三浦知良がアトレチコ鈴鹿クラブ退団、現役続行し福島ユナイテッドFC所属に賛否。衰え著しく試合出場数は激減し…

今年の『第76回NHK紅白歌合戦』でゲスト審査員を務める、元サッカー日本代表の“キングカズ”こと三浦知良選手(58)が、5年ぶりにJリーグ復帰することが正式発表され反響を呼んでいます。

三浦知良選手は2005年からJ1『横浜FC』に所属し、昨年7月からJリーグ加盟を目指すJFL『アトレチコ鈴鹿クラブ（旧・鈴鹿ポイントゲッターズ）』にローン移籍（期限付き移籍）し、今シーズンの成績は7試合出場で0得点の結果でした。

それでもクラブは残留を要請していましたが、今年をもって契約満了となりました。

なお、三浦知良選手は11月末に『VONDS市原』とのJFL・地域リーグ入れ替え戦に延長後半6分から出場しましたが、得点に繋がるチャンスを作れずに敗戦し、アトレチコ鈴鹿クラブは地域リーグへの降格が決まっています。

アトレチコ鈴鹿クラブからの退団について三浦知良選手は、「鈴鹿で過ごした2シーズン半は個人としても、チームとしても決して満足する結果を出す事ができなく非常に悔しいです。（中略）どのような場所でも、どんな時でも、ピッチに立てば私はサッカー選手です。皆様からいただいた熱い応援と期待に応えられるよう、これからも自分らしく、走り続けたいと思います。」とコメントしています。

そして、来シーズンはJ3『福島ユナイテッドFC』でプレーすることが発表され、移籍期間は来年6月末までとなっています。

三浦知良選手は福島ユナイテッドFCを通じてコメントを発表し、「福島ユナイテッドFCに所属する選手、スタッフ、ファン、サポーター、パートナー企業、地域のみなさまに対し、チームに貢献できるよう全力でプレーすることをお約束いたします。サッカーに対する情熱は、年齢を重ねても変わることはありません。福島でプレーする機会をいただけたことに深く感謝すると共に、福島ユナイテッドFCの一員として熱く戦います。みんなで新たな歴史を一緒に築いていきましょう！」としています。

三浦知良選手がJリーグでプレーするのは2021年以来5年ぶりで、J3のクラブに所属するのは初となっています。

この移籍発表を受けてネット上では、

• ここに来てJのプロカテゴリーに戻ってきて草
• 還暦カズダンスが現実的になったな
• 鈴鹿は降格したのに自分は昇格かよ
• すげーな。この年でJ3いけるのか。いつか引退した後にこの経験持ってるのは指導者としての活躍が楽しみだわ。
• ユナイテッドは農作業を地域貢献としてやってるけど、それにも参加するのか？
• あのKINGカズが、こんなパンダみたいな格好悪いオジサンになるとは思わなかった
• エジプト3部の74歳がプロサッカー選手最年長記録やったからまだやめられない
• この年でリーガーは凄いわ、さすがに　もちろん実力としてはJ3でもきついかもしれんが、選手として獲得する価値があるってことだからな　59歳ですごいよ
• だんだん日本サッカーの闇に見えてきた　悲しいから引退してくれ
• 主力時期はとうの昔に過ぎ去って、客寄せパンダの時期も過ぎて、もう単なる地方のマスコットゆるキャラくらいになっちゃってんのに、本人それでいいの？
• 実質的なロールモデルコーチってとこじゃねえの　直接指導というより背中で教えるタイプのコーチ

などの声が上がっています。

三浦知良選手も来年2月で59歳、再来年には還暦を迎えますが、現在も現役を続けていることに対して称賛の声が上がる一方で、体力などの衰えが著しくケガも増え、チームの勝利に貢献するようなプレーができていないことによって、Jリーグ復帰に対して冷ややかな声も少なくありません。

横浜FCに移籍後の成績を見てみると、2011年まではリーグ戦に30試合出場し、得点も決めていましたが、2022年シーズンを最後に得点を決めておらず、リーグ戦の出場試合数も1ケタとなっています。

そのため、福島ユナイテッドFCへのローン移籍に関してもチームの戦力補強ではなく、観客集めを目的とした“客寄せパンダ”と揶揄されていますが、現在も多くの観客を集められるだけの需要があること自体がすごいことだとは思います。

アトレチコ鈴鹿クラブよりも実力がある福島ユナイテッドFCへ移籍し、試合出場数はさらに下がることが予想されますが、新天地でも全力でプレーし、少しでもチームに貢献する姿を見せてほしいです。