俳優・水谷豊さん主演の人気刑事ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)の劇場版4作目『相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人！特命係 最後の決断』が、前作から約2年10ヶ月ぶりに2月11日から公開されており、公開前は心配の声が上がっていたものの、順調に興行成績を伸ばしています。
公開初週の国内映画ランキング（全国週末興行成績・興行通信社提供）で初登場1位、2週目は2位、3週目は3位と徐々に下がっているのですが、2月27日までの累計動員数は113万3,460人、興行収入は13億9,260万円という好成績となっています。
前作で水谷さんの相棒を務めていたのは、昨年12月に芸能界から引退した成宮寛貴さんでしたが、今作では2015年放送のシーズン14から4代目相棒を務めている反町隆史さん。
2002年10月から毎年放送されている『相棒』シリーズは、テレビ朝日を代表するとラマとなり、昨年10月からはシーズン15が放送されているのですが、ここ数年視聴率が低迷しています。
＜↓の画像は、『相棒』に出演の反町隆史さんと水谷豊さんの写真＞
特に、反町さんに相棒が交代してから数字が大きくダウンしており、相棒の交代説が浮上しているのですが、5代目相棒として元SMAPの稲垣吾郎さんの名前が急浮上しているといいます。
ニュースサイト『日刊サイゾー』が報じている記事によると、水谷さんは「視聴率が15％を割ったら、ドラマをやめる」と公言しているとも言われているそうで、シーズン14は全20話の期間平均視聴率が15.3％、シーズン15は1日放送の第17話が終了時点で15％を下回っており、スタッフたちは戦々恐々としているとようです。
ちなみに、22日に放送される第18話が最終回で、2時間スペシャルとなっています。
そうした中で、視聴率の回復や水谷さんのモチベーションを維持するために、新たな目玉となるような新相棒探しに入っているといい、シーズン15に3代目相棒の及川光博さんが特別出演し、相棒として復活か？という情報も流れていたものの、登場した13話と14話の視聴率はともに14％台と変化が無く、その見方は立ち消えになったといいます。
その他にも、5代目相棒の候補者が数名挙がっているそうなのですが、その中でも有力だとされているのが稲垣さんとのこと。
稲垣さんは口数が多いタイプではありませんが、役者としての存在感があるとし、それに加えてSMAP時代からのファンも多く持っているのも強みで、さらに元SMAPとテレ朝の関係も良好だとみられることから、現時点で5代目相棒は稲垣さんが最有力候補として挙げられているそうです。
これに対してネットでは、
- これいいアイデア！稲垣くんいいと思う。ちょっと考えすぎだけど最後には解決へ導くというような役柄で
- 吾郎ちゃんなら今迄観てなかったけど観るわ。だから中居くんの『世界仰天ニュース』を火曜日に引っ越したのか？
- 反町で続けて欲しい。稲垣吾郎は『踊る大捜査線』の時の犯罪者イメージが強く残ってる。あれははまってると思ったので、犯罪者役なら良いけど。ジャニーズが絡まない番組は残して欲しい
- 相棒を入れ替わりしたからと言って、視聴率が大幅にUPするとは思えない。やっぱり初代の頃が1番観てたし楽しかった。水谷さんの想い、考え方が変わらなきゃ視聴率なんて上がらない。気に入らないからと言って、相棒をコロコロ変えとるうちは何も変わらないんやないかな？ 水谷さんが相棒を辞めたら視聴率が上がったりして(笑)
- 現相棒の反町さんの評判もじわじわ良くなってきたところ。前任の甲斐亨の結末が残念だっただけに、今は右京＆冠城コンビをキープするのが最良だと思う。次の候補を挙げるのは自由だけど、反町さんを早く降ろしたがる風潮は気に入らない。
などのコメントが寄せられています。
相棒の候補として過去にも稲垣さんの名前が上がったことがあり、その時は4代目相棒との候補として挙げられていました。
当時、『週刊実話』が報じていた記事によると、水谷さんの推薦で織田裕二さんが候補として上がり、テレ朝の推薦で稲垣さんの名前が取り沙汰されているとし、織田さんの場合はギャラが150万円、稲垣さんは100万円とも伝えていました。
しかし、実際に4代目相棒として起用されたのは反町さんで、新相棒に関する話についてはあまり信用は出来ないですね。
また、視聴者の反応を見ると、水谷さんと反町さんのコンビがだんだん良くなってきたなどと好評価されており、加えて劇場版もヒットしていることから、反町さんが引き続き相棒を務める可能性もありそうなのですが、シーズン15をもって卒業となるのか、もしそうなった場合に5代目相棒は稲垣さんなのか、それとも全く別の方が抜擢されるのか、引き続き注目したいところですね。