向井康二がドラマ『Dating Game』主演、日本でも放送予定。森崎ウィンとの共演作に続きボーイズラブ作品に出演

『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』（フジテレビ系）などのバラエティ番組に加えて、刑事ドラマ『特捜9』シリーズ（テレビ朝日系）などに出演し、ソロで俳優としても活躍している『Snow Man』の向井康二さん（むかい・こうじ 30歳）が、タイで制作されるBL（ボーイズラブ）ドラマ『Dating Game（仮題）』で主演することが発表されました。

タイドラマで日本人が主演するのは史上初で、タイの実力派俳優マーチ＝チュターウット・パッタラガムポンさんとの共演で、全編タイ語での演技に挑戦するとのことです。

＜↓の画像が、タイドラマで共演の向井康二さん、マーチ＝チュターウット・パッタラガムポンさんの写真＞

『Dating Game』では、タイのエンタメ界のトップクリエイターが集結し、男性同士の恋愛を描いた新感覚のロマンスコメディとしています。

撮影は今春からタイで行われ、年内にもタイで放送がスタート予定といい、今後は日本などアジア展開も予定されているそうです。

タイドラマ初出演にして主演を務める向井康二さんは、「『Dating Game（仮題）』は、日本とタイの文化交流を深める素晴らしい機会です。ご存知の方も多いように、私はタイと日本のハーフです。かねてからの目標でもあったタイの共演者、スタッフの方とご一緒できる機会を頂きこれからの撮影が楽しみです。皆さんがこの物語を楽しんでくれることを願って、今撮影に向けてタイ語の練習を頑張ってます！ ぜひご期待ください。」とコメントしています。

企画プロデュースを手掛ける『エイベックス・ピクチャーズ』の菅原大樹さんは、「本作は、異なる文化や背景を持つ二人の出会いを描き、国境を越えて多くの視聴者に共感と、ときめきを届ける作品です。タイ現地での放送に加え、日本をはじめアジア各国での展開を予定しており、多くの方に楽しんでいただけることを願っています。タイの才能あふれるキャスト・スタッフと共に、最高の作品をお届けできるよう全力を尽くします。」と意気込んでいます。

日本人の父親と元軍人というタイ人の母親を持つ向井康二さんはタイで生まれ、現地で格闘技・ムエタイを習っていたところ、その道場にジャニー喜多川さんが偶然訪れたことがきっかけでスカウトされ、それから3年後の小学校5年時に旧ジャニーズ事務所に入所し、現在に至ります。

小学生時代は長くタイで生活し、そして母親がタイ人ということもあってタイ語も得意としており、2020年にグループで出演したイベント『JAPAN EXPO THAILAND 2020』ではタイ語を交えてトークをしたり、タイでミュージックビデオを撮影した際には、メンバーとスタッフのやり取りで通訳もしていたといいます。

そして、タイ出身ということでタイ関連の仕事も多く、昨年にはSnow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』（TBS系）の企画でタイを訪れ、その内容が高く評価されタイ最大級のイベント『バンコク日本博2024』で特別賞を受賞しました。

また、タイの隣国・ミャンマー人の両親を持つ俳優・森崎ウィンさんとのW主演で、今秋公開予定の日本とタイの合作映画『（LOVE SONG）』に出演し、今作も東京とバンコクを舞台にしたBL作品となっています。

立て続けにBL作品に出演するというのは少し驚きましたが、日本人で始めてタイドラマに出演し、全編タイ語でどのような演技を披露するのか楽しみで、今後も日本だけでなくタイでも活躍の場を広げていってもらいたいですね。