TOKIO・国分太一さん(42)と女優・真矢ミキさん(本名=西島美季 53歳)がMCで、2015年3月末よりスタートした情報・ワイドショー番組『ビビット』(TBS系 月~金曜午前8時)の視聴率が伸びず、打ち切り説が飛び交っているといいます。
同時間帯には、NHKでV6・井ノ原快彦さん、有働由美子アナウンサーが出演の『あさイチ』、日本テレビ系では極楽とんぼ・加藤浩次さん、ハリセンボン・近藤春菜さんらが出演の『スッキリ!!』、フジテレビ系では小倉智昭さん、菊川怜さんらが出演の『情報プレゼンター とくダネ!』、テレビ朝日系では羽鳥慎一アナウンサー、宇賀なつみアナウンサーらが出演の『羽鳥慎一モーニングショー』を放送。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、その中で『ビビット』の平均視聴率は2%台で推移し、4月に発表された2016年度(2016年4月~2017年3月)の平均視聴率によると、『羽鳥慎一モーニングショー』は平均7.4%で同時間帯民放トップ。
そこに『とくダネ!』と『スッキリ!!』が続いているという形で、民放ではこの3番組が熾烈な視聴率争いを繰り広げています。
<同時間帯民放トップの視聴率を記録している『羽鳥慎一モーニングショー』>
『ビビット』は今年3月末に、番組名が『白熱ライブ ビビット』から『ビビット』に変更されたほか、夕方放送の報道・情報番組『Nスタ』でメインキャスターを務めていた元NHKの堀尾正明アナ(62)が、「ニュース雑学おじさん(特別MC)」として出演するなどの変化があったものの、ライバル番組に大きな差を付けられている状態にあり、加えて今年1月末の放送で多摩川の河川敷で暮らすホームレス特集を放送したところ、ヤラセ問題などが浮上。
その特集では、野良犬を多当飼いしているホームレス男性のことを「人間の皮を被った化け物”ボームレス 犬男爵」と表現していたほか、多摩川河川敷のことを「多摩川リバーサイドヒルズ」、そこで暮らすホームレスのことを「多摩川リバーサイドヒルズ族」と揶揄し、さらには番組側がホームレス男性にレポーターを怒鳴るよう事前に頼んでいたことも発覚。
その結果、4月14日に『放送倫理・番組向上機構(BPO)』が放送倫理上の問題は審議する必要があると判断し、審議入りを決定しました。
<BPOの審議入りが決定した『ビビット』のホームレス特集>
視聴率が伸び悩んでいることに加えて、このようなヤラセ問題も浮上している『ビビット』ですが、低視聴率の原因は国分太一さんに魅力がないからという指摘もあります。
その理由の1つが、ホンジャマカ・恵俊彰さんが司会の情報ワイド番組『ひるおび!』(TBS系 平日午前10時25分)が好視聴率を記録しているためで、午後の部(11時55分~13時54分)の2016年度の平均視聴率は同時間帯トップの7.0%を記録し、2012年度から5年連続でトップとなっています。
<好視聴率を記録している『ひるおび!』>
しかし、国分太一さんが2015年9月に、元TBS社員の腰原藍さんと結婚した事によって身内として扱われ、簡単にはクビに出来ない状態にあると囁かれていたと『日刊サイゾー』は報じているのですが、情報番組関係者によると、『ビビット』の下請け会社のスタッフが別の仕事を探し始めているといい、「早ければ9月いっぱい、遅くても年内に番組が終了することが決まったのかもしれませんね。テレビ関係者の間では、この話題で持ち切りですよ」と、『ビビット』の打ち切りについて語っています。
『ビビット』が低視聴率の原因は、国分太一さんがMCを務めていることだけでなく、番組の内容や他の出演者らにもあるのではないかと思いますが、『ビビット』の前に放送されていた『いっぷく!』でも国分さんがMCを務めていたものの、低視聴率によって放送開始からたった1年で打ち切りとなっています。
<低視聴率で打ち切り終了になった『いっぷく!』>
今年で番組スタートから3年目となるものの、視聴率がなかなか伸びずに『いっぷく!』同様に迷走を続け、ヤラセ問題も浮上してイメージがかなり悪化してしまっている『ビビット』ですが、このまま低視聴率が続き年内にも打ち切り終了となってしまうのか、それともジャニーズ事務所の力などで今後も放送を続けるのか、今後どのような展開を迎えるのか引き続き注目したいですね。