3日放送の『VS魂2022 超豪華新春3時間スペシャル』(フジテレビ系)に嵐・二宮和也さんがゲストで登場し、番組MCを務める相葉雅紀さんとの共演に嵐ファンから歓喜の声が上がる中で、『VS魂』に嵐のメンバーが続々とゲスト出演し、相葉さんとの共演が実現している裏事情を週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が伝えています。
『VS魂』は、2008年4月~2020年12月まで放送された『VS嵐』の後番組として昨年1月から放送がスタートし、番組には相葉雅紀さんの他に、風間俊介さん、Sexy Zone・佐藤勝利さん、ジャニーズWEST・藤井流星さん、King & Prince・岸優太さん、ジャニーズJr.のユニット『美 少年』の浮所飛貴さんが出演しています。
<↓の画像は、『VS魂』レギュラーメンバーの写真>
昨年12月には松本潤さんがゲストで初登場し、正月特番では二宮和也さんとの共演が実現となったのですが、嵐のメンバーが次々にゲスト出演している裏側についてフジテレビ関係者は、「視聴率の低下を食い止めるためですよ。『VS嵐』は10%を超える回が多かったのですが、『VS魂』は、開始当初から5~6%と苦戦していました。昨年7月15日の放送回からレギュラーメンバーがゲストと野外でスポーツや料理をする企画にリニューアルするなどの対策を講じました。ただ、『VS嵐』の5人がスタジオでワイワイする空気感が好きだったファンからは反発する声が多く、数字は思うように回復しなかったんです」
と明かしています。
また、「嵐の活動休止以降、業界内では『メンバーが共演する際は2人まで』という暗黙の了解があるんです。それ以上になると、大野智さんの不在が目立ってしまいますからね。制作サイドとしても、できれば3人以上出てほしいですが、この“ルール”を守っている」
と明かし、それによってゲストに登場する際には1人ずつになっているとしています。
<↓の画像は、3日放送の『VS魂』で共演した相葉雅紀さん、二宮和也さんの写真>
そして、『VS魂』に嵐のメンバーが出演した際の視聴率については、「松本さんが出演した回の平均視聴率は6.3%でした。やっぱりファンが見たいのは“5人の嵐”なのかもしれません。メンバー同士が醸し出すほのぼのした空気感が彼らの最大の魅力ですからね」
と芸能プロダクション関係者は語っています。
<↓の画像は、昨年12月放送『VS魂』で共演した松本潤さん、相葉雅紀さんの写真>
このように『週刊女性PRIME』は、『VS魂』に嵐のメンバーが出演する理由は視聴率アップのためとし、現時点では大きな数字のアップはみられないとしているのですが、この報道に対してネット上では、
- 松潤と二宮が出演してる理由は番宣だからでしょ。99.9とカッペリーニ?の番宣で出てるだけじゃん。じゃあなんで櫻井翔は出てないの??
- 共演がなかったらなかったで、仲が悪くなっただの、活動再開はないだのって言うくせに
- 嵐ファンはジャニーズファンには珍しく、ジャニーズの中では嵐だけが好き!と言う人が多い中、VS魂のメンバー構成は嵐ファンにはきつい。
- 無理矢理存続させた感じの番組だったし、ネタ尽きて面白さなくなってる。視聴率稼ぎに駆り出されるニノと松潤も可哀想
- コア視聴率はどうなんでしょうね。若者向けの番組なんだから、そんなにとびぬけた視聴率はそもそも狙えないでしょう。
若手が出てるし、企画次第で今後伸びる可能性は高いのでは。はっきり言って、ゲームがそれほどおもしろくない。 - 番組離れなんて初めから分かってた事。嵐が好きでも、自分の担当が出てない時点で見ない人多いよ。
- 確かにスタジオで豪華ゲストと戦うのが面白い印象の番組。まとまりのある嵐から色んなグループが来た魂。そりゃ上手くいかないことだって多い。
でも最近まとまりも見えてきた。本領発揮はここからではないかと思う。
嵐の出演ももちろんいいが、今年はより一層魂メンバーの活躍、チームワーク力を楽しみにしてます。 - VS魂が好き、魂チームの6人が好き、そういう人も沢山いますけどね。誰がゲストとか関係なく、VS魂が好きだから見てます
1年前よりチームワークもすごく出来てるし、6人のトークが面白い。今年のVS魂も楽しみです
などの声が上がっています。
嵐メンバーの番組出演はあくまでも出演作品の宣伝のためですが、番組制作サイドとしては当然視聴率アップにも期待しているでしょうね。
『VS魂』はスタート当初から視聴率獲得に苦戦しており、昨年1月3日放送の初回3時間スペシャルには、木村拓哉さんなど豪華ゲストが登場し話題になったものの、番組の平均世帯視聴率は9.0%、個人視聴率は6.0%と、2ケタに乗りませんでした。
その後も数字は伸び悩み、3回目の放送で平均世帯視聴率が6%台、番組リニューアル後の7月29日には世帯視聴率4.8%、個人視聴率2.7%まで落ち込んでおり、早期打ち切り終了が囁かれるほどとなっています。
ニュースサイト『日刊大衆』によれば、その後も『VS魂』の平均世帯視聴率は5%台で推移していたといい、11月18日の平均世帯視聴率は5.2%、コア層(13~49歳の男女)の視聴率は3.1%で、数字低迷が原因なのかは不明ながら、『VS魂』の枠では最近特番等の放送が増え、『VS魂』の放送が減少していたとしています。
『VS魂』がレギュラー放送されている木曜19時台では、ダウンタウン・浜田雅功さんが司会の『プレバト!!』(TBS系)がトップの世帯視聴率を記録し、一方でコア視聴率は2%台と低いものの、『VS魂』は11月4日の放送回が世帯視聴率5.2%、コア視聴率2.6%、同日の『プレバト!!』もコア視聴率が2.6%で並んでいたとのことです。
このように数字低迷が続く中で、昨年12月16日には松本潤さんが番組に初登場し、嵐ファンらの間では大きな反響を呼んでいたものの、平均世帯視聴率は6.3%と大幅な上昇とはならなかったそうで、この数字から番組の再リニューアルが必要とみられますが、放送開始から2年目に突入して今後どのようなテコ入れが行われるのか注目したいですね。