SMAPが解散発表後、メンバー5人で初めて顔を揃えて収録された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が29日に放送され、関東地区の平均視聴率が12.2%、関西地区が13.6%と好視聴率を記録していたことが明らかとなりました。
22日放送分の平均は9.7%、SMAPが14日に解散発表し初めて放送された15日は12.1%、8日は7.8%、1日は8.2%、7月25日は10.3%で、前4週の平均は8.4%ということから大きく数字を伸ばしています。
29日放送分では人気企画『BISTRO SMAP(ビストロスマップ)』に、リオデジャネイロ五輪柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋選手(ましゅう 21歳)がゲスト出演。
木村拓哉さん(43)と稲垣吾郎さん(42)、草彅剛さん(42)と香取慎吾さん(39)がそれぞれペアとなり、ベイカー選手が注文した「肉料理とラーメン」を作りました。
その中で、オーナーを務める中居正広さん(44)が「悪いね、こんなバタバタしている時期に」と話しかける場面や、ベイカーさんに関するクイズのコーナーでは、ベイカー選手が「初めて買ったCDは?」という質問に対して、中居さんが「けっこう今、タイムリーですよね。タイムリー」と意味深なヒント。
<ベイカー茉秋選手に気を遣い謝罪する中居正広さん>
これに対して木村さんが「SMAP」と即答して正解し、続いて「何の曲でしょうか?」という質問では、香取さんが『世界に一つだけの花』と答えて正解していました。
<↓の画像は、クイズに答えるメンバー4人>
ちなみに、2003年3月に発売された同曲は、SMAP解散発表後にファンの間で再び購買運動が繰り広げられた結果、この1週間で2.3万枚の売上を記録して累積売上枚数が278.3万枚に達し、Mr.Childrenの『Tomorrow never knows』の累積276.6万枚を上回り、オリコンの歴代シングル売り上げランキング7位にランクアップしています。
こうした印象的なやり取りがあったほか、香取さんがハイテンションでベイカー選手のおばあちゃんに扮する場面もありました。
<↓の画像は、ベイカー茉秋選手の祖母・小林リナさん>
<↓の画像が、ベイカー茉秋選手の祖母に扮した香取慎吾さん>
そして、この日の放送を見た視聴者からは、
- とても解散する人たちには見えなかった
- いつも通りのビストロSMAPでおもしろかったです!ベイカー選手をこれからも応援したくなりました!
- 久しぶりにガッツリ見たが普通に楽しい番組だった。ずっと不仲だったからメンバーにしたら収録時の心境などは以前と変わりはないのかも。
- スマスマ大好き…ずっと続いて欲しい…
- 全く違和感無かった。誰と誰が不仲なのか分からないくらいに。
などのコメントが寄せられています。
また、SMAPの大ファンであるベイカー選手も、24日に行われた番組収録直後の帰国会見で「初めて買ったCDが『世界に一つだけの花』で小さいころからの憧れの方々と共演できたのが、メダルを獲ってよかったと思うことです」と満面の笑顔で語っていました。
各スポーツ紙の報道によると、この日の収録はいつも以上の厳戒態勢の中で行われたそうで、収録現場は緊張感が張り詰めていたとのことから心配をしていたのですが、そこまで険悪な雰囲気を漂わせていたわけでもなかったようなので、とりあえずは安心しました。
しかし、今後ビストロスマップが最終回まで続くのかどうかは現時点では定かではなく、『スポーツニッポン』が報じていた記事によれば、音楽コーナー『S-live』についてフジテレビ関係者が、「なかなか決まらないから、5人がゲストの持ち歌を覚える時間がない」と語り、「緊張感が凄すぎて今はスマスマに出たくない」というタレントが多いという話も出ており、まだまだ不安なところですね。