TOKIO解散の裏側。週刊文春が国分太一の松岡昌宏イジメ、男子ごはんスタッフにパワハラ問題報道も関係?

国分太一さん（こくぶん・たいち 50歳）に複数のコンプライアンス違反が発覚したことが原因で、25日をもって『TOKIO』が解散となり、リーダー・城島茂さんが社長を務める個人事務所『株式会社TOKIO』も設立から4年で廃業することが明らかになりました。

グループとエージェント契約を結んでいる『STARTO ENTERTAINMENT』はTBSの取材に対して、グループ解散を受けて「会見の予定はない」とし、株式会社TOKIOの今後については、「取引先との契約上の整理や手当などを済ませたうえで、廃業することになる」と事務所閉鎖を明らかにしました。

これによってTOKIOの名前は消滅する形となりますが、日本テレビはTOKIO唯一のレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』について、グループ解散後も放送を継続するとし、「日本テレビとしては引き続き、お2人に出演をお願いしていきます」とコメントしています。

『日刊スポーツ』が関係者に取材したところ、TOKIO解散は城島茂さんと松岡昌宏さんが24日に話し合い決定し、国分太一さんにも連絡したところ解散を承知したそうです。

株式会社TOKIOは事務所設立の2021年4月から、鉄腕DASHの企画「DASH村」などで縁が深い福島県と連携し、福島県庁の企画調整課に「TOKIO課」が設置され、福島とタッグを組んでこれまでに様々な活動を展開しており、2011年から福島県のPRCMにも出演していました。

2023年にジャニー喜多川さんの性加害問題が大きな波紋を広げ、TOKIOの城島茂さんをアンバサダーに起用していた農林水産省なども手を引く中で、福島県はTOKIOとの関係継続を宣言し、CMへの起用を継続していました。

しかし、グループ解散と共に事務所は廃業となり、これについて福島県庁はスポーツ紙の取材に対して、「解散は衝撃的でした。残念です」「事前に連絡がなかった。株式会社TOKIOのホームページで見た情報しかない」「（TOKIO課の今後は）現段階でお答えできる状態にない。今後、検討していく」と回答し、あまりにも突然の発表に困惑を隠せない様子です。

TOKIOの関係者によれば、これから関係各所との契約の整理、調整などを行っていくそうです。

そして、グループ解散とともに事務所も今後廃業となり、TOKIOが完全消滅となることに対してネット上では、

• 会見しないのは何故？山口元メンバーより酷い事してんの？？
• 福島に相談も通知もなしで解散したの？ 一般社会ではあり得ないよな。
• 株式会社TOKIOとして、どれほどの仕事を受けていたのか？ フマキラー等のCMも当然降板になると思うし、「負の債務」はどう処分していくのか？
• 福島県の復興なんて所詮ビジネスだったんだろうね…酷すぎます…
• DASH課とかで引き継いでくれないかな。昭雄さんをはじめ福島とのつながり、これまでの歴史。何があったかわからんけど、この縁を絶やさないでほしい。
• TOKIOのこれまでの貢献はもちろん称賛に値するんだけども。民間やタレントと行政がズブズブだとこういうリスクがあるんだよなあ。
  安易なコラボみたいなのはこれから考え直した方がいいかもしれない。

などの声が上がっています。

国分太一さんのコンプライアンス違反行為は20日に日本テレビが公表し、鉄腕DASHからの降板を発表、続いて株式会社TOKIOが公式サイトで国分さんの無期限芸能活動休止を発表したものの、国分さんを解雇する可能性は無いとキッパリ否定していました。

そのため、あまりにも突然のグループ解散、さらに事務所廃業は大きな衝撃を与えているのですが、25日には週刊誌『週刊文春』が新たに、国分太一さんのパワハラやセクハラ、松岡昌宏さんに対するイジメ行為などを報じており、これらの報道も解散と関係しているのかもしれません。

これまでに複数のメディアは、国分太一さんが鉄腕DASHのスタッフにワイセツな動画・写真を送りつけたり、送るよう要求しているとの話を伝え、加えて高圧的な態度で叱責したり、暴力的な行為もあったとの情報も流れています。

それに加えて週刊文春は、『男子ごはん』（テレビ東京）で毎年夏に行うキャンプスペシャルの収録時に、若手の番組スタッフに対して服を脱ぐよう煽り、その場の空気を呼んでスタッフが全裸になって川で泳がされることがあったとしています。

こうした行為が原因なのかは不明ながら、『男子ごはん』のスタッフは入れ替わりが激しいとの情報も伝えているのですが、テレビ東京サイドは国分太一さんによるパワハラを否定しています。

この他にも、国分太一さんが2018年にTOKIOを脱退した山口達也さんと共に、松岡昌宏さんに対してイジメ行為をしていたとスタッフが証言しており、「山口（達也）さんと国分さんで、松岡さんを『いかにバカにするか』という意地悪をしていた。スタジオでわざと松岡さんに恥をかかせるのです。それはもう陰湿でした。よく仲間にこんなことができるなと。スタッフ間では国分さんはとにかく面倒くさいから気をつけろ、という認識です」と語っています。

なお、松岡昌宏さんに対するイジメについて、週刊文春は山口達也さんに直撃取材をしたところ、「テレビだから『今日はこの立ち回りね』って。みんなプロですから。今も松岡君には愛情持ってるよ」「（国分さんのハラスメントに心当たりは？）心当たりないっていうか、うーん。ハラスメントっていうのは多分、受け手側のことだと思うんで。まあ、『パワハラ体質』だったら私の方がよっぽどパワハラ体質だと思いますよ。厳しいですから。私だったら、プロとして、できない人が居たら強く言いますよ。たとえば準備が違うとか、ロケで、タレント側がやりたいことを捻じ曲げて『こうしてください』ってなったら私は強く反論はしますけどね。それを、向こうが『パワーハラスメントだ』って言ったら、もうそれはしょうがないことですよ。太一君のことは分からないが、多分見ていて、みなさんそう感じてくださっていると思うんですが、彼は一番プロですよ」と回答したそうです。

結局のところ、現在も国分太一さんのパワハラ・セクハラ行為に関しては、どこまで事実なのかは定かではないのですが、コンプライアンス違反とは一体何をしたのかは一切明らかにすることなく雲隠れし、そしてTOKIOも解散、事務所は閉鎖となったことによって、世間に公表できないほど大きな問題を抱えているのではとの憶測が飛び交い続けています。

そして、関係各所も対応に動き、TBSは『世界くらべてみたら』から国分太一さんを降板させ、ラジオ番組『国分太一 Radio Box』（JFN系）は打ち切り終了が発表されました。

国分太一さんがMCを務める『TOKIOテラス』（MBS毎日放送）は打ち切りではなく、「当面の間、放送を休止」という対応を取っているのですが、ここまで大きな騒動に発展してシレッと活動を再開することも難しく、山口達也さんや中居正広さんのように、このまま芸能界引退となりそうですが果たしてどうなるでしょうか。