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五輪2連覇の男子フィギュアスケート羽生結弦が会見で今後語る。4回転ジャンプ全制覇目標でクワッドアクセル成功目指す

平昌五輪金メダル羽生結弦選手が現役続行明言、4回転アクセル挑戦へ。右足首治療中で休養も示唆、引退後についても言及

16・17日に行われた『平昌五輪』の男子フィギュアスケートで前大会に続き金メダルを獲得し、フィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦選手(はにゅう・ゆづる 23歳)が18日に会見を行いました。

羽生結弦選手は現在の心境について、「ソチ五輪時とは違って、非常に非常にたくさんの思いを込めてこの金メダルを取りにいきました。最終的に自分が思い描いていた結果になり、思い描いていたメダルをかけていることができて、本当に幸せです」と喜びを語り、今後については「スケートを辞める気はないです。夢は叶った、やるべきことはやれたというやりきった気持ちがあって、清々(すがすが)しい気持ちでいます」と笑顔で答えていました。

<↓の画像は、平昌五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手(左)、五輪初出場で銀メダルを獲得した宇野昌磨選手(右)の写真>

また、「スケート以外のことで何かやりたいと考えても、1周回ってスケートに戻ってくる。人生をスケートにかけてきて良かったなと心の底から思えますし、もうちょっとだけ自分の人生をスケートにかけたい」と現役続行を明言し、今後の目標については負傷中の右足首の状態を見ながらと言いつつも、「4回転アクセルをやりたい」「最後の最後に僕を支えてくれたアクセルジャンプにかけてきた思い、時間を考えても、そのアクセルジャンプを大好きでいられることに感謝して、これからは4回転アクセルに挑戦していきたい」と意欲を見せています。

羽生結弦選手は昨年11月にNHK杯の公式練習中に4回転ルッツで転倒し、医師からは「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」と診断されており、現在も右足首の状態は良くなく、痛み止めを打たないとジャンプが飛べないような状態にあることを明かしています。

そのため、「スケートを辞めたい気持ちは全くないです」と強調しながらも、「競技として治療の期間が必要かなと思っている」とも話し、今後は休養することを視野に入れている様子です。

さらに、羽生結弦選手は現役引退後のことについて聞かれると、「まだまだ英語も下手くそ。もっと勉強しないといけないことある。日本で学ばないといけないこともある。世界中でいろんなところを回りながら、スケートで本気で1位を目指している人に何か手助けをしたい。コメンテーターでもあるかもしれないけど、テレビというよりはできれば直接、選手の手助けがしたいと思っています」とスケートに関わる活動をしていきたいと話しています。

そんな羽生結弦選手に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

羽生結弦選手は右足負傷後、グランプリファイナルや全日本選手権への出場を見送り、リハビリに専念するという状態が続いており、平昌五輪への出場も一時は危ぶまれていました。

しかし、今回の平昌五輪には痛み止めを打った上で出場し、16日に行われたショートプログラムではノーミスの演技を披露し、世界最高得点である自己ベストの112.72点に迫る111.68点を記録し、17日のフリースケーティングでもほぼノーミスの演技で五輪2連覇を達成しました。

約4ヶ月ぶりの試合出場となった場が2連覇のかかる五輪という大舞台だったにも関わらず、このような素晴らしい成績を残すほど強い精神力を持っており、羽生結弦選手は2020年夏までに全6種類のジャンプで4回転を達成するという目標を掲げているそうで、残るのはフリップとアクセルのみとなっているため、是非ともこれを実現させてほしいです。

ですが、右足の状態が現在も良くないとのことから、2022年の冬季五輪『北京五輪』を視野に入れながらも、しばらくは休養し万全な状態になってから、さらなる高みを目指してほしいなと思いますね。

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