2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、オリンピック旗とパラリンピック旗が、東京都内をはじめ全国各地でお披露目する『東京2020 オリンピック・パラリンピックフラッグツアー』のスペシャルアンバサダーを『TOKIO』が務めることが決定し、21日に東京都庁都民広場で行われたフラッグ掲揚式にメンバー5人が出席しました。
TOKIOがスペシャルアンバサダーに抜擢された理由は、幅広い世代から支持されていることに加え、グループ名の「TOKIO」が「東京」と通じることからだそうで、リーダーの城島茂さんは「素晴らしい役割を拝命し、大変光栄です。文字通り旗振り役となって、各地を回りたい」と語り、山口達也さんは「リオの熱気が、いよいよ東京に来ると思うと、今からワクワクする。(フラッグツアーで)行ける所には4年かけて行きたい」、長瀬智也さんは「僕らは平均年齢41歳のバンドです。スポーツの方は自信がないけど、盛り上げることには自信があるので、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていければと思います」と語っていました。
また、国分太一さんは、「選手の輝きだけでなく街の皆さんの盛り上がりがオリンピックの成功につながる。4年の間で一つになり、東京オリンピックを心から楽しみましょう」と呼びかけ、松岡昌宏さんは「責任重大なのは分かっていましたが、いま選手の皆さんの話を生で聞くことによって、自分も参加させてもらえてうれしいと思いました」「選手の皆さんは、綺麗事だけではない泥臭く大変な苦労をしていると思う。これからの4年間、それぞれの思いで悔いの無い東京オリンピックをしてもらいたい」と激励していました。
<↓の画像は、イベントに出席したTOKIOのメンバー>
TOKIOがスペシャルアンバサダーを務めるフラッグツアーは、東京都内の62区市町村、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県をはじめ全国で行われる予定で、大会機運を盛り上げる企画となっています。
TOKIOのメンバーは、アスリートで構成されたアンバサダーとともに、フラッグの到着を関係して各地で開催されるセレモニーなどに出席を予定しています。
そして、このニュースに対してネット上では、
- 決してTOKIOは嫌いじゃないんだけど、完全にジャニーズが東京五輪を乗っ取る気だね・・・
- 嵐の次はTOKIO…メリー喜多川と藤島ジュリー景子が必死にオリンピックにゴリ押ししてる
- TOKIO好きなんだけど、こんな形で使われるのは微妙。老若男女に好感度が高いと思いますが、結局はジャニなんだよね…。東京五輪に後何組絡ませるんだろう?しかも元からやっていたSMAPは個々でも絡ませないんでしょ? あからさま過ぎ。
- SMAPの影がチラついて、なんだか悲しいですね…
- オリンピック・パラリンピック関連のアンバサダーやサポーターって一体幾つあるのだろうか?!そして、その全てがジャニーズで持ち回ってるような印象…。
- 嵐に続きTOKIOもか…東京五輪はジャニーズが持っていくのね。SMAP外して…結局メリーさんのしたかった事ってこういう事だったのか。オリンピックが東京に決まった時からジャニタレを起用する様にそこに照準合わせてたのかな。だけどSMAPが努める事だけは許せなかった。そういう事か…
- オリンピックにジャニーズ、タレント、アイドルは関わらないでほしい。
- 嵐とかEXILEグループとかAKBグループとかやったら叩かれるから、TOKIOにしたの?芸能人がやる必要性があるのか
など、批判的なコメントが多く寄せられています。
先日は、10月10日にNHKで約12時間にわたって放送される特別番組『東京2020 12時間スペシャル→2020』の中で、フィナーレを飾る番組『嵐スタジアム』に嵐のメンバーが出演することが明らかとなり、ネット上では物議を醸すことになりました。
特にSMAPファンが怒りをあらわにしており、SMAPは昨年11月に「日本財団パラリンピックサポートセンター」(パラサポ)の応援サポーターに就任したものの、8月に年内解散が正式決定したことにより辞退することが決定しており、その後に嵐がNHKで放送される東京五輪の関連番組に出演することが発表されたため、「パラリンピックの応援サポーターが嵐になるのでは?」などといった声が上がるなど、様々な憶測を呼ぶ事となり、ジャニーズ事務所の実権を握るメリー喜多川副社長、娘の藤島ジュリー景子副社長に対する批判が殺到。
ネット上では、「パラリンピック特番…やり方があからさますぎ」「嵐がイヤとかじゃないけど、パラリンピック番組やるのはすごい複雑。結局、SMAPを解散させたのは、パラリンピックの枠がほしいだけ?」「SMAP潰してまで嵐を起用させたかったのか」など、批判が殺到し炎上状態になっていました。
なお、SMAPが就任したのは「日本財団パラリンピックサポートセンター」の応援サポーターで、JOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)、JPC(日本パラリンピック委員会)とは別の団体であり、NHKとも関係がないことから、東京五輪関係のイベントに絡んだだけで非難するのもあれなのですが、SMAPが解散によってパラリンピックに絡まないことが決定した後に、嵐が東京五輪の関連番組に出演することが決定したほか、今回はTOKIOがフラッグツアーのスペシャルアンバサダーに就任するなどしているため、様々な憶測が飛び交うことになり、嵐やTOKIOにまで批判が寄せられる事態に発展しています。
今後さらにどのような発表があるのかは分かりませんが、国内トップクラスの人気を誇る嵐がこれからさらに絡む可能性は高いことから、引き続きジャニーズの動向には注目したいですね。
ちなみにですが、パラサポの応援サポーターについては9月時点でも後任は決定していないようで、22日に『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じている記事によると、「(SMAPの辞退後)状況は何も変わっておりません」と回答し、後任を立てるのかどうかも含めて白紙状態とのことです。