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巨人・会田有志コーチが人命救助。心肺蘇生法とAEDで意識不明男性の命を救う。木村拓也の急死で意識が変わったと語る。

巨人・会田有志コーチが人命救助。心肺蘇生法とAEDで意識不明男性の命を救う。木村拓也の急死で意識が変わったと語る。

プロ野球『読売ジャイアンツ(巨人)』の元投手で、現在は3軍・投手コーチを務めている会田有志コーチ(あいだ・ゆうし 36歳)が、人命救助を行っていたことが明らかになりました。

『スポーツニッポン』や『スポーツ報知』の報道によれば、会田有志コーチは28日20時過ぎにジャイアンツ球場の3軍練習から帰宅途中に、都営新宿線・馬喰横山(ばくろよこやま)駅の地下構内エスカレーターから中高年の男性が転落し、仰向けに倒れて意識不明状態になっていたことで、胸骨圧迫による心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)を使って男性を救助したとのことです。

会田有志コーチが男性を発見時、顔が血だらけで意識はなく、駆け寄って声をかけても反応が無かったことから、「誰か119番通報してください!」「誰かAEDを持ってきてください!」と声を上げたといいます。

その後、まずは胸骨圧迫による心肺蘇生法を行い、続いてAEDで電気ショックも与え、心肺蘇生法を続けた結果、しばらくすると男性は意識を回復、その後駆けつけた救急隊によって男性は病院に搬送されたそうで、迅速な対応が功を奏してか、男性は回復しているといいます。

<↓の画像は、会田有志コーチの人命救助のイラスト写真>

会田有志コーチは2009年に現役を引退し、2010年に25歳の若さで2軍のトレーニングコーチ補佐に就任したのですが、球団からの勧めで『日本スポーツ協会』が公認の難関資格『アスレティックトレーナー(AT)』を取得するために、コーチ業と両立して解剖学、医学、栄養学、心肺蘇生法、法律などの専門科目を勉強し、3度の不合格を経て4度目のチャレンジだった2016年に合格しました。

そんな会田有志コーチはスポーツ紙の取材に対して、「男性が回復して本当に良かったです。球団の医療スタッフと一緒に毎年、国際武道大の先生から心肺蘇生法の講習を受けていたため、冷静に対応できました。2009年に一緒に現役引退してコーチに就任した木村拓也さんが翌年、グラウンドで倒れて(くも膜下出血で)亡くなり、選手たちの命を守りたいという意識を強く持つようになりました。普段からの意識、準備が役に立ちうれしいです」と語っています。

そして、会田有志コーチの人命救助に対してネット上では、

などと、咄嗟の行動を称賛する声が上がっています。

筆者も過去に、道端でうつ伏せに倒れ、意識不明状態の女性を偶然発見したことがありますが、心肺蘇生法などを心得ていたわけではなかったため、救急に連絡することぐらいしかできませんでした。

そうしたこともあり、会田有志コーチの咄嗟(とっさ)の行動は本当に素晴らしいと感じます。

会田有志コーチによれば、2009年にクモ膜下出血により急死した木村拓也さんの存在があったからこそ、人命救助に対する強い意識が生まれて勉強を重ね、それが今回役に立ったといいますが、勉強や訓練をしていたとしても、適切な処置を迅速に、落ち着いて行うというのは簡単に出来ることではないとも思うので尊敬します。

ちなみに、巨人でトレーナーを務めている根津朋将さんも2016年に、路上で心肺停止状態の50代男性を発見し、胸骨圧迫による心肺蘇生法を試み、現場近くにあったAEDを使って男性の命を救いました。

根津朋将さんも木村拓也さんの急死を受けて、救命措置に関する講習会に参加した1人で、心肺蘇生法やAEDの使用方法を繰り返し学び、冷静に行動することが出来たそうで、救命措置方法を学ぶことが如何に大切かを改めて感じますね。

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