22日発売の週刊誌『週刊文春』に、ジャニーズ事務所の副社長で、ジャニー喜多川社長の実姉・メリー喜多川さんのインタビューが掲載され、これまで噂されてきたジャニーズ事務所内の派閥問題を完全否定し、事務所の後継者については、実の娘で副社長を共に務めている藤島ジュリー景子さんにするなどと語りました。
これによって、これまで次期社長候補として名前が挙がっていたSMAPのチーフマネージャーの“I女史”こと飯島三智さんの力は弱まっていくものとみられているのですが、すでにテレビ局側もシフトチェンジを開始しているようで、フジテレビはこれまでSMAPと深い関係にあったものの、ジュリーさんが担当している嵐にシフトチェンジしていき、今後木村拓哉さんが同局の月9ドラマに出演することは無くなるのではないかとみられているようです。
(↓の画像左が藤島ジュリー景子さん、右が飯島三智さん)
【以下引用】
フジテレビがキムタクと決別へ――。“ジャニーズ帝国の女帝”と呼ばれるジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長が、週刊文春最新号のインタビューに応じた反響が拡大している。
(↓の画像は、メリー喜多川さんの写真)
とりわけ同事務所の所属タレントが連日出演するテレビ各局の動揺は激しい。
SMAPの番組を数多く手がけてきたフジテレビでは、同グループをマネジメントするI女史側から、メリー氏の実娘・藤島ジュリー景子氏派へとこっそりカジを切っていたことが分かった。
これによりフジで木村拓哉(42)の主演ドラマは見られなくなるという流れだ。
本紙でしか読めない「ジャニーズ女帝爆弾宣言の衝撃波」第2弾!
SMAPを国民的アイドルに育て上げたI女史にしてみれば、ジャニー喜多川社長の後継者争いからの脱落を、わざわざメディアの前で宣言されてしまった格好。
これほどの屈辱はないが、事情に詳しい芸能プロ関係者は「こんなの今に始まったことじゃないですよ。テレビ局に対して強い影響力を持つI女史の力を弱めようと、ジュリー氏は数年前から動いていましたから」と明かす。
その影響を最も受けたのがフジテレビだといわれる。SMAPとフジといえば、昔から切っても切れない関係だ。
「今でも『SMAP×SMAP』は放送中だし、昨年終了した『笑っていいとも!』では中居正広や香取慎吾らが長年レギュラーを務めた。
キムタクは月9ドラマで何度も主演しているしね。まだ売れてないころに『夢がMORIMORI』に抜てきしたのもフジだったし」(同)
この“蜜月関係”は、もちろんI女史の努力があって出来上がったものだが、嵐などを担当するジュリー氏にとっては面白くない。
そこで一昨年末、とうとう“実力行使”に出たという。
「ジュリー氏が編成に激怒したんです。当時の編成部長は“I女史派”というわけではなく、ジュリー氏ともI女史ともバランスよく付き合うタイプ。
でも副社長のメリーさん直系であるジュリー氏は、それに納得いかなかったようだ」(フジテレビ関係者)
結果、この編成部長は飛ばされたといわれているから恐ろしい。
「代わって就任したのはバリバリのジュリー派の人。徐々にI女史人脈が崩れていった」(同)
ジュリー氏による“切り崩し”はこれだけでは済まなかった。
昨年9月には、SMAP草なぎ剛出演の「僕らの音楽」とKinKi Kidsの冠番組「新堂本兄弟」が打ち切りになった。
「両方ともI女史と仲がいいプロデューサーが担当していたが、ジュリー氏が強硬に主張して終わらせた。
そのプロデューサーがどうなったかって? 地上波の制作現場から異動になった」(同)
最近低迷が続くフジはなぜ、ジュリー氏の言いなりにならざるを得なかったのか?
「まあジャニーズは敵に回せないからそういう部分もあるけど、ジュリー氏の影響力が強い日本テレビが、嵐を使って高視聴率を記録しているから『ジュリー氏とやった方が数字が取れるかも』という下心もあった。まあそんなことしてるからダメなんだけど…」(前出のフジ関係者)
いずれにせよ「“I女史&フジ”の蜜月関係は完全に終わった」とみられる。
「とりあえず『HERO』の映画版が7月に公開されるけど『それをもってキムタクがフジのドラマに出ることはなくなる』ともささやかれている」(同)
長年続いているバラエティー「SMAP×SMAP」については「視聴率は好調だし、しかも系列の関西テレビとの共同制作だから、フジの一存だけでは決められない。
もっともフジが好調なら強気に打ち切る方向に持っていったかもしれないが、いかんせん低調だから、数字を取っている番組を終わらせられない事情がある」(同)。
フジと“決別”となるキムタクは、4月からテレビ朝日のドラマの出演が内定している。
「最近、フジかTBSにしか出演していなかったキムタクにとってテレ朝ドラマ出演は“事件”。フジとI女史の蜜月関係が終わった証明とも言える」(前出芸能プロ関係者)
メリー氏は文春のインタビューで“後継者はジュリー氏”と初めて明言したが、業界内での“I女史外し”は数年前から着々と進行していたようだ。
【引用元:東スポWeb】
これにネットでは、
- 嵐で高視聴率取ってるイメージないけどな、勢力争いでファンが本当に見たいものが見れない現状に苛立ちすら感じます。木村君のテレ朝のドラマは楽しみですけど…
- 小さい犬が大きい犬に吠えて立ち向かってる感じ。どう考えてもSMAPは、ジャニーズ事務所の功労者でしょ。当時売れなかったSMAPをここまで大きくしたのはI女史であって、その苦労は計り知れないものがあると思う。内部の権力争いでタレントの仕事を左右させるなんて、会社を背負っていく素質ゼロ。ジュリーさん、あなたはナッツ姫ですか??
- 木村拓哉のかわりはいくらでもいるっていって20年近くに出てきてないよね。後輩みてると、SMAPの凄さがよくわかります。
- うたばんで、中居くんと大野君の闘い(貴さんがしかけた遊び)が
好きだったから、SMAPと嵐の競演はみたいのにな。その影響で、キンキの番組まで終わったのは、哀しい。あの番組も好きだったのに。 - 嵐もSMAPも好きだから分裂はやめてほしい。タレント同士は仲良さそうだし、ファンも分かれることは望んでないと思うんだけど。それにしてもSMAPに対してなんてこと言うんだろう。踊れないのは稲垣くらいだろ。少なくとも大スターでジャニーズを支えてきた人たちなのに。メリーさん怖い人だなあ
などのコメントがありました。
日本テレビ系で放送されている嵐の番組が高視聴率を獲得しているとのことですが、『嵐にしやがれ』の昨年の平均視聴率は10.8%となっており、この数字は決して高いものでは無く、フジテレビ系で放送されている『VS嵐』も平均12.0%で、『SMAP×SMAP』の12.6%よりも低い数字となっています。
また、嵐のメンバーが主演のドラマに関してもそこまで高い数字を記録しているわけではなく、昨年1月期に松本潤さんが主演の月9ドラマ『失恋ショコラティエ』の全11話の平均視聴率は12.3%、今年1月に放送された櫻井翔さんが主演のスペシャルドラマ『大使閣下の料理人』の平均視聴率は11.8%です。
そして、木村さんが今後フジテレビのドラマに出演する事は無いということですが、『HERO』が昨年大ヒットしたことにより続編化することに対して同局の社長等が前向きな発言をしていたことから、今回報じられていることはにわかに信じがたい話で、現時点ではまだ判断は出来ない事から、今後の動向に注目していきたいところですね。