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百田尚樹が原作『海賊とよばれた男』映画化も『永遠の0』超えならず!レビューサイトで酷評、厳しい感想が多い理由とは

V6岡田准一の主演映画『海賊とよばれた男』興行収入が大コケ?『永遠の0』の半分以下の結果に…脚本や演出に厳しい声が

高い演技力から俳優として活躍しているV6・岡田准一さん(36)が主演の映画『海賊とよばれた男』(山崎貴監督)が10日より公開がスタートしたものの、期待を大きく裏切る結果になっているようです。

この作品は、第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品『永遠の0』(2013年12月公開)の原作者で、放送作家・小説家の百田尚樹さんの歴史経済小説が原作となっており、岡田さんは『永遠の0』でも主演を務め、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞などを受賞。

『永遠の0』は、最終興行収入が87.6億円を記録するほどの大ヒットとなり、岡田さんが再び百田さん原作、山崎監督の『海賊とよばれた男』で主演を務め、『永遠の0』の制作チームが再集結し制作した作品ということから大きな期待が寄せられていました。

しかし、10~11日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)を見てみると、初登場1位を獲得したのはアニメ映画『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』で、興行収入は4億3,961万2,800円、動員数は39万416人。

2位にランクインしたのは、公開3週目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、興行収入5億6,600万円、動員数は38万人、累計興行収入は公開から19日間で41億円を突破。

3位には、全国316スクリーンで公開の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』が初登場でランクインし、興行収入2億7,600万円、動員数は22万8,000人。

前作の『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は、最終興行収入が約8億円強を記録していたのですが、それを超える好スタートで、今作は最終興行収入10億円以上が見込まれています。

それに次いで4位にランクインしたのが、全国426スクリーンで公開の『海賊とよばれた男』で、興行収入は2億8,600万円、動員数は22万4,000人という結果でした。

<岡田准一さん主演の映画『海賊とよばれた男』>

ちなみに、『永遠の0』は430スクリーンで2013年12月21日より公開され、初週2日間の動員数は約43万人、興行収入は5億4,230万円で初登場1位を獲得しており、『海賊とよばれた男』と比較すると公開2日間の成績は52%で約半分。

公開後に配給の東宝は「興収50億円を狙えるスタート」と発表したものの、50億円には届かないだろうという見方が強く、当面の目標はその半分の25億円だと言われています。

そして、映画情報・レビュー総合サイト『Yahoo!映画』でこの作品の評価を見てみると、ユーザーからの平均評価は5点満点中【3.65点】(15日18時時点)と、良くも悪くもないそこそこの点数となっており、実際に映画を鑑賞したユーザーのレビューを見てみると、

といった厳しいコメントが寄せられており、その他にも「2部構成にするべきだった」、「原作ファンにとっては物足りない」、「岡田くんの演技はさすがだっただけに、脚本が惜しい」、「公開から2日目の鑑賞でしたが、え?大丈夫なの??と心配するくらいに、お客が疎らでした。」といった指摘もありました。

低評価している方の多くが脚本や演出に対して不満を漏らしており、出演者の演技に対する批判は少ない様子なのですが、この作品は、石油類の精製・販売を行っている大手企業『出光興産』の創業者・出光佐三氏をモデルとした主人公の一生、出光興産をモデルとした田岡商店が大企業に成長するまでの過程を描いており、2012年7月に発売された上下巻は今年12月までに累計420万部を突破するベストセラーとなっています。

原作がかなりボリュームのある大作だけに、原作を読んだかたらは物足りない内容だという声が上がり、一方の原作を読んでいない方からも無理やり話をまとめた感じ、内容が中途半端だという声が上がっているのですが、これから年末年始にかけてどこまで数字を伸ばせるのかに注目したいですね。

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