TOKIOの長瀬智也さん(36)が、来年1月13日よりフジテレビ系の『水10』枠(毎週水曜日22時)でスタートするドラマ『フラジャイル』で主演を務める事が19日に発表されました。
『フラジャイル』は、月刊漫画雑誌『月刊アフタヌーン』で連載中の『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』(画:恵三朗さん/原作:草水敏さん)を原作としているドラマで、長瀬さんは「強烈な変人だが、極めて優秀」と評されている偏屈でイケメンな病理医・岸京一郎(きし・けいいちろう)を演じます。
長瀬さんが連続ドラマに出演するのは2013年10月期放送の『クロコーチ』以来、約2年ぶりの事で注目を集めているのですが、同ドラマが放送される『水10』枠はここ最近視聴率が取れておらず、同時間帯には日本テレビ系でもドラマが放送されており惨敗しています。
7月期に日本テレビ系で放送された杏さんが主演の『花咲舞が黙ってない』は、全11話の期間平均視聴率が14.5%を記録しましたが、フジテレビ系で放送された堤真一さんが主演の『リスクの神様』は、視聴者からまずまずの評価を得ていたものの数字が伸びず、全10話の期間平均視聴率は5.1%と惨敗。
同枠のドラマ対決はフジテレビが7連敗中で、2013年10月期に放送された堺雅人さんが主演の『リーガルハイ』が好視聴率を記録し、竹内結子さんが主演の『ダンダリン 労働基準監督官』に10%以上の大差をつけて勝利したのが最後となっています。
また、今期は日本テレビ系で天海祐希さんが主演の『偽装の夫婦』が放送され、初回平均視聴率が14.7%を記録したのに対し、フジテレビ系で放送の西島秀俊さんが主演の『無痛~診える眼~』は11.6%となっており、さらに第2話は7.1%、第3話は8.4%と早くも1ケタ台で推移。
ちなみに、『偽装の夫婦』は第2話が10.3%、第3話は11.3%と2ケタをキープしており、連敗記録を更新する可能性は高いとみられます。
そして、来年1月期に『フラジャイル』と同時間帯に日本テレビでは、堀北真希さんが主演の『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』を放送することが明らかとなっており、同ドラマは昨年10月にスペシャルドラマとして放送され、平均視聴率は11.3%を記録しました。
堀北さんは今年8月に俳優の山本耕史さんと電撃結婚し、結婚後初のドラマ出演ということから大きな注目を集めていますが、さらに堀北さんがこのドラマを最後に芸能界を引退する可能性が浮上していることから、フジテレビにとっては厄介な問題になっているといいます。
ニュースサイト『ビジネスジャーナル』は報じている記事によると、『ヒガンバナ』への出演は結婚前に内定していたことから受けることになったものの、所属事務所のスウィートパワーは堀北さんの意向もあり、新規の仕事は入れられない状況にあるそうで、すでに年内をもって約10年続いたファンクラブの活動終了が発表され、引退準備が着々と進んでいるという噂があり、事務所との契約を更新せずにこのドラマを最後に寿引退となる可能性があるとのこと。
こうしたことから『ヒガンバナ』に注目が集まり、『フラジャイル』が惨敗してしまう可能性もあるようです。
堀北さんが芸能界を引退するのか、現時点では真偽のほどは分からないものの、ファンクラブの活動終了と山本さんとの結婚が発表され、芸能界引退説が様々なメディアによって報じられており、子供が好きな堀北さんは早く子供がほしいと思っているという話もあることから、芸能界を引退をするか、しばらく仕事をセーブすることになるかもしれないですね。
そして、これがもしドラマの放送開始前に発表されれば、『ヒガンバナ』が好視聴率を記録し、『フラジャイル』が惨敗となる可能性が出てきますが、堀北さんが主演で今年1月期に放送された『まっしろ』(TBS系)は、全10話の期間平均視聴率が5.7%と大コケしています。
これは脚本や演出にも問題があったのですが、堀北さんの演技も酷評されており、昨年スペシャルドラマとして放送された『ヒガンバナ』も決して視聴者からの評価も高くなかったことから、引退前最後のドラマ出演となったとしても、内容が微妙であれば好視聴率は獲得出来ないのではないかと思いますね。
放送がスタートする前から両ドラマの勝負に注目されていますが、果たしてどのような結果となるでしょうか。