ファンから“スノスト”と呼ばれているジャニーズJr.の人気グループ『SixTONES(ストーンズ)』、『Snow Man(スノーマン)』の2組が、2020年にジャニーズ史上初めて同時CDデビューすることが8日に発表され、ファン等の間で大きな反響を呼んでいます。
発表によると、2012年5月結成の9人組グループ『Snow Man』(メンバーの平均年齢24.4歳)はエイベックス、2015年5月結成の『SixTONES』(同23.7歳)はソニーミュージックからCDデビューする予定で、『Snow Man』は2020年春にアジア公演、『SixTONES』は2019~2020年にかけて全国ツアーを開催することも発表されました。
<↓の画像は、『Snow Man』メンバーの写真>
(前列左から向井康二さん、渡辺翔太さん、深澤辰哉さん、ラウールさん、岩本照さん。後列左から目黒蓮さん、宮舘涼太さん、阿部亮平さん、佐久間大介さん)
<↓の画像は、『SixTONES』メンバーの写真>
(前列左からジェシーさん、京本大我さん、松村北斗さん。後列左から田中樹さん、高地優吾さん、森本慎太郎さん)
ジャニーズJr.の育成・プロデュースを手掛ける『ジャニーズアイランド』の“タッキー”こと滝沢秀明社長は、2組の同時CDデビューについて「ジャニーさんから言われていた」と明かし、2組の今後の活動方針については、『Snow Man』がアジア、『SixTONES』はアメリカ進出を視野に入れているとし、これらもジャニー喜多川社長が「将来の形としてずっと話していた」と語っています。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、両グループのCDデビューに向けては様々な計画が進んでいるといい、滝沢秀明社長は世界進出のために『X JAPAN』のドラム・YOSHIKIさん、『NEWS』の元メンバーで『ONE OK ROCK』のボーカル・Takaさんに接触し、楽曲制作を依頼しているとの情報もあるとしています。
滝沢秀明社長がワンオクTakaさんに楽曲制作依頼しているという話は、週刊誌『女性セブン』も報じており、現時点では表立っての協力は実現していないものの、Takaさんは自分にできることは相談に乗りたいと話しているとしています。
このようにCDデビューに向けた動きに関する様々な情報が出る中で、一部のジャニーズファンからは苦言の声などが上がっているとニュースサイト『エンタMEGA』は報じています。
ジャニーズウオッチャーによれば、デビューが発表されなかった他のジャニーズJr.グループのファンからは「なんで!?」といった声や、東京ドームで開催されたジャニーズJr.のコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~』でデビュー発表が行われたため、怒りの声が噴出しているといいます。
また、2組同時デビューということに対して、「競わせている感じがしてイヤ」「ファンに大量購入させる気満々じゃん(苦笑)」といった声も上がっているのですが、これはジャニー喜多川社長のアイデアだったといい、「ずっと戦ってきたからこそ、競い合うグループでいてほしい」という思いが込められていると滝沢秀明社長は明かしています。
さらに、デビューすることで滝沢秀明社長の元を離れ、藤島ジュリー景子副社長の管轄になることによって、次第に推されなくなって飼い殺し状態になることを懸念する声もあり、2組の同時CDデビューは賛否両論となっているようです。
ジャニーズ事務所は現在、昨年デビューした6人組グループ『King & Prince』(略称:キンプリ)を猛プッシュしていますが、来年には嵐がグループ活動休止、他にも『TOKIO』や『関ジャニ∞』もグループ活動休止状態になるのではという不穏な噂が流れています。
それと関係しているのかは定かではありませんが、『関ジャニ∞』と同じく関西ジャニーズJr.出身の『ジャニーズWEST』の売り込みがここ最近激しくなるなど、若手グループの売出しにかなり力を入れている様子です。
そして、2020年に同時CDデビューすることが発表された『Snow Man』と『SixTONES』は、国内はもちろんのこと海外での活動にも力を入れていく様子で、ファンからは今後を不安視する声もありますが、ジャニー喜多川社長が亡くなったことでジャニーズ事務所はパワーダウンしたなどと言われないために、かなり力を入れて国内外に売り出していくとみられるので、各グループのこれからの活躍ぶりに期待したいです。
俳優・京本政樹さんの息子で、『SixTONES』のメンバー・京本大我さんは「2組は仲間でありライバル。いい関係性で戦っていければ」、『Snow Man』のメンバー・岩本照さんも「長年、切磋琢磨してきた2グループ。旋風を巻き起したい」と意気込んでおり、今後のジャニーズ事務所を支える大きなグループへと成長していってもらいたいですね。