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テニス女子・大坂なおみが全豪優勝、アジア勢初の快挙。全米オープンに続きグランドスラム勝利に絶賛の声

大坂なおみ選手が全豪オープン優勝。グランドスラム連覇で世界ランキング1位に

女子テニスプレーヤーの大坂なおみ選手(21)が26日、テニスの4大大会(グランドスラム)の1つ「全豪オープン」で日本人初の優勝を果たしました。

世界ランキング4位の大坂なおみ選手は決勝戦で、チェコ出身で世界ランク6位のペトラ・クビトバ選手(28)と対戦し、第1セット・7-6(7-2)、第2セット・5-7、第3セット・6-4のフルセットで勝利し、日本勢男女通じて初の全豪オープン勝利の偉業を達成し、28日に発表されるシングルス世界ランキングでアジア初の1位になることが確定しました。

<↓の画像が、グランドスラム連覇達成の大坂なおみ選手の写真>

大坂なおみ選手は昨年の全米オープンに続くグランドスラム優勝を果たしており、女子選手の中ではグランドスラム初優勝から2大会連続優勝は、2001年の全豪・全仏覇者のジェニファー・カプリアティ選手(42)以来6人目となっています。

決勝の対戦相手となったペトラ・クビトバ選手は、2011年と2014年のグランドスラム「ウィンブルドン選手権」で優勝を果たし、2011年には世界ランク2位になり、2016年のリオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得しています。

そんなペトラ・クビトバ選手と初めて対戦した大坂なおみ選手は、第1セットをタイブレークの末に制し、第2セットは落としたものの、最終第3セットでは試合の主導権を握って見事勝利を果たしました。

大坂なおみ選手は今大会第4シードで出場し、1回戦と2回戦はストレート勝ち、3、4回戦は逆転勝利で勝ち上がり、準決勝では世界ランク7位のエリーナ・スビトリナ選手にストレート勝利、準決勝では世界8位のカロリナ・プリスコバ選手に2-1で勝ち、日本勢としては初の全豪オープン決勝進出を果たしていました。

<↓の画像が、全豪オープン初優勝の大坂なおみ選手、2位のペトラ・クビトバ選手の写真>

そんな大坂なおみ選手のグランドスラム連覇達成に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

大坂なおみ選手は昨年の全米オープンで元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ選手を下し、アジア初のグランドスラム優勝の偉業を達成したものの、試合中のセリーナ選手が審判に暴言を吐くなどして警告を取られ、観客からは大ブーイングが巻き起こり、それは試合終了後の表彰式まで続きました。

そうした状況で大坂なおみ選手は優勝したにも関わらず、「みんな彼女(セリーナ・ウィリアムズ選手)を応援していたのを知っている。こんな終わり方ですみません。ただ試合を見てくれてありがとうございます。本当にありがとう。」などとコメントするなどし、後味の悪い試合になったことで世界的に物議を醸すことになりました。

今大会の決勝前には、大坂なおみ選手が所属契約を結んでいる『日清食品』が制作のPRアニメで、なおみ選手の肌が実際よりも白く描かれていることで物議を醸し、日清側が謝罪するといった騒動もありました。

これまでに様々な騒動もありましたが、グランドスラム連覇も達成し、世界トップの実力を持っていることが改めて証明されました。

これからさらに大きなプレッシャーを感じることになるかと思いますが、今後さらに活躍する姿を見せてほしいところで、2020年の東京五輪での金メダル獲得に期待したいですね。

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