元SMAP・木村拓哉さん(44)が主演した医療ドラマ『A LIFE～愛しき人～』（TBS系 日曜21時）の続編制作が決定しているものの、肝心のヒロインが決まらずに難航しているとニュースサイト『まいじつ』が報じています。
『A LIFE～愛しき人～』は今年1月期に放送され、SMAP解散後初の木村拓哉さん主演ドラマということから視聴率に注目が集まり、期待された平均15％以上の視聴率は獲得できなかったものの、初回14.2％、最終回の第10話で自己最高の16.0％を記録し、全10話の期間平均視聴率は14.5％でした。
＜木村拓哉さん主演ドラマ『A LIFE～愛しき人～』＞
木村拓哉さんは今作で初めて医師役に挑戦し、最終話では木村拓哉さん演じる主人公・沖田一光がアメリカへと帰るという展開になっていたほか、木村文乃さん演じる一流オペナース・柴田由紀を「俺にとって彼女以上のオペナースはいない」と高く評し、アメリカに一緒に行こうと誘うものの、「まだやり残したことあるので」と病院に残るという選択をする展開になっていました。
ドラマライターによると、柴田由紀を日本に残してアメリカへ帰ったのが続編の伏線だったといい、両想いの2人を離すことで色々な展開を生み出すことが可能で、元恋人との恋愛よりもこちらの方がクリーンで盛り上がるだろうと予測していたとのことです。
そして、すでに続編の原案も関係しつつあるそうで、松山ケンイチさん演じる心臓血管外科医の2世医師・井川颯太は、腕を磨くために他の病院へ行き、その際に以前から恋心を寄せていた柴田由紀を誘うそうです。
当初はその誘いを断るものの、まだ医師としては未熟な井川のことが心配で、渋々ながらに病院を移るという設定になっているといいます
＜↓の画像は、『A LIFE～愛しき人～』で共演した松山ケンイチさんと木村文乃さんの写真＞
その移った先の病院で、心臓外科医の部長として沖田一光を迎え入れるという展開になり、この病院で沖田と柴田が劇的な再会を果たすそうです。
しかし、芸能プロダクション関係者によると、木村文乃さんが木村拓哉さんとの共演を嫌がっているようです。
木村文乃さんは8月スタートの深夜ドラマ『伊藤くん A to E』（MBS・TBS系）で主演し、来年1月期放送の嵐・松本潤さん主演『99.9 －刑事専門弁護士－ SEASON2』（TBS系）で、榮倉奈々さんに代わってヒロインを務めます。
その他にも、映画『火花』や『羊の木』、映画版『伊藤くん A to E』の公開が控えており、その他にもCMなど多くの仕事をしています。
そうした中で、SMAPの解散騒動以降に“裏切り者”扱いされてイメージダウンしていて、以前よりも数字を持っていない木村拓哉さんの恋人役を演じるのは嫌だと拒否しているといい、「“W木村”で売り出したいのですが、文乃が出なければ、続作が成立しないのです」と関係者が語っています。
この話によると、続編の原案では、木村拓哉さん、木村文乃さん、松山ケンイチさんのレギュラー出演はどうやら確定のようなのですが、竹内結子さん、浅野忠信さん、及川光博さん、柄本明さんら、以前所属していた病院の医師たちは続編に登場するのか、舞台が変わることで大きくキャストチェンジするのかどうか気になりますね。
『HERO』のように続編でキャストの入れ替えを行い、成功した例もありますが、ヒロインが木村文乃さんだと少し画が地味になりそうな気がしますし、数字を取りに行くのであれば恋愛要素無しで、医療ドラマとして勝負をした方がいい気もします。
また、『A LIFE～愛しき人～』の続編ではなく、また新たな別の作品に挑戦した方が良いかと思うのですが、今回浮上した続編話が今後どうなっていくのか、見守っていきたいですね。