大谷翔平選手がファミリー財団設立。目的説明し家族ロゴも公開。社会貢献の慈善活動に絶賛、目的巡り憶測も

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大谷翔平選手と真美子夫人&愛犬デコピン

3年連続4度目の満票でナ・リーグMVPに選ばれた『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手が22日、『大谷翔平ファミリー財団(SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION)』の設立を発表しました。

大谷翔平選手は自身のインスタグラムで『大谷翔平ファミリー財団』の設立を発表し、財団のロゴには家族のシルエットが描かれています。

<↓の画像が、大谷翔平ファミリー財団のロゴ>
大谷翔平ファミリー財団のロゴ

財団の公式サイトではミッションステートメント(行動指針)として、「私たちの使命は、子供たちが活動的であり続け、健全に暮らすことを促す取り組みに資金を提供し、困っている動物を救い、保護し、世話するプログラムをサポートすることで、より健康で幸せなコミュニティを創ることです。」と記し、子供や動物への支援を目的に設立したとしています。

この発表を受けてネット上では、

  • 成功者のシンボルだな
  • 本当に素晴らしい取り組み。未来を担う子どもたち、そして声を上げられない動物たちに手を差し伸べる姿勢には、心から敬意を表したい。
  • どこまで聖人なんだ… どこまでデキた人間なんだろうと常々感心させられる。本当に伝説に残る人間だなと思う
  • アメリカのスポーツ選手でこういうのやる人多いけど大谷がやれば日本のスポーツ選手にも波及するかもしれないね
  • アメリカはお金持ちだと、財団を立ち上げたり寄付をして富を分配しないと批判される文化ですからね。日本と比べて個人寄付の金額は30倍だそうで
  • アメリカでは税金でどう使われるかわからんなら財団で好きなとこに寄付するのが嗜み
  • アメリカにおける富裕層の財団の設立は、社会貢献という目的と同時に税負担の最適化(節税効果)という実利を両立させる、非常に効果的な手段なんだよね。
    所得税の控除としては、寄付をした年に、寄付額の一部を所得控除として計上し、課税所得を減らすことができる。特に大きな富を持つ人々にとって重要なメリット
  • 代理人の案かな?ハワイ別荘の件訴えられたり、何かと訴えられるからね
  • 金の流れは大谷本人がきちんと管理しろよ また誰かに丸投げで金銭トラブルとかやめてくれよ

などの声が上がっています。

メジャーリーグでは、オフシーズン期間中に慈善活動に取り組む文化が根付いていて、大谷翔平選手も2018年にアメリカに渡って以降、これまでに様々な慈善活動を行っており、2年前には日本国内の全ての小学校(特別支援学校なども含む約2万校)に、各3つのジュニア用グローブを寄贈したことで話題になりました。

また、昨年には子供たちの夢や可能性を広げることを目的に、ブランドアンバサダーを務める英語教育の大手『ECC』と海外留学支援プロジェクトを立ち上げ、全国の小中高生を対象に海外留学やホームステイをプレゼントするという支援活動をしています。

他にも、愛犬・デコピンを主人公とした絵本を来年2月にアメリカや日本などで発売し、その収益は保護犬のシェルターを運営するNPO(非営利団体)の支援に活用するとし、今年1月にロサンゼルスで大規模な山火事で甚大な被害が発生した際には、年俸の4分の1にあたる50万ドル(当時のレートで約7,800万円)を寄付、昨年の能登半島地震ではドジャースと共同で100万ドルを被災地に寄付、個人でも寄付を行いました。

そんな大谷翔平選手は慈善活動について、「与えるつもりはないですし、押しつけるものではない。もちろん受け取り側の問題ではありますけど、元気になったとか。それは受け取り側が感じることであって。そう思ってくれるのはうれしいことですし、一番は自分のやることをしっかりやって。何かを感じ取ってもらえれば」との思いを昨年明かしていました。

そして、新たに『大谷翔平ファミリー財団』の設立を発表し、これは単に慈善事業を目的としたものだけでなく、大谷翔平選手はドジャースとの契約金がプロスポーツ史上最高の総額7億ドルであるうえに、スポンサー契約などで莫大な収入を得ていることから、所得税や相続税など様々な税金の節税対策で設立したという側面もあるとみられます。

また、アメリカ社会は宗教の影響により、成功者は富を社会に還元する義務があるという考えも根強く、富裕層が積極的に寄付などの形で社会貢献活動をしないとバッシングを浴びる傾向にあるため、周囲からの様々な助言を受けて、社会貢献活動を目的とした財団設立に至ったと考えられます。

様々な思惑があるにせよ、財団設立の発表を受けてネット上では絶賛の声が相次いでいますが、新たなトラブルの発生を懸念する声も少なくありません。

大谷翔平選手はこれまでに、元専属通訳の水谷一平さんに大金を盗まれたり、広告塔を務めているハワイの不動産開発プロジェクトを巡るトラブルで裁判沙汰になるなど、野球外のところで様々なトラブルに巻き込まれているため心配の声も上がっています。

色々と心配な部分もありますが、信頼できる人にお金の管理を任せてトラブルの発生を防ぎつつ、今後も子供や動物たちのために様々な支援活動を積極的に行っていってほしいですね。

参照元
  • https://www.shoheiohtanifamilyfoundation.com
  • https://www.news-postseven.com/archives/20241115_2004920.html
  • https://www.ktv.jp/news/feature/240805-ryugaku/
  • https://times.abema.tv/articles/-/10119826
  • https://www.daily.co.jp/mlb/2024/05/18/0017666070.shtml
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