サッカー日本代表の監督を務めていたメキシコ出身のハビエル・アギーレ監督(56)が、日本代表の監督を解任されたことが明らかとなりました。
これは、日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が3日に記者会見を開き発表したもので、会長自らアギーレ監督に契約解除の旨を伝え、監督もこれにはやむを得ないと同意したそうです。
解任の理由は、アギーレ監督がスペインの1部リーグ「レアル・サラゴサ」の監督を務めていた2011年5月に八百長試合に関わった疑惑が浮上し、告発状がバレンシア裁判所に受理されたことを確認、そして、2月下旬から本格的な捜査が始まるとみられ、今の所八百長に関与した事実は確認されていないものの、今後アギーレ監督も取り調べを受ける必要性があり、ワールドカップへの出場が目標である日本代表の活動に多大な影響を及ぼすため、このような判断が下されたようです。
これにネットでは、
- 監督としてはよかったような気もしたが。しょうがないですね。それに伴い協会の責任者も契約解除でお願いします。
- 監督だけの問題か?ほかに責任を取るべき人は?あと、ワールドカップ、アジアカップの総括をしっかりすること。今後どうするのか、方針をちゃんと示すこと。
- もったいない気がするけど、判断としては間違ってはいないな…残念だなぁ…日本のサッカーが強くなる気がしないわ…
- アジア次第だったけどいいきっかけになってくれた。 どちらにしてもグレーの人と長くはできないからな
- 解任は仕方ないとして、今契約出来る監督に優秀な人材が残ってるのかが不安。
などのコメントがありました。
アギーレ監督は、メキシコ代表などの監督を務めていた時代の成績から期待をされていたものの、昨年8月に代表監督に就任してからわずか半年で、このようなかたちで解任となってしまい大変残念なのですが、八百長試合に関わっていた疑惑が浮上し、告発されてしまった以上しょうがないことですね。
そして、これからまた新たな代表監督を迎えるわけですが、大仁会長は3月27日に行われるチュニジア代表との親善試合には間に合わせたいと述べていたものの、試合まで残り2ヶ月を切っており、焦って代表の監督を決定しても良いことはありませんので、しっかりと協議をした上で次期監督を決定してほしいと思います。