SMAP、嵐、TOKIOなどが所属する大手芸能事務所『ジャニーズ事務所』の後継者争いが注目されている中で、今年1月に週刊誌『週刊文春』のインタビューに応じた副社長のメリー喜多川さんが、ジャニーズ内の派閥問題を全否定するとともに、SMAPのチーフマネージャーである飯島三智さんを呼びつけ、「派閥問題が起きているのならば、私はジュリーを残します」と明言。
さらに、飯島さんが“次期社長候補”と言われていることに対しては、「私の娘が(会社を)継いで何がおかしいの? “次期社長候補”って失礼な。次期社長ですよ」と語るなどしたことから大きな話題になりました。
ジャニーズ事務所内には3つの派閥があると言われており、KinKi Kidsやタッキー&翼などの中立的な立場にあるジャニー派、メリーさんの娘で副社長の藤島ジュリー景子さんが管轄しているTOKIOや嵐、Hey! Say! JUMPなどはジュリー派、飯島さんが管轄のSMAPやKis-My-Ft2、Sexy Zoneなどは飯島派と呼ばれています。
<↓の画像左が藤島ジュリー景子さん、右が飯島三智さん>
ジュリーさんと飯島さんが管轄しているグループは近年、一部の音楽番組でしか共演する機会が無くなっているため、真偽のほどは分からないものの対立関係にあると噂されているのですが、ジャニーズ事務所内で来年にも動きがあるかもしれないという情報が駆け巡っているとニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じており、飯島さんがSMAP等を引き連れての“独立説”がマスコミ関係者の間で話題に上がっているといいます。
9月には『東京スポーツ』(東スポ)が、9月9日にリリースしたSMAPの55枚目のシングル『Otherside/愛が止まるまでは』に絡めて独立説を報じ、「Otherside」には「向こう側」「反対側」という意味があり、「時にRiskyもSafe Dive乗っていたWave Thrill感じてOK 切り開いて! Our way Go」という意味深な歌詞が含まれていると指摘。
また、「分け合う夢 引き上げろ またやろうぜ」「Othersideへ High Speedで まだ行こうぜ」という歌詞も含まれており、独立を思わせるような歌詞ではあるのですが、あるスポーツ紙記者は「飯島さんの動きは近い将来“脱・ジャニーズ”を見据えてのものとしか考えられません。」と語り、AKB48のメンバーとの共演だけでなく、最近は大手芸能プロダクション『ケイダッシュ』の幹部とも密月関係を築いているようだと語っています。
Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが主演の深夜ドラマ『青春探偵ハルヤ』(日本テレビ系)の放送枠は、ケイダッシュ幹部が取り仕切っている枠で、ヒロインを演じている女優の新川優愛さんはこの幹部のお気に入りだといい、新川さんはSMAPの草彅剛さんが主演の『銭の戦争』(フジテレビ系)にも出演をしていました。
飯島さんはSMAPの他に、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Zなどを管轄しているのですが、この4グループの引き抜きを画策しているようで、ワイドショーのディレクターは「後々の人気やバーター戦略を考慮すると、最低でももう1~2グループを道連れにするのは当然の流れでしょうね。」と語り、「SMAPのデビュー25周年となる来年2016年に大きな動きがある」という声が根強いといいます。
しかし、現在ジャニーズ事務所からの独立に賛同しているのはSMAPの中居正広さんのみという情報もあるそうです。
ジャニーズ事務所内でもトップクラスの人気を誇っているSMAPですが、もしジャニーズ事務所から出るとなると状況が変わる可能性は十分にあり、業界大手のジャニーズ事務所を離れるというのはリスクがあまりにも大きいことから、独立せずに引き続きジャニーズ事務所に残っていたほうがいいのではないかと思うのですが…。
また、飯島さんが密月関係を築いているというケイダッシュは、大手芸能事務所『バーニングプロダクション』とも密接な関係にあり、大きな力を持っているのは確かなのですが、不安な部分の方が大きいですね。
現時点で事務所独立に賛同しているのは中居さんのみという情報もあるとのことから、まだその可能性は低そうなのですが、引き続き動向に注目をしていきたいです。