SMAP・中居正広さんが司会を務めているバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)の番組タイトルが変更されていることが明らかとなり、ネット上で話題になっています。
“金スマ”の愛称で親しまれている同番組の名前は、1983~85年にTBS系で放送されたドラマ『金曜日の妻たちへ』(通称:金妻)をもじったもので、「スマ」には中居さんが所属する「SMAP」の意味が込められているとみられているものの、TBSの公式サイトの一部と、12日放送回を紹介するテレビガイドのサイトでは番組名が『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』と変更されていることが明らかとなりました。
<↓の画像は、変更が確認された1月22日放送分の番組タイトル>
番組名の変更がネット上で注目を集め始めたのは8日頃からで、TBSが番組変更について一切アナウンスしていないことや、金スマは2001年10月からスタートし、今年で15年目を迎えるというタイミングであるため、突然の番組名変更は波紋を呼んでおり、様々な憶測が飛び交っています。
まずは、日本を揺るがす騒動に発展したSMAPの分裂・解散騒動が関係しているのではないかというもので、中居さんはジャニーズ事務所からの独立を画策していたSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんの意思に従い、計画にも積極的だったと噂されており、一連の騒動が収まったあとも事務所独立の噂は絶えないことから、「SMAPを離れる布石」なのではないか、中居さんが今後番組を降板し「仮にSMAPじゃなくなったとしても問題ないようにという措置」なのではないかといったものです。
次に噂されているのは、同番組にレギュラー出演していたベッキーさんが、人気ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さんと不倫騒動を起こしてしまったからなのではないかというもので、『金曜日の妻たちへ』は不倫を題材にし大ヒットしたドラマであるため、ネット上では「本当に不倫しちゃってんだから、シャレにならんわ」「スポンサーの意向もありそう」といった声が上がっており、不倫のイメージが強くならないように変更したのではないかと囁かれています。
しかし、これはあくまでも憶測で、番組変更の本当の理由は一体何なのか気になるところですが、ニュースサイト『J-CASTニュース』がTBSの宣伝部に問い合わせたところ、「番組制作に関わることなのでお答えできません」と答えるのみだったといい、さらに番組名の「スマ」に込められた意味についても聞いたものの、担当者は同じ回答を繰り返したとのことです。
結局真相は明らかになっておらず、謎が深まるばかりなのですが、ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事では、SMAPとベッキーさんの騒動が原因であることは間違いないとし、もともと『金スマ』はゲストの不幸話や苦労話で涙を誘う番組構成が不評で、それに加えてレギュラー出演者の2人が大きな騒動を起こし、番組の存亡そのものが揺らいでいる状況といえることから、そのイメージを刷新して再スタートさせる意味合いもあるのではないかとしています。
番組名を変更したとしても、番組の内容が変わるわけでもなく、出演者が変わらないのであれば良いのですが、『東京スポーツ』(東スポ)が番組存続の危機に立たされているという記事を1月に報じていたことなどから、今後番組の終了や中居さんの降板があるのではないかと心配になります。
同番組は今年で放送開始から15年目となるものの、安定して10%以上の数字を獲得しており、大幅な変更などはそう簡単に行われないのではないかと思われるのですが、果たしてどうなるでしょうか…。