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STARTO ENTERTAINMENTとNHKが番組出演交渉開始。今年カウコン復活報道あり、紅白歌合戦に出場しなくていいの声も

NHKが番組に旧ジャニーズタレント起用再開か。今年の紅白出場の可能性も…ファンから反発の声も噴出

ジャニー喜多川さんの性加害問題を受けて、旧ジャニーズ事務所からSTARTO ENTERTAINMENTに移籍したタレントの番組起用を停止していたNHKが、起用を再開する方針を固めたと『スポーツニッポン』(スポニチ)や『日刊スポーツ』が伝えています。

昨年9月に旧ジャニーズ事務所が、創業者で前社長のジャニー喜多川さんの性加害を認めたこと等を受けて、NHKは全ての番組から所属タレントを“排除”することを決定し、複数の番組から降板もしくは番組自体が今年3月までに終了、昨年末の『NHK紅白歌合戦』への出場もゼロでした。

NHKの稲葉延雄会長は、「被害者への補償や再発防止が着実に実施行されていることが確認されていない限り、当面新規の出演依頼を行わないとする方針」と発表し、今年9月18日の定例会見でも従来の方針に変更はないと語っていました。

<↓の画像は、番組起用に言及したNHKの稲葉延雄会長の写真>

ただ、被害者への補償などNHK側が求めている事は「かなり進んできている」との認識を示し、今後も状況を注視しながら新規起用の可否を判断していくとしていました。

そして、スポニチなどの取材によれば、NHKは早ければ今月中にも、STARTO社のタレントの番組起用再開を発表するといい、16日の定例会見でこの件について言及する可能性は高いとみられます。

水面下では今年夏ごろから、番組制作サイドとSTARTO社の間で話し合いが行われ、「NHK職員が同社のライブを見にくる機会も増えている」と音楽関係者が語っています。

ただ、STARTO社側は各スポーツ紙の取材に対して、「弊社はコンタクトも取っておらず、何も伺っておりません」と回答しています。

番組の制作現場は、かねてからSTARTOタレントの起用に前向きな姿勢を見せていたものの、NHK上層部が起用にストップをかけていたそうで、「NHKは報道畑の力が強く、ドラマや音楽番組の制作陣とは考え方が異なる。ただ、局として方針を見直す時期が来たと判断したようだ」とNHK幹部が明かしています。

NHKの番組起用再開によって、今年の紅白にも起用する可能性が高いとみられる一方で、スポニチの取材に音楽関係者は「起用再開=紅白出場とはならない」と語り、昨年の紅白に出場できなかった各グループはそれぞれYouTubeなどでライブ配信を行い、ファンにも好評だったことから、今年も配信を選択する可能性はあるとしています。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

現在STARTO社に所属するタレントたちは昨年まで、NHKのテレビやラジオなど数多くの番組に出演しており、NHKも民放各局と同様に事務所と非常に親密な関係を築いていました。

しかし、ジャニー喜多川さんの性加害問題が大きな波紋を広げる中で、NHK局内のトイレでもジャニー喜多川さんから性加害を受けたとの告発も飛び出し、そして多くのジュニア(旧ジャニーズJr.)が出演していた『ザ少年倶楽部』は収録がストップし、その後番組名や内容を変えて放送を再開したものの、結局は今年3月で終了となりました。

こうした対応を巡って番組視聴者からは、性加害をしていたのはジャニー喜多川さんであって、タレントたちには何の罪も無いとして、NHKが全ての番組から排除したことに対して反発の声が噴出し、現在もNHKに対して強い恨みを持ち続けているファンは多くいます。

そのため、紅白を含めたNHKの番組起用再開を巡っても冷ややかな声が上がっていて、紅白出場のオファーが予想されるSnow Manなど、各グループのファンからは今年も配信をしてほしいとの声や、今年はカウントダウンライブ(通称:カウコン)が復活するとの報道も出ていることから、紅白よりもカウコンを優先してほしいといった反応が多く見受けられます。

一方でNHKサイドとしては、昨年の紅白の視聴率が歴代ワースト記録を更新したこともあり、今年こそはSTARTOタレントを起用したいとの思惑があるとみられていますが、果たして今年の紅白に出場するのかどうか見ものですね。

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