オーディション企画『timelesz project』(略称:タイプロ)を経て、今年2月に『timelesz(タイムレス)』(旧・Sexy Zone)に加入したばかりの猪俣周杜さん(いのまた・しゅうと 23歳)が、早くも冠特番が18日に放送されることが今日発表され、ネット上では複雑な心境を吐露する声も上がっていると『ピンズバNEWS』(双葉社)が伝えています。
冠番組のタイトルは『エース・周杜の“ちゃんとやれるかな?”』(日本テレビ系 18日14時)で、天然キャラで注目を集めている猪俣周杜さんと、昨年の『M-1グランプリ』で準優勝した『バッテリィズ』のエースさん(本名=角拳都 かど・けんと 30歳)が、様々なロケに挑戦する様子を「ちゃんとやれるかな?」という視点で観察する内容で、“大人版はじめてのおつかい”がコンセプトになっています。
2人は「船を作って220mの川を渡る」企画や「熱海の街ブラロケ」に挑戦し、見守り人として『オードリー』の春日俊彰さん、エースさんの相方・寺家さん(本名=寺家剛 じけ・つよし 34歳)が出演します。
<↓の画像が、冠特番で初共演のtimelesz・猪俣周杜さんとバッテリィズ・エースさん、見守り人のオードリー・春日俊彰さんの写真>
『エース・周杜の“ちゃんとやれるかな?”』が放送されるのは関東ローカルの単発特番枠「サンバリュ」なのですが、同枠での放送を経て全国放送のレギュラー番組に昇格するケースも少なくないため、それぞれのファンたちからは番組に期待の声が上がっています。
ピンズバNEWSによると、猪俣周杜さんはtimeleszに加入してからまだ3ヶ月しか経っていないものの、人気タレントに成長しつつあるといい、「ビジュアルの良さ、愛すべき天然ぶりが『タイプロ』候補生の頃から注目されていた。4月には英語が苦手な『Kis-My-Ft2』の二階堂高嗣(34)、慶應大学卒の令和ロマン・松井ケムリ(31)とともに、超基礎英語のゲームに挑戦する深夜番組『ニカゲーム』(テレビ朝日系 全4回)に単独で出演するなど、バラエティにおいて活躍をし始めている。」
としています。
そして、timeleszのファンからは猪俣周杜さんの冠特番放送決定に歓喜の声が上がる一方で、
- 3ヶ月で冠番組とかデビュー組でもなくない? あまりに過熱しすぎてる。ジュニアと比べることじゃないけど、2月にサイレント解体させられたジュニアとの格差がエグすぎて待遇が酷すぎる
- 周杜が嫌いとかではないけど、ちょっと理解できないな セクゾにはなかったのに、話題性とかで採用されてるのだとしたらほんとに納得いかない
正直、長年ジュニアやってる子たちに冠もたせて、話題になってデビューするきっかけになってほしい - KEY TO LITの井上瑞稀とか中村嶺亜に事務所が過ごさせている15年は何だったのって思ってしまう。歴どころか2人よりも年下だよ…
若い方が有利な世界なのかもしれないけど、それなら早く瑞稀も嶺亜もデビューさせろよ
などと、まだデビューしていないジュニア(旧・ジャニーズJr.)のファンたちから不満の声が噴出しているとしています。
タイプロの参加資格は「18~30歳までの芸能事務所などに所属していない男性(STARTO社所属のタレントとジュニアは応募可)」としており、ジュニア以外がいきなりデビュー組に加入することを巡って物議を醸し、そしてオーディションを経てtimeleszに加入した5人中3人はジュニア未経験ということから、timeleszファンの間でも賛否の声が上がっていました。
<↓の画像は、timeleszの新メンバー5人の写真>
(左から) 寺西拓人さん、原嘉孝さん、橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さん
ちなみに、猪俣周杜さんは2023年から『8iper(ハイパー)』というアイドルグループで昨年5月まで活動し、脱退後は父親が経営する塗装屋で経理を担当していました。
ジュニアのファンから不満や批判の声が噴出している背景には、今年に入って『HiHi Jets』『美 少年』『7 MEN 侍』が事前告知なくいきなり解体(事実上の解散)となり、3グループのメンバーをシャッフルして新たに『ACEes(エイシーズ)』、『KEY TO LIT(キテレツ)』、『B&ZAI(バンザイ)』が結成され、これはCDデビューを視野に入れたテコ入れとみられますが、元のグループでのデビューを待ち望んでいた多くのファンたちから事務所に対する批判が噴出、ネット上では炎上状態となっていました。
そうした中で、timeleszではジュニア未経験のメンバーがグループ加入後にメディア露出が激増し、加入からわずか3ヶ月で冠特番が制作されたり、雑誌の表紙やドラマの主演を務めるなどしていて、こうした格差に対してもジュニアのファンたちが複雑な思いを抱くのは仕方がないとしています。
ジュニアを長く応援しているファンたちの気持ちも理解できますが、芸能界は運やタイミングが最も重要な世界と言われており、『とんねるず』の石橋貴明さんは過去のインタビューで、「芸能界だって、実力1割、運9割だと思うんですよ。同年代のお笑いの世界にも、うまい人はいくらでもいた。でも、実際に残った人は何人かしかいない。」
と語っています。
明石家さんまさんも過去にラジオ番組で、「努力して必ず成功するという考えは今直ちに(やめるべき)」「こんだけ努力してるのに何でってなると腹が立つやろ。人は見返り求めるとろくなことない」
などと語っていました。
猪俣周杜さん等もタイプロで努力を重ねたうえでチャンスをものにした形ですが、これからしっかりと結果を残していかなければ話題性がある現在がピークとなり、今後徐々に個人での活動が減少していく可能性は当然あるでしょうし、それがグループ全体の衰退に繋がっていく可能性もあります。
一方で、まだデビューには至っていないジュニアのグループが、今後の活動で一躍注目を集めてメディア露出が激増、大ブレークすることも十分あり得ることです。
そうした中で、ファンたちが他グループに嫉妬してSNSなどで叩き続けることにより、面倒くさいファンが付いていると認識され、応援しているグループやタレントたちのイメージ悪化にも繋がる恐れもあり、愚痴や批判はほどほどに推しのグループやタレントの活躍を祈って、応援により力を入れた方がいいのではと思いますね。
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- https://pinzuba.news/articles/-/10701
- https://gendai.media/articles/70265
- https://toyokeizai.net/articles/-/757256
この事務所もファンもめんどくさい