昨年をもって解散となった『SMAP』の中居正広さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの4人、さらに1996年5月にグループを脱退した森且行さんを合わせた5人が12月31日に、東京・六本木にある高級焼肉店「炭火焼肉 An」に集まり、慰労会を行っていたことを5日発売の週刊誌『週刊新潮』や『女性セブン』などが報じ話題になっており、この店には多くのSMAPファンが「聖地巡礼」として訪れているそうで、4日付の『スポーツニッポン』によると、店にはカメラを持ったSMAPファンの女性が次々に現れ、思い思いにシャッターを切っていたといいます。
六本木ミッドタウンの近くにある同店は、沖縄育ちのブランド牛「もとぶ牛」の一頭買いを売りにしている芸能人もよく訪れる人気店で、SMAPのメンバーが訪れた日も多くの客が居たそうです。
<↓の画像は、「炭火焼肉 An」の外観>
5人は2階の個室を貸し切り、年をまたいだ1日午前2時過ぎまで打ち上げを続けていたそうで、唯一この宴に参加しなかった木村拓哉さんについては、誘われたのかどうかは不明であるものの、妻で歌手の工藤静香さんら家族と共に過ごしたようです。
<↓の画像は、12月31日に『週刊新潮』が撮影した店に向かう各メンバーの写真>
(森且行さん)
(左は中居正広さん、右は稲垣吾郎さん)
(左は香取慎吾さん、右は草彅剛さん)
そして、なぜ5人はこの人気焼肉店を選んだのか理由が気になるところなのですが、夕刊紙『日刊ゲンダイ』の記事では、「炭火焼肉 An」は食通でも知られるタレントの“マチャアキ”こと堺正章さんプロデュースで2006年にオープンした店で、ベテラン芸能ライターが「自分たちで予約したのか、他の誰かに店のセレクトを頼んだのかはともかく、堺の店で“解散式”を開いた事実に大きな意味が隠れている」と語っています。
堺さんは1960~1970年代に活躍したバンド『ザ・スパイダース』でボーカルを務めていたことで知られ、同バンドには、俳優として活動している井上順さん、ミュージシャンのかまやつひろしさん、タモリさんや堺雅人さんが所属する大手芸能事務所『田辺エージェンシー』の社長・田邊昭知さんらが所属していたのですが、堺さんは長らく『田辺エージェンシー』に所属し、現在は『ケイダッシュ』『田辺エージェンシー』傘下の個人事務所に所属しています。
また、“芸能界のドン”と称される田邊さんについては、SMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんがSMAPを引き連れ、ジャニーズ事務所から独立をする際に後ろ盾になっていた人物であるため、「SMAP解散日当日に4人がこの店を選んで打ち上げを開いたと聞けば、芸能界だけでなく周囲がどういう目で見るかは自明のこと。次の契約更新のタイミングで中居らはジャニーズ事務所と袂を分かつという意思表明ととるべきだろう。」としています。
ちなみに、堺さんのマネージャーが立ち上げた芸能事務所『ケイダッシュ』については、SMAPの移籍先の事務所として名前が挙がっていました。
今回『日刊ゲンダイ』が報じている記事はあくまでも憶測ではあるものの、多くの客が集まる人気店でわざわざ慰労会を行ったこと、メンバー5人の慰労会がこの店が行われるという情報が事前に一部のメディアに漏れていたこと、木村さんだけが参加しなかったことなどから、あえてこの店を選びメディアに報じさせたという可能性はあるかと思います。
もしそうなると、中居さんら4人は今年以降にジャニーズ事務所を退所し、『ケイダッシュ』か『田辺エージェンシー』の後ろ盾のもと、独立をするということも考えられるわけですが、飯島さんも事務所に参加するという噂も出ており、またジャニーズ事務所との間で一悶着あるのではないかと少し心配になりますね。
今度こそ無事に独立となればいいのですが、果たして今後どのような動きがあるのか引き続き注目したいところです。