SMAPの香取慎吾さんが主演で1月からスタートした連続ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)が20日に最終回を迎え、最終回の平均視聴率が9.6%、全10話の期間平均視聴率が9.0%と微妙な数字で終わってしまいましたが、“結婚できない男”を演じた香取さんをはじめ、“再婚しない女”を演じた上野樹里さんなど、出演者の演技や脚本の評価は高く、視聴者からは面白いドラマだったという声が多く上がっています。
そんなドラマの打ち上げが東京・六本木のホテルで開催されていたことを週刊誌『週刊女性』が報じているのですが、その打ち上げの席で香取さんが不穏な言葉を口にしていたといい、ファン等に衝撃を与えています。
<香取さんが主演を務めたTBSドラマ『家族ノカタチ』>
『週刊女性』によると香取さんは主演あいさつで、「ドラマの現場を楽しいと思ったことは1度もなかった。“早く終わらないかな”と思っていた。でも今回、初めて終わってほしくないと思いました。SMAPとしていろいろあった時期に、キャストやスタッフの方たちに気を遣っていただいて感謝しています。」と、これまでに無い撮影現場の雰囲気だったとし、キャスト、スタッフに感謝の言葉を述べていたそうです。
しかし、続けて香取さんは「正直、明日どうなるかわかりません。もしかしたら自殺しているかもしれないですね」と衝撃的な挨拶をしていたといい、打ち上げに参加したテレビ局関係者は「「冗談っぽくでしたが、“自殺”という言葉にはドキリとしましたね。」と証言。
この関係者によると、その後ずっと香取さんは笑顔だったといい、ビンゴ大会では香取さんがアメリカ・サンフランシスコまでの往復航空券を景品に出すなど大盤振る舞いで、3次会でも「まだ行くぞ!」とノリノリだったそうです。
香取さんがなぜこのような言葉を口にしたのか、その真意は定かではないのですが、香取さんが所属するSMAPは今年1月に分裂・解散騒動をメディアによって報じられており、一部では9月のジャニーズ事務所との契約更新のタイミングでジャニーズから離れるのではないかという憶測も出ています。
そうした中で香取さんは、ジャニーズ事務所でいつまで活動が続けられるのかと不安に思う気持ちが強いと言われており、ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、香取さんの今後の活動は白紙と言われていることから、「これが最後の大仕事になるのかも」という含みがあったのだろうとしています。
また、香取さんは現在でも騒動の決着に対して納得がいっていない状態だといいます。
“SMAPの育ての親”と言われている元チーフマネージャー・飯島三智さんが1月をもってジャニーズ事務所を退社し、現在は肉親と台湾に在住していると言われているそうなのですが、業界への復帰のタイミングや方法を画策中で、飯島さんは国内の一部関係者とは現在でも連絡を取り合っているといい、その中にはSMAPの事務所移籍先として挙げられていた田辺エージェンシーの社長、そして香取さんも含まれているそうです。
飯島さんは香取さんがまだ小学生だった頃からの付き合いで、飯島さんは香取さんのことを気にかけているといい、一方の香取さんはメンバーの中で最も飯島さんになついていたと言われており、現在でも香取さんは飯島さんについて行きたいという気持ちが強いのかもしれないとしています。
しかし、飯島さんはSMAP独立騒動の責任を取るかたちでジャニーズ事務所去ることになったと言われており、飯島さんに付いて行くということはジャニーズ事務所を敵に回すということで、SMAPや自身の今後について考えて「正直、明日どうなるかわかりません。もしかしたら自殺しているかもしれないですね」といった言葉が出てきてしまったのではないかといいます。
これもあくまで憶測なので、香取さんがなぜ「自殺」というワードを発したのか定かではないのですが、香取さんはあの騒動以降に、元気がなくなってしまっていることを心配する声が多く上がっており、SMAPのメンバーが唯一揃う『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、独立騒動で裏切り者だと言われている木村拓哉さんと目を合わせない、距離感があるなどと指摘されていました。
中居さん等はあの騒動の影響を感じさせないようにしているものの、香取さんだけはどうしても隠しきれておらず、あの騒動によって心が崩壊寸前の状態になっているのかもしれないですね…。
そんな香取さんはSMAPのムードメーカー的な存在で、明るい性格をしているかのように見えるのですが、心の闇が深いことで知られており、香取さんは自らを「芸能界が作り上げたパーフェクトビジネスアイドル。」といい、「人付き合いは苦手な方で、元気で明るいキャラクターでお仕事をして、それでお給料をもらってます。小学生の頃からこの暗黒の世界に……」「僕の闇の光を感じてください」と自虐的にアピールしていたこともありました。
香取さんは小学生の頃から芸能界にいるものの、「芸能人は信用出来ない」といい、「芸能人とは連絡先を交換しない」「共演者でも連絡先は絶対教えない」を公言し芸能界の友達はごくわずか。
これによって2001年からMCとしてレギュラー出演している『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)のスタッフからは直してほしい点として、「本音を言わない。いつもどこか客観的な目線」を挙げられています。
まだまだこの他にも心の闇の深さを感じるエピソードはあるのですが、冗談だったとしても「自殺」という言葉を打ち上げの席で発するというのは危険信号で、今後が少しし心配になりますね…。