16日14時から生放送された音楽特番『音楽の日』(TBS系)で、平井堅さん(44)が歌唱をする際に音響トラブルが発生し、歌唱を中断するというハプニングに見舞われたのですが、その際に司会のSMAP・中居正広さん(43)と同局の安住紳一郎アナウンサー(42)が見せた対応に対し、ネット上では称賛の声が相次いでいます。
平井さんは18時51分に、新曲『魔法って言っていいかな?』を歌い始めたのですが、曲の冒頭から渋い表情をしながら周囲を気にする素振りを見せ、音のテンポなどを確認するため耳に装着しているイヤーモニター(通称:イヤモニ)を指差し、「(演奏の)カラオケが出ないです、僕」と呼び掛けました。
それでも平井さんは歌唱を続けようとしたものの、状況が改善されなかったため、約30秒ほど歌った後に平井さんが「すみません、音が出ない…ごめんなさい」と言って歌唱を中断。
突然のハプニングに一瞬会場がざわつく中、「クリック(の音)しか聴こえなくて」と苦笑いする平井さんに対して中居さんは冷静に、「いったん確認してからにしましょうか。大事な歌ですから」と提案。
さらに「大丈夫ですよ。編集でバッサリいきま…あ、生放送でしたね」と冗談を言って笑わせ、平井さんがこの日のMCで話題にしていた生放送の音楽番組『ザ・ベストテン』にかけて、「ベストテンでもこういうことあったと思いますよ」とフォロー。
平井さんによれば、イヤモニからはハープの音ぐらいしか聞こえない状況の中で歌い続けていたそうで、中居さんは「カラオケなしで歌ってたんですか? よく歌ってましたね。」と関心。
そして、安住アナは「それでは再びスタジオのほうご覧いただきましょう」とアナウンスし、次の出番だった三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEにスムーズにつなぎ、その後で平井さんが改めて歌唱し、中居さんは「テレビをご覧の皆様、そして平井堅さん、大変申し訳ございませんでした」と視聴者と平井さんに謝罪し、平井さんは「とんでもございません」と笑顔で応じていました。
突然のハプニングに対しても笑いを交えながら、うまく機転を利かせた中居さんと安住アナの2人、最後まで穏やかな表情を見せていた平井さんにも称賛の声が寄せられ、ネット上では、
- 二人の司会は安心してみれる。平井堅の対応も素晴らしかった。
- 冷静に状況を説明し、笑いもとる。プロの仕事を見た
- こういうときのフォローの凄さは本当にすごい
- 堅ちゃんと中居くん、神対応でした!!!
- この二人だからトラブルも乗り切れるんですね!感動あり、笑ありで楽しい番組でした!これからも司会者はこの二人でお願いしますm(_ _)m
- 機転が本当に効いていましたね。平井堅さんも三代目J Soul Brothersも大人の対応で良かったですよ。
- マイクトラブル時は何度か中居さんが止めたほうがいいのか、止めないで進めるのか、下にいるスタッフさんに何度もアイコンタクトしており、でもやっぱりって思った感じで判断され、止めました。近くで見ていました。中居さんの判断力と決断力のはやさに仕事ができる人だと感服しました。
- これだけじゃなく、他の出演者とのやり取りでも沢山の気遣いが見られた。もちろん歌がメインの番組だけど、安住さんとの司会も毎年見物だと思う。SMAPの出演を、ジャニーズ事務所が拒否した事だけが心残り
などのコメントが寄せられています。
中居さんの司会力の高さに対して度々絶賛する声が上がっていますが、反応が過剰すぎるのではないかと思うこともたまにありますが、これまで数多くの番組で司会を務め、他の司会者と比較しても安定感が高く、今回のようなハプニングを笑いに変えられる方は少ないことから絶賛されるのも納得です。
今年の『音楽の日』の司会者発表が遅く、もしかしたら中居さんが外されてしまうのではないかと心配する声が上がっていましたが、改めて中居さんが今年も司会で良かったと思うとともに、今後も中居さんに司会を務めてほしいと思いましたね。
そんな中居さんは、8月5日に開会するリオデジャネイロ五輪のTBSメインキャスターに決定しているのですが、こちらでも素晴らしい司会ぶりを見せてくれることに期待したいところです。