プロ野球『北海道日本ハムファイターズ』や『読売ジャイアンツ』で活躍し、現役引退後は『中日ドラゴンズ』の二軍監督を務めている小笠原道大さん(おがさわら・みちひろ 45歳)の長女・小笠原茉由さん(おがさわら・まゆ 20歳)が、舞台女優デビューすることが明らかとなり注目を集めています。
<↓の画像が、小笠原道大さんの長女・小笠原茉由さんの写真>
『東京中日スポーツ』やニュースサイト『J-CASTニュース』によると、小笠原茉由さんは現在、日本大学映画学科演技コースの3年生で、5月2日~6日にかけて上演される舞台『永遠の一秒』(埼玉・彩の国さいたま芸術劇場小ホール)でヒロインを演じるそうです。
初舞台でヒロインを務める小笠原茉由さんは、「大学で演技の勉強をしています。親の七光り、ただの2世俳優と言われないように実力をつけていきたいです」
と意気込みを語っています。
『永遠の一秒』の木原真弓プロデューサーによれば、小笠原茉由さんはオーディションを経てヒロイン役を勝ち取ったといい、オーディション時にも物怖じせず、堂々と素直に気持ちを表現していたことからヒロインに起用したそうで、父親が偉大なだけに“親の七光り”とだけは言われたくないと必死に頑張っているといい、そうした姿が評価されたようです。
小笠原茉由さんの役者デビュー作となる舞台『永遠の一秒』は、2015年に『池袋演劇祭』の優秀賞を受賞し、昨年4月に上演した際には平日3日間で1000人を動員した人気舞台となっています。
物語は、太平洋戦争の末期に特攻隊員として爆撃機で出撃し、戦死したはずの若者が天国ではなく、現代にタイムスリップするという内容で、ヒロインの小笠原茉由さんは戦時中と現代に生きる女性の1人2役を演じ、この舞台公演は「星組」と「風組」の2組に分かれて各日2公演が行われ、茉由さんは星組でヒロインを務めます。
<↓の画像が、舞台『永遠の一秒』でヒロインを演じる小笠原茉由さんの写真>
そして、小笠原茉由さんの舞台女優デビューに対してネット上では、
- 父親を公表しなければいいのに…
- 頑張って小笠原の娘では無く、お父さんが小笠原の父と呼ばれる様になれれば良いね。
- 二世と言っても 同業種じゃないので 違和感はないね。頑張れ~。父ちゃんも名古屋で頑張れ~。
- インパクトある顔立ちだから個性派女優として頑張って欲しい。
- ルックス勝負ではなく個性派女優として頑張ってください!
- 父親はスポーツで娘は演劇か。2世はあまり活躍しないからこういう違う分野の方が成功するかもね。
- 吹石徳一、尾花高夫、西崎幸広の娘は女優。倉持明、大森剛、音重鎮、若田部健一の娘はアイドル。大豊泰昭、笘篠誠治、橋本清の娘は宝塚。まだまだいますよ。元プロ野球選手の娘は結構この業界多いです。
などのコメントが寄せられています。
小笠原茉由さんは昨年からツイッター、インスタグラムを開始しており、プロフィール欄には「演技を頑張る、頑張りたい二十歳です。フリーで活動中です。」と記しています。
小笠原道大さんとは仲が良い様子で、中日の試合や練習に足を運んだ際の写真を複数投稿しているほか、父娘の2ショット写真も公開しています。
<↓の画像が、小笠原茉由さんと小笠原道大さんの父娘2ショット写真>
また、今年4月23日からはブログも始め、28日更新のブログでは小笠原道大さんも活動を応援してくれていることを明かす一方で、「今回の舞台 永遠の一秒 は 自分で見つけてオーディションを受けにいきました。最初は不安でいっぱいで。足を引っ張ったらどうしよう。何が二世だって思われたらどうしよう。なんせ初舞台だし…。としょうもないって言ったら語弊があるかもしれないけれど、しょうもない事で悩むことがあって。」
と、不安な気持ちで一杯だったことを明かしています。
しかし、現在ではそうしたことよりも与えられた役を演じること、愛すること、どうすればより深くお客さんに作品を伝えられるかを考えるようになったといいます。
ブログではさらに、「自分は、イジメられた経験(経験された方々の中では軽い方なのかもしれないけれど)が少なくともある人間なんです。自分に自信を無くして、引っ込み事案になって、容姿のことも言われて表情が決して豊かではなくなって、自分自身で表現するということが苦手になってしまった時期があります。」
と過去のイジメ体験を告白しています。
こうした苦しい経験をする中で、「自分の奥底に眠っている何かがこのままでは良くない良くないと自分の無意識下のうちにうごめいて。日々を過ごしていく中で、また表現することの楽しさをピアノやダンスで取り戻して。いつか、表現者として人に想いを伝える仕事をしたいと考えるようになりました。」
と役者を目指した経緯を明かしています。
続けて、「女優をやりたいと一番はじめに相談したのも、父親でした。茉由がやりたいならやりなさい。好きな事をすれば良い。素直に受け止めてくれて、背中を押してくれたあの時。高校1年生の時でした。」
と振り返り、「大学3年生になった今年は、私にとってのターニングポイントになると信じています。決して綺麗なルックス、可愛い顔立ちでは無いかもしれない。でも、説得力のある、私にしか醸し出せない雰囲気のお芝居が出来たら。皆さんに届けられたらと考えながら毎日自分と向き合ってます。今回の舞台で、小笠原茉由のアイデンティティが確立出来たらいいな。」
と意気込みを綴っています。
<↓の画像は、小笠原茉由さんのツイート写真>
小笠原道大さんの娘だと最初から公表せずに、ある程度女優として経験を積み、そこそこ人気を集めてから公表した方が良かったのではないかとも思いますが、小笠原茉由さんは2世俳優、親の七光りなどと言われないよう実力を付けるとしており、かなり強い気持ち、覚悟を持って演技の道に進むことを選んだ様子なので、今後の活動を応援していきたいですね。
プロ野球選手の子供が芸能界入りするケースは非常に多く、2世の中にも数多くのライバルがいますが、小笠原道大さんの娘としてではなく、女優・小笠原茉由として人気を集め、活躍できるようこれから地道に頑張ってほしいです。