連続ドラマに出演するなど、俳優として活躍を続けている“ギバちゃん”こと柳葉敏郎さん(64)の長男が、甲子園常連校・盛岡大学附属高校（岩手）の野球部キャプテンに就任したことを、週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。

柳葉敏郎さんは1997年4月に、柳葉さんのファンだった12歳年下の一般女性（当時24歳）と結婚し、2000年2月に長女・さくらさん(25)、2008年4月に長男・一路さん（いちろ 17歳）が誕生しています。

5年前には所属事務所『融合事務所』のYouTubeチャンネルで、自身の楽曲『初めの一歩』に合わせて柳葉一路さんと親子揃ってダンスを披露していました。

昨年3月には自身のインスタグラムで、柳葉一路さんが通っていた西仙北中学校（秋田県大仙市）の卒業式に出席したことを報告し、親子2ショットも公開していました。

＜↓の画像は、柳葉敏郎さんが公開した卒業式での親子2ショット＞

柳葉一路さんは中学校を卒業後に、2019年までに春夏合わせて甲子園に16回出場（最高成績は2017年春夏のベスト8）している盛岡大学附属高校へ進学しました。

週刊女性PRIMEによると、現在2年生の柳葉一路さんは今夏に野球部キャプテンに就任したとし、「盛岡大付属高は甲子園に春夏合わせて16度出場している強豪校。全国から集まってきた選手を束ねているのですから、かなりのキャプテンシーがあるのでしょう」「中学校では軟式野球部に所属していましたが、3年生の最後の大会が終わると硬式のクラブチームに所属。そのときに盛岡大付属高から誘いがあったようです。もともと地元の高校に進もうと考えていたそうで、自分の実力が通じるのか不安だったり、寮生活で両親と離れることに悩んでいた長男に、柳葉さんは“3年間ベンチに入れなくても、おまえが強くなってくれるだけでありがたい”と声をかけたそうです」とスポーツライターが語っています。

柳葉一路さんは高校進学と共に親元を離れて寮生活を送っていますが、柳葉敏郎さんは仕事の合間を縫って岩手に通っているといい、「早朝に行われるグラウンド周辺の草刈りなどの活動にも積極的に参加しています。長男がベンチ入りしていなくても盛岡大付属高の応援をしている姿を球場で見かけます」と、盛岡大学附高校の関係者が明かしています。

これについて芸能プロダクション関係者は、「柳葉さんは8歳のときに父親を亡くしており、自分が父からしてもらいたかったことを子どもたちにはしてあげようという思いがあるそう。それが子どもが社会人になるまで、そばで見守ること。子どもへの思いが強いからこそ、秋田、岩手、東京と飛び回る生活ができるのでしょう」と語っています。

柳葉一路さんは先月にフリーライター・高橋昌江さんのインタビュー取材を受けており、1年生の6月に「1年生キャプテン」に就任したことや、今年7月の岩手大会決勝で花巻東高校に2年連続で敗れて甲子園出場を逃し、これをもって3年生は引退し1・2年生の新チーム体制となり、キャプテンに就任したことを明らかにしていいました。

＜↓の画像が、キャプテンに就任した長男・柳葉一路さん＞

キャプテンとして初めて臨むのは秋の公式戦で、柳葉一路さんはレギュラーではなく1塁以外の内野手の控えで、3塁コーチャーを務めているそうで、声出しはチームで一番こだわりを持ってやっているとしています。

関口清治監督は柳葉一路さんについて、「いいですよ。声をバンバン出しますから。ちなみに、お父さんも試合中の応援が熱いです。『行けー！』とか、聞こえてきますからね。応援リーダーです（笑）」と語っています。

将来については、「父と同じ俳優にはなりません。ずっと野球をやっていきたいと思っています。母からは『“一路”と書いて“やきゅう”と読むくらい、野球をやってほしい』とも言われたことがあって。なので、やっぱり野球にはずっと携わっていたいなと思っています」との思いを明かしています。

柳葉敏郎さんも大の野球好きで、秋田に移住した2006年から地元の秋田・大仙市の社会人野球クラブチーム『大曲ベースボールクラブ』のドリームアドバイザーを務め、資金面での援助なども行っているほか、『刈和野新和会』という草野球チームでもプレーを続けています。

2011年に、甥・佐藤大貢さんが東海大相模高校（神奈川）のキャプテンとして春のセンバツで優勝した際には、甲子園まで応援に駆けつけていました。

ちなみに、佐藤大貢さんは2011年の『アジアAAA野球選手権』で日本代表にも選ばれ、高校卒業後も東海大学と航空自衛隊千歳で野球を続けていました。

柳葉一路さんはそんな従兄弟(いとこ)のことも尊敬し、「家族を絶対に甲子園に連れて行きたい」との思いを明かしており、「自分の中で大切にしている言葉があって。『For family』という言葉なんですけど。入寮して身の回りのことを全部自分でやらなくてはいけなくなった時に家族のありがたみを感じたので、恩返しをしないといけないなと思ったんです」と語っています。

キャプテンとして初めて臨んだ8月の岩手県大会盛岡地区予選は、1回戦で盛岡第三高校に1点差で負けるという残念な結果に終わっているのですが、これからキャプテンとしてチームをまとめて牽引し、2019年以来7年ぶりとなる甲子園出場を果たせるよう頑張ってほしいですね。