年内の活動をもって解散することを発表しているSMAPの各メンバーは来年以降、それぞれがソロ活動を行っていくとされているのですが、SMAPのリーダーで司会者としても活躍している中居正広さん(44)は、来年以降にジャニーズ事務所を退所すると噂されています。
そうした中で、ニュースサイト『サイゾーウーマン』は、すでにジャニーズ事務所側が中居さんの退所を了承済みだという情報がマスコミ界隈で駆け巡っていると報じています。
SMAPは昨年の時点で、SMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんと共にジャニーズ事務所を退所し、タモリさんや堺雅人さんらが所属する大手芸能事務所『田辺エージェンシー』の傘下で活動するという話でほぼまとまっていたそうで、芸能プロダクション関係者は、「ジャニーズと飯島氏の間では、独立後の“上納金”についての覚書も交わされていたと聞きます。」と証言。
しかし、木村拓哉さんがその計画に乗らず、ジャニーズ事務所への残留を表明したことによって独立計画は失敗に終わり、今年1月にそれが表面化して分裂・解散騒動に発展しました。
ジャニーズ事務所と飯島さんの間で交わされた「上納金についての覚書」というのは、「SMAPの元メンバーたちが、別事務所で芸能活動を行った際、ジャニーズに対して売り上げの一部を支払う」という内容だそうで、このような契約は一般社会では考えられないものの、芸能界ではよくある話だといいます。
そして、中居さんは来年9月に迎えるジャニーズ事務所との専属契約更新に合わせ、ジャニーズ事務所を退所して田辺エージェンシーに移籍し、芸能活動を引き続き行っていくものとみられているそうで、木村さん以外の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんも移籍して合流する可能性が高く、ジャニーズ事務所に対しては上納金を支払うことになりそうとのこと。
そこで気になるのは、事務所移籍後もジャニーズのタレントたちと共演出来るのか否かについてですが、テレビ局プロデューサーによると、ジャニーズタレントとの共演は可能で、嵐やTOKIO、関ジャニ∞といった藤島ジュリー景子副社長が管轄しているグループと共演する可能性も出てくるといいます。
しかし、中居さんらはジャニーズタレントと共演する場合には、「騒動のケジメ」をつけるという意味も含め、ギャラの一部をジャニーズ事務所に支払うという契約が交わされるとのことなのですが、これに対してネット上では、
- 他ジャニタレと共演しなくて結構。どこまでSMAPたちから絞り取るの?
- 光ゲンジが解散して落ち目だったジャニーズ事務所を支えて、多大な利益を事務所にもたらしたSMAPを蔑ろにしていながら、移籍するなら上納金を納めろ? 何を考えてるの? ジャニーズと共演できなくても困らないということをメリー副社長ジュリー副社長は知らないのかしら。
- SMAP解散で落ち目になったジャニーズタレントと共演してあげるんだよ。中居君たちに金払いなよ。
- 結局金かよ!中居君が稼いだものは全て中居君のもの!ジャニーズ事務所には1円もあげなくてよろしい!後輩なんかと共演しないほうがいい!事務所と縁を切って自由に仕事したほうが楽だと思う(笑)
- 中居くんが他のジャニーズと共演する場合って、今のとこキスマイだけで、他は番宣ぐらいですよね。番宣してあげてお金も払う? そんな話ある?
などのコメントが寄せられています。
芸能界で大きな権力を持つと言われているジャニーズ事務所を退所することによって、圧力をかけられて仕事が激減するという可能性も十分考えられることから、ジャニーズ事務所も了承の上で退所し、“芸能界のドン”と呼ばれる田邊昭知社長率いる田辺エージェンシーに移籍、さらにジャニーズのタレントとも共演出来るというのが本当であれば良い話かと思います。
今後は売り上げの一部を上納金としてジャニーズ事務所側に支払い、ジャニーズタレントと共演する際にもギャラの一部を支払うというのは納得し難いものがあるものの、ジャニーズ事務所から離れることで精神的には楽になり、活動の幅を拡げられる可能性もあることから、このような契約を受け入れたのかもしれないですね。
ちなみに、ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』は、中居さんが個人事務所『中居組』を設立し、ジャニーズ事務所とは“業務提携”を結ぶという方向で話が進んでいるとしており、その場合もジャニーズ事務所との共演が可能だとみられているとのこと。
また、その事務所には飯島さんがスタッフとして携わるという話も囁かれているとのことなのですが、来年どのような動きがあるのか楽しみですね。