芸トピ

今年も紅白に旧ジャニーズタレントの出演無しか。Snow Manの出場熱望も賛否、特集で事務所批判もあり複雑胸中か

STARTOがNHK紅白歌合戦出場オファー断り、今年も出演ゼロか。タレントの出演番組打ち切り、降板対応が原因?

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からマネージメント業務などを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTが、今年の『第75回NHK紅白歌合戦』への出場オファーを断り、2年連続で出演しない方向だと『日刊スポーツ』が伝えています。

日刊スポーツによれば、NHKは複数のグループに出場オファーを出していたものの、STARTO社がタレントやスタッフと協議を重ねた結果、総合的に判断して出場しない方向で最終調整しているそうです。

NHKは、昨年9月にSMILE-UP.がジャニー喜多川さんの性加害を認めたことなどを受けて、今年3月をもって全ての番組からタレントを外したり、番組を終了させるなどの対応を取りました。

それから1年経って10月に、NHKはタレントの起用を再開する方針を発表し、紅白への出演にも大きな注目が集まっていました。

しかし、STARTO社側が出演オファーを断る方向で最終調整しているといい、テレビ局関係者はその理由について、「今年3月に以前から続いていたレギュラー番組も含む全ての出演をNHKに打ち切られた経緯などから、スタート社内には紅白出場について複雑な思いを抱えるタレントやスタッフもいた」としています。

一方でレコード会社関係者は、「今後の最終調整次第では、一部タレントの企画出演や、若手グループ出場の可能性が残っている」とも語り、出演の可能性はゼロではないようです。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

NHKとSTARTO社の間で出演交渉が難航しているとの情報は、これまでにも複数のメディアが伝えており、NHKは『Snow Man』の出演を熱望しているものの、グループは昨年末にYouTubeでライブ配信を実施し大反響を呼んでおり、グループ内でも紅白出場するか否かで意見が分かれていたといいます。

そうした中で、NHKが10月に改めてジャニー喜多川さんの性加害問題を特集し、旧ジャニーズ事務所のメディアへの圧力なども伝え、事務所だけでなくタレントへの批判も再燃する事態となっており、こうした状況を受けてSnow Manは紅白出場に対して難色を示し、音楽番組『Venue101』への出演オファーも断ったとの情報もあると『ピンズバNEWS(双葉社)』は伝えています。

また、『女性自身』の報道によれば、STARTO社側はNHKの対応に屈辱的な思いがあり、「3組以上を紅白に出場させること」を条件として挙げたといい、これによって交渉が難航した結果、例年よりも遅い18日もしくは19日に紅白の出場者発表を行う予定といいます。

NHKは10月の特集番組で、改めて旧ジャニーズ事務所の様々な問題を糾弾しており、この番組は社会部が制作を手掛けたそうですが、事務所の対応を非難しながら番組に起用するのはおかしいとの声が多く上がっていますし、NHK側もSTARTO社に頼ることなくその他のアーティスト起用や、新たな企画によって番組の視聴率アップを目指した方がいいのではと思います。

ただ、日刊スポーツによれば、今年の紅白にSTARTOタレントが出場する可能性があるとのことで、出場者の正式発表に注目したいところです。

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