『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手が20日に、『マイアミ・マーリンズ』との試合に1番・DHで出場し、メジャーリーグ史上初となる1シーズンに50本塁打・50盗塁(50-50)を達成するだけでなく、その後さらにホームランを打って51-51まで記録を伸ばしました。
大谷翔平選手は前試合までに48本塁打・49盗塁を記録し、マーリンズとの試合では1回に50盗塁、2回に51盗塁に到達し、6回の4打席目で49号ホームランを放ち、これで2001年にショーン・グリーンさんが記録した球団最多の年間49本塁打に並びました。
続いて7回に50号を放ってメジャーリーグ史上初となる50-50を達成し、その後も大谷翔平選手の勢いは止まらず、9回に3本目となる51号ホームランを放って51-51まで記録を伸ばしました。
大谷翔平選手は試合後の会見で前人未到の記録達成について、「嬉しさと安堵と、それと同時に記録を作ってきた先輩方にリスペクトというかそういう気持ちで今はいます」と語っていました。
そして、大谷翔平選手がついに前人未到の50-50を達成し、その記録も同試合で更新したことに対してネット上では、
- 50-50イケるかな?達成できてもギリかな?なんて思ってたけど、余裕で超えたな。しかもこんなドラマ付き。もう全てが規格外だわ。
- 水原一平いなくなってからより一層調子が良い! 色々あって心配だったけど心配無用だった! 毎朝感動をありがとうオオタニサン!
- 「もうマンガじゃん」などと評されてきた彼の活躍ですが、ほんとにマンガでした。
- 水原一平の件でもしかしたらダメになるかもなんて思ってた自分が恥ずかしい!!!
素晴らしいおめでとう!!日本の誇りっていう言葉じゃ間に合わない - ここまできたら55ー55やってまお。未来永劫達成できないような記録を残してもらいたい。
- これもう打者専念いいんじゃねえか 投手としてよりも打者としての方が圧倒的に結果残せる気がするよ
などの声が上がっています。
大谷翔平選手の打撃成績は6打数6安打(3本塁打)10打点2盗塁で、打点もドジャースの球団新記録となっているほか、2006年に松井秀喜さんが記録した日本人選手最高の116打点を抜き、120打点まで記録を伸ばしています。
また、日本人選手の年間最多盗塁数の更新も視野に入っており、これまでの最高はイチローさんがメジャー1年目の2001年に記録した56盗塁で、ドジャースは今シーズン残り9試合となっていて、この記録更新の可能性も十分あります。
大谷翔平選手は今シーズン、昨年9月に2度目の右肘手術を受けたことでリハビリのため打者に専念し、これまでにいくつもの記録を更新し、あまりにも凄すぎて理解が追いつかなくなってきますが、このままの勢いで55-55達成にも期待したいですし、ドジャースは今日勝って地区優勝マジックが6となり、ポストシーズン(プレーオフ)進出を決めていて、目標としているワールドチャンピオンの栄冠獲得にも期待したいですね。