フィギュアスケートの本田真凜選手(ほんだ・まりん 22歳)が、今シーズンをもって現役を引退することが発表されました。
本田真凜選手のマネージメントを手掛ける『ヒーローズマネジメント株式会社』が5日に、「本田真凜は、今シーズンをもって、フィギュアスケート競技から現役を引退します」と発表し、11日に本田選手が記者会見を行い、これまでの支援や応援に対する感謝の思いなどを伝えるとしています。
本田真凜選手は先月に、9年連続出場となった全日本選手権のショートプログラムで28人中最下位(44.42点)という残念な結果に終わり、前年に続いてフリースケーティングに進むことが出来ませんでした。
ショートプログラム終了後の取材では、「勇気を持って、競技者として闘い抜いたことを誇りに思っている。スッキリした気持ち。悔いも何一つない。ここまでたくさんスケートを頑張ってきた。そんな自分を褒めてあげたい」「自分の力で勝ち取った全日本で9年目。私のことを知らない人に何を言われようと自分の頑張り、応援して下さっている方に全力で演技ができた」
などと語り、今年3月には明治大学政治経済学部を卒業予定で、大学卒業の進路については「お答えできることは今の時点でない」としていました。
そんな本田真凜選手が現役引退を発表しネット上では、
- 賢明な判断
- 悔いも全くないくらいやって宇野とも付き合って幸せの頂点だな
- 引退しても、芸能人としてやっていける
- 真凛さんは世界ジュニアで優勝したのがピークだった。
練習嫌いもそうだが、世界ジュニア優勝からマスコミに「本田望結の姉」「平昌五輪候補」とシニアデビュー前から担ぎ上げられて、真凛さんはある意味マスコミの最大の被害者だったと思います。第2の人生に幸あれ。 - 正直ピークは中学生の頃だったから、シニア転向以降は見てて可哀そうな感じだったな…アイスショーの方が向いてると思うので頑張ってください。
- 競技としてはうまくいかなかったかもしれないけど、華やかだし十分人を惹きつける魅力はあると思うから、競技からは引退してもアイスショーとかで活躍してほしい
などの声が上がっています。
本田真凜選手は2歳からスケートを始め、2012年に海外で初の公式戦出場となったチャレンジカップで優勝を果たすなどし、その後も国内外の大会で好成績を収め、2015-2016シーズンにはジュニアグランプリファイナルで3位、それに続いて世界ジュニア選手権では初出場にして優勝を果たしました。
しかし、本田真凜選手は10代半ばをピークに成績が伸び悩み、近年は主要な大会で上位に入ることが出来ず、これまで目標として掲げていたオリンピックへの出場が、一度も叶わないまま引退というのは残念ではあるものの、現状から仕方がないとも思います。
そして、気になる今後の活動についてですが、本田真凜選手はフィギュアスケーターの中でも人気・知名度が高く、そしてテレビ慣れしていることによって、かねてから現役引退後はタレントやフリーアナウンサーに転身するのではないかとも囁かれています。
安藤美姫さんや村上佳菜子さんなど、プロフィギュアスケーターでタレント活動をしている方も多くいますが、果たして今後どういった道に進むのか、現在真剣交際中の宇野昌磨選手(うの・しょうま 26歳)との関係も含めて、引き続き動向に注目していきたいですね。