視聴者参加型の長寿音楽番組『NHKのど自慢』の番組開始70周年キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれたSMAPのメンバーが、8月30日に放送された回にゲスト出演したところ視聴者に好評で、年末の『NHK紅白歌合戦』で司会を務めてほしいと希望する声が多く上がっています。
4月から同番組にはメンバーの香取慎吾さんが不定期でスペシャルMCとして出演しており、8月30日の放送回で香取さんはNHKの小田切千アナウンサーと共に進行を担当、他のメンバーは素人の出場者に混じって席に座り、個性豊かな出場者たちとトークを繰り広げて番組を大きく盛り上げ、平均視聴率は今年最高となる12.1%を記録し、前週の8月23日の放送回は8.7%、同16日の8.0%と1桁台で推移していたことから、SMAPのメンバーが視聴率アップに大きく貢献したことが明らかとなっています。
そして、視聴者からは「SMAPゲストの『のど自慢』凄く楽しかったな~♪ 出しゃばらず自分達の立ち位置を完璧にこなすSMAPってやっぱり凄いわ」「のど自慢に新しい風を吹かせつつ変に敷居が高くなることも無く溶け込んでた。何よりあのキムタクが一般視聴者目線の振る舞いなのが楽し過ぎた。こういう所が本当にすごいね」と絶賛するコメントが多数寄せられ、さらに「視聴率も取れたし、年末の紅白も内定でしょ!」「のど自慢 面白かったぁ これで今年の紅白はSMAPの5人だったらいいのになって思った!」「慎吾の司会ぶりを観て、“紅白の司会もありかも”と思ったわ」と、紅白の司会を希望するコメントも寄せられています。
これに対して、ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じている記事では、『NHK紅白歌合戦』の司会者は2010~2014年の5年間、ジャニーズ事務所の嵐が担当してきたものの、昨年東スポによって“嵐の司会は今回が最後”だということや、5年連続で嵐が司会を務めるのは、2010年の段階からNHKとの間で決まっていた密約だと報じられており、業界内でもこれが定説となっているといいます。
(↓の画像は、昨年の『第65回NHK紅白歌合戦』で司会を務めた吉高由里子さんと嵐のメンバー)
また、実際問題司会から降板するのは濃厚だといい、その理由というのが嵐は11月6日から「ARASHI LIVE TOUR 2015」をスタートさせ、12月27日の最終日まで公演がびっしりと詰まっており、紅白の司会を務める場合は事前の打ち合わせやPRなどで忙しくなるため、ファンの間でも「スケジュール的にも紅白の司会は嵐じゃないのでは」という見方が強まっているとのことです。
嵐は昨年も、11月14日から12月23日にかけて5大ドームツアー「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN」を開催しているのですが、今年は12月27日までとギリギリまで公演があるということから、やはり司会からの降板は濃厚かもしれないですね。
そして、司会者をSMAPが務めることを希望する声が多く寄せられているようですが、5月にニュースサイト『リアルライブ』が報じていた記事によると、今年でデビュー20周年を迎えたV6のメンバーで、NHKの朝の情報番組『あさイチ』で司会を務めている井ノ原快彦さんに内定したと報じていました。
この噂は昨年より囁かれていたものの、結局は嵐が5年連続で司会を務める事が明らかとなり、落胆する声が多く寄せられていたのですが、SMAPのメンバーが初めて司会を担当するのか、もしくは井ノ原さんが司会を担当するのか、まだ確かな情報は出ていないため引き続き注目していきたいですね。