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宮藤官九郎の新作映画『TOO YOUNG TO DIE!』がバス事故の影響で公開延期決定! ネットでは賛否両論

TOKIO長瀬智也の主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開延期! 軽井沢スキーバス転落事故想起で配慮

TOKIOの長瀬智也さん(37)が主演の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』が、公開延期となることが発表されました。

2月6日に公開を予定していたものの、1月15日に長野県軽井沢町で発生したスキーバス転落事故を思い起こさせるバス事故のシーンがあるといい、本作の製作委員会幹事のアスミック・エースと東宝が連名で「本作品のシーンの一部ではありますが、先般のスキーバス転落事故を想起させる可能性がございますので、このような判断をさせていただきました」と説明。

また「具体的にクレームがきているわけではないが、昨日(19日)、製作委員会の緊急会議を開き、判断した。昨日から今日にかけてキャストや劇場に連絡している」としています。

これによって予定されていた試写会やイベントも中止となり、新たな公開日も未定とのことです。

『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、宮藤官九郎さんが監督・脚本を担当し、コメディータッチで地獄を描いており、神木隆之介さんが演じる平凡な男子高校生・大助が、修学旅行中にバス事故に巻き込まれて死亡してしまい、地獄に落ちてしまうところからストーリーが展開。

主演の長瀬さんは、地獄専属ロックバンド『地獄図(ヘルズ)』のボーカル&ギターで、地獄農業高校の軽音楽部顧問をつとめる赤鬼・キラーKを演じ、現世によみがえる方法があることを知った大助は、森川葵さん演じる大好きなクラスメイト・ひろ美とキスするために、キラーKの厳しい指導のもと地獄めぐりを開始するという内容となっています。

冒頭にバス事故のシーンが描かれているものの、決してシリアスな内容ではなく、宮藤さんらしい奇想天外なコメディタッチの作品となっているためネット上では、

などの公開延期に対して批判的な声が多く上がっているのですが、一方では「これは内容よりも、タイトルの方がまずかったな」、「別に気にする事ないのにって思うけど、こういうのにうるさい連中もいるからしょうがないかも」と理解を示す声や、「逆に宣伝効果はあるな。事故が無ければファン以外は全く知らない映画だったし」と、公開延期をプラスに捉える声も上がっています。

これは過剰すぎるのではないかと思いますが、先日のバス転落事故では15人が死亡し、バス運行会社のずさんな管理などが明らかとなり波紋を呼んでおり、公開後に不謹慎だというクレームが寄せられる可能性があることから、これは適切な判断だったのかもしれませんね。

このようなトラブルに巻き込まれてしまいましたが、長瀬さんが宮藤さんの映画に出演するのは2005年公開の『真夜中の弥次さん喜多さん』以来11年ぶりとなっており、かなり面白そうな作品なので公開が楽しみなところです。

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