嵐・相葉雅紀さん等が出演のバラエティ番組『VS魂グラデーション』（フジテレビ系 木曜19時）が、9月をもって終了することが18日に各スポーツ紙によって報じられました。
各紙は番組終了の理由の1つとして、「岸さんがジャニーズを離れる時期が10月の番組改編期と重なることもあり、一つの区切りのタイミングとなった」と、元King & Prince・岸優太さんがジャニーズ事務所を退所することを要因として挙げています。
＜↓の画像は、9月終了の『VS魂グラデーション』出演者の写真＞
しかし、番組スタート当初から低視聴率を連発しており、いま重要視されているコア層（13～49歳）の視聴率も大コケでかねてから打ち切りが囁かれていて、放送回数も激減して月イチ放送になることもあったため、終了の大きな原因は視聴率とみられます。
そして、まだ後番組に関する詳しい情報は出てきていないものの、10月以降も相葉雅紀さんをメインに据えたバラエティ番組が放送予定と囁かれています。
ニュースサイト『ピンズバNEWS』によれば、後番組は「学校モノ」になるという噂で、かつてV6がレギュラー出演していた『学校へ行こう！』（TBS系）など、一般の学生を相手にした番組になる可能性があるとしています。
フジテレビの番組では現在、霜降り明星、ハナコ、チョコレートプラネットが出演の『新しいカギ』（フジテレビ系）が素人参加型の対決企画が反響を呼んでおり、これを受けて学校モノの番組がスタートする可能性があるとのことです。
この他にフジテレビは秋の改編で、昨年10月に放送10周年を迎えたバラエティ番組『TOKIOカケル』（フジテレビ系 水曜23時）の枠移動を行い、番組の移動先は「土曜昼」としています。
＜↓の画像は、土曜昼に移動と噂の『TOKIOカケル』出演者の写真＞
このタイミングで枠移動となる理由について制作会社関係者は、「番組のコア視聴率は1％中盤から後半。深夜ですからそれほど数字が問われる枠ではありませんが、良い数字とは言えないでしょう。そういった理由もあり、より数字をどうこう言われることない土曜昼に移動するのかもしれません」
と語っています。
フジテレビの土曜朝は、8時半～9時台に『土曜はナニする！？』、10時台に30分番組の『サスティな！〜こんなとこにもSDGs〜』と『いただきハイジャンプ』が放送され、11時台に『KinKi Kidsのブンブブーン』、正午からは90分番組『有吉くんの正直さんぽ』か『タカトシ温水の路線バス！』が放送中です。
10月以降はどういった番組編成になるのかは不明で、『TOKIOカケル』を正午に移動してジャニーズの番組が3本続く形にし、『有吉くんの正直さんぽ』等は30分繰り下げとなるのか、もしくはいずれかの番組が終了ということになるのか…気になるところですね。
『TOKIOカケル』は10年以上放送されているものの、スタート当初から決していい数字は取れておらず、2014年時点で平均世帯視聴率が5～6％台で、その後も同じぐらいの数字で推移を続け、長瀬智也さんが卒業した2021年3月放送回は世帯視聴率が7.7％、個人視聴率は4.0％でした。
普段は世帯視聴率が3～4％ほどで推移し、同時間帯1位は『news zero』（日本テレビ系）で世帯視聴率が7～8％台、続いて『TOKIOカケル』と『かまいガチ』（テレビ朝日系）が2、3位争いを繰り広げ、4位が『あちこちオードリー』（テレビ東京系）となっています。
『TOKIOカケル』は山口達也さん、長瀬智也さんの脱退によってパワーダウンし数字が低迷しており、それにも関わらず放送が続いている理由は、フジテレビとジャニーズ事務所の関係が背景にあるとも言われていました。
フジテレビのジャニーズ忖度で番組が継続しているというのはあくまでも噂ですが、あまりいい数字が取れていないにも関わらず、土曜昼に移動させるというのは疑問です。
過去にフジテレビで放送のレギュラー番組『メントレG』や『5LDK』も平日23時台の放送で、ここにきての大きな枠移動によって視聴者離れが懸念されますが、放送時間変更と共に番組内容にもどういった変化があるのかに注目したいですね。