ジャニーズ事務所のアイドルとお笑い芸人が、ガチンコ対決を繰り広げるバラエティ番組『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル“ゼウス”』(TBS系)の第3弾の放送が決定し、今秋放送されることが先日発表されました。
同番組は昨年4月に第1弾が放送され、芸人軍団が勝利という結果となり、約3時間放送された番組の第1部の平均視聴率は10.8%、第2部は12.4%を記録。
第2弾は今年2月に放送され、第2回も芸人軍団が勝利して平均視聴率は13.1%と、前回からアップして同時間帯トップとなり好視聴率を記録していました。
その結果を受けて今秋に放送が決定したゼウス第3弾の出演者はというと、ジャニーズ軍団のリーダーを務めるのは今回も嵐の櫻井翔さん。
過去に参加したのは、NEWS、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、ジャニーズWESTの4グループに所属する選抜されたメンバーで、いわゆる「ジュリー派」と呼ばれている藤島ジュリー景子副社長が管轄しているグループのみが出演していました。
<過去のゼウスの出演者>
しかし、今回の第3弾には「新たに3グループのメンバーが参戦する」「合計7グループから選抜されたメンバーが出場」とすでに発表されているため、かつて「飯島派」と呼ばれていたSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんが管轄していたKis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Zが、今回初出演するのではないかと注目を集めています。
今年1月に表面化したSMAPの分裂・解散危機騒動により、飯島さんはジャニーズ事務所を離れ、これによって飯島派という派閥は一応消滅しました。
これによってSexy Zoneが嵐の番組に出演したり、Kis-My-Ft2がHey! Say! JUMPとテレビ番組で初共演したりと、これまでになかった共演も見られるようになっており、ゼウスでもそれが実現するのではないかとファンは期待しているようです。
しかし、番組への出演を望むファンばかりではなく、この番組が放送されることに反対し、番組に出演してほしくないという声もファンからは上がっています。
その理由は今年2月の第2弾で、「ゼウスレスリング」という対決種目の時に、Hey! Say! JUMP・山田涼介さんとNON STYLE・井上裕介さんが死闘を繰り広げた結果、山田さんは軽傷を負い、その後の種目にはドクターストップがかかってしまいました。
また、Hey! Say! JUMPの知念侑李さんは、対決種目の練習中に突き指したことでテーピングを巻いた状態で本番に臨むなど、ガチンコバトルが故に負傷者を出してしまっており、そのため番組に出演することに対して素直に喜べないというファンも多い様子です。
その他にも、負けた側が最後に土下座をするという決まりがあり、これに対してファンから「土下座はちょっとね……笑って見られるような罰ゲームにしてほしい」「勝ったら『おめでとう!』でいいのに、気分悪くなるからやめてほしい」といった声も上がっています。
<土下座シーン>
ジャニーズのアイドルたちがこのような真剣勝負を行うという番組は他に無く、普段は見せないような本気の表情なども見ることが出来るため、ファンにはたまらない内容となっているのですが、前回は出演者が軽いケガを負うこともあったことからファンの間では物議を醸しました。
また、山田さんにケガを負わせたとして一部のファンが井上さんを批判し、井上さんは自身のツイッター上で「真剣勝負だから仕方ないけど、山田くんに軽くとは言え怪我をさせて、ごめんなさい。」と謝罪していました。
こうしたトラブルが今回も起こる可能性はあり、参加するグループが増えることで、より大荒れとなるのではないかと少し心配ではあるのですが、今年参加する3グループとはどのグループなのか、今年はどのような熱戦が繰り広げられるのか楽しみですね。