『第67回NHK紅白歌合戦』への出場に期待されていたSMAPが、出演を正式に辞退したことが明らかとなりました。
これは23日にジャニーズ事務所が発表したもので、19日付でNHKの担当者宛に送付した書面が公開され、そのコメントはメンバー5人の連名コメントとなっており、紅白への出場辞退の理由については、「SMAPとしてこれまでに様々なテレビ局の音楽番組に出演させて頂いてきた中で、グループのラストステージをどうすべきか、メンバーそれぞれにずっと悩み考えてきましたが、20年間一緒に歩んできたスタッフがいて、5人でレギュラー出演させて頂いた『SMAP×SMAP』を自分たちのラストステージとさせていただきたいという想いに至りました。」と説明。
また、「NHK紅白歌合戦には23回も出場をさせて頂きましたこと、心より感謝しておりますと共に御礼申し上げたいを思います。」と、感謝の言葉を述べ、「陰ながらにはなってしまいますが、第67回紅白歌合戦のご成功を心よりお祈りしております。本当にありがとうございました。そしてこれからもメンバー5人それぞれに、お世話になることもあるかと思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。」と綴っています。
これに対してNHKは「大変残念ではありますが、SMAPの皆さんの意思を尊重するとともに、これまで23回にわたって紅白を盛り上げていただいたことに感謝したいと思います」としています。
<↓の画像が、NHK担当者宛に送付した連名コメントの写真>
そして、これに対してネット上では、
- あっけない終り方は寂しさもあるが、メンバーが決めた事なら尊重したい
- NHKに利用されるくらいなら、辞退でよかったのかもしれないですね。ただスマスマでは、ファンに誠意ある放送をした方が良いと思う
- それでいいと思う。今まで5人でやってきた番組で終わる方がいいよ。今年から紅白→CDTVっていう楽しみが無くなると思うと残念です。
- 紅白も出場してほしかったけど、スマスマへの気持ちの方が強いんですね。5人で決めたことなら、もうそれでいいです
- 決めたなら仕方ない。悲しいけど前へ!来年からは個々の活躍を期待してます!!
- ファンの事を大事にしていた彼らが最後まで何もできないのは、事務所が絡む深い理由があるとしか思えない。解散も全員で報告していないし、その話題には一切触れないようにしてきたのはとても違和感を感じてしまう。
- ファンがいいならそれでいいと思うけど、こんな大スターなのに記者会見も無しでというのがちょっとなーって思う。真相も良くわからないし、ファンが可哀想
などのコメントが寄せられています。
SMAPは1991年9月9日に、シングル『Can’t Stop!! -LOVING-』でデビューを果たし、同年の紅白に初出場を果たしました。
それ以降もSMAPは紅白に連続出場し、12回目の出場となった2003年に初めて大トリを務め、『世界に一つだけの花』を披露。
その後も、2005年、2010~2012年までの3年連続、計5回紅白で大トリを務め、紅白出場回数は計23回となっています。(2001年と2004年は出場辞退)
そんなSMAPは31日をもって解散することが決定していますが、メンバー5人の姿をテレビで最後に披露するのは、26日18時30分から約5時間にわたって放送される『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回となり、1日に収録した『世界に一つだけの花』を歌う姿がラストになるとみられます。
今年の紅白への出場については以前から厳しいとされており、晒し者のような扱いをされるのであれば、出ない方が良いという声も多く上がっているのですが、昨年の紅白が最後だと思うと寂しい気持ちになりますね…。
また、スマスマの最終回についても、メンバーは生出演しないとスポーツ紙は報じており、このまま解散を迎えてしまう可能性が高そうなのですが、何かしらのサプライズなどがあることに期待したいです。
【追記 12/23 22時00分】
フジテレビが23日、26日放送のスマスマ最終回で5人の生出演が無いことを明らかにしました。
最終回の内容は、これまでに放送された内容を振り返りつつ、後半には1日に収録した『世界に一つだけの花』を放送する予定とのことです。