今年1月に表面化したSMAPの分裂・解散危機騒動により、木村拓哉さんとその他4人のメンバーとの間に深い溝が生まれ、デビュー25周年記念コンサートの開催が絶望的だと週刊誌などのメディアによって報じられていますが、今年11月と12月に東京ドームで開催される嵐のコンサートの11月の日程については、もともとSMAPの25周年コンサートが開催される予定だったようだと、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
7月に週刊誌『女性セブン』が報じていた記事によると、ジャニーズ事務所側は11月からSMAPの全国ツアーをスタートさせるため、東京ドーム、さいたまスーパーアリーナなどに打診を行っていたものの、SMAPのライブ演出も行っている香取慎吾さんが「おれは絶対にやらない」と断固拒否し、香取さんの協力無くしてコンサートは成立し得ないことから、コンサートは中止になるらしいという話でした。
また、『週刊女性』の最新号もSMAPの内情を大特集し、その中で25周年コンサートのことについても触れており、7月上旬にジャニー喜多川社長とメンバー5人は開催についての話し合いの場を持ったそうです。
<9月にデビュー25周年を迎えるSMAP>
しかし、ジャニー社長からのコンサートツアー開催の説得に対して木村さん以外のメンバーは首を縦に振らず、「テレビの収録なら我慢は出来ても、木村との長時間のパフォーマンスはできない」と、交渉は決裂したとのことでした。
このような記事を報じられている中で、今回『サイゾーウーマン』が報じている記事によると、SMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんは25周年コンサートで、1996年にSMAPを脱退した元メンバーでオートレーサーの森且行さんを登場させようと計画していたようだといいます。
レースの無い日程を調べた上で、11月の東京ドームを押さえたそうなのですが、残念ながらコンサートは白紙となってしまい、嵐のコンサートで穴埋めを行ったようで、芸能プロダクション関係者によると、SMAPの存続を誰よりも願っているというジャニー社長は、どうにかしてコンサートを開催して欲しいという思いから、来年の東京ドームの日程をすでに押さえたという情報もあるものの、この状態ではそれもどうなるのか分からないようです。
<SMAPの代打を務めると噂の嵐>
こうして、もともとはSMAPが行うはずだった東京ドームでのコンサートが出来なくなり、嵐が代わりに行うことになったようなのですが、嵐ファンの間では「いつものツアー日程と全然違う」という疑問の声も上がっていたといいます。
嵐は2008年に初の全国5大ドームツアーを開催し、翌2009年にもデビュー10周年記念ツアーで5大ドームで公演を行っています。
その後も、2011年を除き毎年全国5大ドームでコンサートを開催しており、今年で5年連続8度目の5大ドームツアーの開催となるのですが、同じ会場で11、12月の2度に分けて3Daysを行うというのは初のことで、SMAPの代打を嵐が務めるというのも初の事態なのではないかとのことです。
この話もどこまで本当なのかは不明ではあるのですが、11月11日からスタートする嵐の5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017』の日程を見てみると、東京ドーム公演のみ11月19~21日と12月26~28日の2度に分けており、これには違和感を抱きます。
2012年以降に嵐が開催した5大ドームツアーの日程を見てみると、2012年と2013年は12月に4Days、2014年は12月に5Days、昨年は12月に4Daysとなっており、5大ドームツアーで11月に東京ドーム公演を行うのは、2010年に行ったツアー以来のことになります。
かといって、これがSMAPの代役を務めているということの証明という事にはならないのですが、代打という可能性は十分にありそうですね。
この東京ドーム公演では、SMAPと森さんの共演を計画していたという新たな噂も出ており、これがもし本当だったのであれば実現不可能になってしまったのは非常に残念ですし、デビュー25周年を迎えるにもかかわらず、記念コンサートの開催が絶望的というのも残念でなりません。