10月24日をもって旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所・独立後も、順調に活動を続けている嵐・二宮和也さん(40)が、来年7月期にTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」(日曜21時)で主演が内定し、その作品は医療ドラマ『ブラックペアン』の続編になるとの情報を週刊誌『週刊女性』が伝えています。
記事ではテレビ局関係者が、「来年7月クールのTBS系日曜劇場の枠で、主演ドラマが内定しました。2018年に放送されて、全話の平均視聴率が14.3%を記録した『ブラックペアン』の続編です」
と語り、同誌がTBSにこの件を問い合わせたものの、回答は無かったとのことです。
ブラックペアンの続編化は3年前にも『女性セブン』が伝えており、嵐の活動休止後初のドラマとして、2021年7月期の放送を目指しているとのことでした。
しかし、その計画は流れて2021年7月期には鈴木亮平さん主演の『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』が放送され、二宮和也さんが嵐の活動休止後初主演した連ドラは昨年4月期放送の『マイファミリー』(テレビ朝日系)でした。
二宮和也さんはマイファミリーで初めてテレ朝の連ドラで単独主演を務め、最終回では平均世帯視聴率が自己最高の16.4%を記録、全10話の期間平均視聴率は12.9%と好視聴率となっていました。
週刊女性によると、ブラックペアンの続編はメインキャストの1人で俳優の竹内涼真さんのスケジュールが合わず、放送が一旦白紙になってお蔵入りになりかけたそうですが、最終回で平均世帯視聴率が18.6%と高視聴率を記録した作品だけに制作サイドは続編化を諦めず、来年7月期の放送が内定したようです。
<↓の画像は、『ブラックペアン』出演の二宮和也さん等の写真>
二宮和也さんは独立前からスタートした月9ドラマ『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』(フジテレビ系)で、大沢たかおさん、中谷美紀さんとトリプル主演し、独立後もゲーム会社『ガンホー・オンライン・エンターテイメント』と再契約を結び、スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』のCMに引き続き出演しているほか、2013年スタートの初冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)でMCを務めるなど、独立後も順調に活動を続けています。
その一方で、旧ジャニーズタレントたちは前途多難だと芸能プロダクション関係者は語り、「性加害問題の影響で、来年4月クール以降のドラマでは、旧ジャニーズタレントの起用を見送るテレビ局が増えているんです。問題が収束とは程遠い現状では、スポンサーが嫌がりますからね。二宮さんの新たな主演ドラマ内定は、いち早く“逃亡”したのが功を奏したのでしょう」
としています。
二宮和也さんは旧ジャニーズ事務所を退所後に、元マラソン選手のスポーツジャーナリスト・増田明美さん(59)の夫で、知人の紹介で知り合ったという元保険会社社員のファイナンシャルプランナー・木脇祐二さん(58)のサポートを受けて、個人事務所『株式会社オフィスにの』を今月7日に開業しました。
木脇祐二さんは現在『オフィスにの』の代表取締役兼経理・総務を担当し、マネージメント体制に関しては二宮和也さんが現在構築中といい、『東京スポーツ』の取材によると二宮さんの独立は電撃的で、個人事務所設立の準備期間も短かったとのことです。
二宮和也さんがこのタイミングで独立を決意した背景について『フライデー』は、二宮さんの主演作も複数手掛けている大手配給会社『東宝』の存在もあるとしているのですが、ブラックペアンの続編化も独立と大きく関係していそうですね。
二宮和也さんに関しては、ハリウッド進出を視野に入れて独立を決断したとの噂もあり、アメリカ最大手のエージェント会社『CAA』と今年契約を結んだ俳優・西島秀俊さんに色々と今後について相談しているといいます。
二宮和也さんのハリウッド進出はかねてから週刊誌等に報じられているものの、あくまでも噂レベルの話で具体的な情報は特にないのですが、旧ジャニーズ事務所からの独立を経て、俳優として今後どういった活動を展開していくのか楽しみですね。