SMAP・中居正広さん(43)が24日に熊本地震の被災地を訪れ、避難所となっている熊本市東区の長嶺小学校の炊き出しに参加していたことが分かりました。
これはツイッターユーザーが目撃情報を投稿したことから明らかになったもので、24日昼ごろツイッター上に、中居さんが避難所を訪れていたという目撃情報が投稿され、サングラスにニット帽、マスク姿の中居さんがラーメン屋のボランティアに混じり、自らフライパンを持って調理を行い、手作りのピラフを振る舞っていたそうです。
ツイッター上に投稿された複数の写真や動画を見るとテレビカメラも無いことから、中居さんはプライベートで避難所を訪れて炊き出しに参加したようで、炊き出しが終わって帰る際には、サングラスとマスクを外して笑顔を見せながら、集まった人たちと笑顔で触れ合う姿も確認できます。
<↓の画像は、ツイッター上に投稿された写真>
(フライパンを持ち調理を行う中居さん)
(中居さんが振る舞ったピラフ)
(集まった人たちに笑顔を見せる中居さん)
そして、ツイッター上には、
- 長嶺小学校に中居くん来てくれた。ピラフ美味しかったです(泣)ありがとうございました。
- 震災があり本当にダメだって思ってた。しかし、SMAPの中居さんを誰でも忙しいとわかってるのに合間を縫って来ていただき自分も頑張ろうと思った。ありがとう中居さん!!
- この5年いつも心から被災地に寄り添って来た中居君。この有言実行の背中に私達は色んな事を気付かせてもらい、元気や希望を貰ってきた。これからもその背中をお手本に一緒に応援して行くね
- 熊本の方も元気になるだろうな。いつも中居くんは今何をするべきかって考えるきっかけをくれる。中居くんありがとう!
- ありがたいなー、有名人の人が来てくれるとミーハー心で地震への恐怖を一瞬忘れられるよね!中居くん、ありがとう!
などのコメントが寄せられています。
今回被災地を訪れた中居さんは、22日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)にて、「できる限りのことをさせていただきたいと思う」と語っていました。
中居さんは2011年3月11日に発生した東日本大震災の際にも、「偽善と言われることに不安もあったけれど、今はそんなことを言っている場合じゃない」「今を乗り越えるために稼働すべき。批判する前に行動すべきだ」と語り、同4月7、24日の2度に分けて福島県郡山市、いわき市の避難所を訪れて炊き出しを行っており、仕事のオフに友人ら男女数十人のボランティアと一緒に避難所に現れた中居さんは、ラーメン、餃子、チャーハンなどの中華メニュー、デザートとしてクレープを振る舞ったといいます。
また、子供達にはニンテンドーDS等のたくさんのおもちゃ、大人にはタバコやマッサージチェアなどを差し入れたそうです。
さらに、中居さんは直接現地を訪れるだけでなく、義援金として大金を日本赤十字社に寄付しており、一部の報道では2億円とも言われ、SMAPの5人合わせて計4億円超の寄付をしています。
ちなみに、24日にはお笑いコンビ『TKO』の木下隆行さんも避難所を訪れ、炊き出しに参加していたそうで、目撃情報やそこで撮影された写真が投稿されています。
<↓の画像が、避難所を訪れたTKO木下さんの写真>
熊本地震発生後、芸能人による地震に関する情報発信、寄付などの支援行動に対し、「偽善」「売名」などといった批判の声が上がり、物議を醸していますが、現地の人からは喜びの声が多く上がっており、こうした行動は素晴らしいことで批判されるべきではないとつくづく思いますね。