ジャニーズ事務所の4人組グループ『NEWS』が6月27日にリリースした新曲の23枚目シングル『BLUE』が初週売り上げ枚数16.5万枚に達し、7/9日付のオリコン週間シングルランキング(集計期間:6月25分~7月1日)で、初登場1位を獲得したことが明らかになりました。
同シングルは、日本テレビ系で『2018 FIFAワールドカップ ロシア』のテーマソングに起用し、発売前日のフラゲ日(6月26日付)のオリコンデイリーランキングでは、推定売り上げ枚数が9万3,307枚で見事1位を獲得しました。
その後も27日、28日まで1位をキープし、7月1日には再び1位に返り咲いており、ワールドカップの効果なのか好調な売れ行きをキープしています。
NEWSが日本テレビ系のワールドカップ番組テーマソングを担当するのは4年ぶり2度目で、2014年は『ONE -for the win-』が起用され、初週に18.3万枚を売り上げていました。
『BLUE』はワールドカップ出場選手に向けた応援ソングで、7月7日正午から約11時間生放送される嵐・櫻井翔さん司会の番組『THE MUSIC DAY 2018 〜伝えたい歌〜』(日本テレビ系)に生出演し、パフォーマンスを披露することが明らかになっています。
NEWSをめぐっては、『週刊文春』などの報道で増田貴久さんを除く3人がプライベートで、未成年女性らと酒を飲むなどの不適切な行為をしていたことが発覚し、小山慶一郎さんは約20日間の活動自粛、加藤シゲアキさんは厳重注意、手越祐也さんはお咎め無しという対応になっており、8月11・12日の15周年記念コンサートは予定通り開催される見込みです。
そして、6月8日から活動自粛していた小山慶一郎さんが同27日より活動を再開させ、同時に騒動前に収録していた番組が次々にオンエアされており、6月30日に『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)、7月1日には小山さんがソロで『ニノさん』(日本テレビ系)に出演するなど、テレビの仕事に戻ってきています。
小山慶一郎さんの仕事復帰に対してファンからは喜びの声が上がっている一方、ネット上では批判的な声が殺到しています。
しかし、最新シングル『BLUE』の売り上げ枚数を見て分かるように、あの未成年飲酒スキャンダルの影響はほとんど感じられない売れ行きとなっています。
今年1月リリースの前作『LPS』は初週13.1万枚、昨年2月の前々作『EMMA』は14.2万枚、2016年7月の『恋を知らない君へ』は15.4万枚、同1月の両A面『ヒカリノシズク/Touch』は14.8万枚。
2015年6月の『チュムチュム』は12.4万枚、同1月の『KAGUYA』は14.0万枚、その前のワールドカップテーマソング『ONE -for the win-』は18.3万枚で、初週16万枚以上の売り上げを記録したのは実に4年ぶりとなっています。
ネット上では現在でもNEWSの未成年飲酒問題は物議を醸しており、小山慶一郎さんの活動自粛期間が短いのではないか、手越祐也さんにも処分を下すべきなのではないかなどの声が上がっています。
その一方で、新曲『BLUE』については良い曲だと絶賛する声も多く見受けられ、
- いい曲だよ。サッカー日本代表も頑張ったし。
- 応援歌として良い曲。カップリングも最高。この時期に一位を取れたのは、ワールドカップの挿入歌である事と、ファンに感謝だよね。今回のシングルはファンも頑張った
- これだけ騒がれてるのに1位と言う、結果が出たのなら、ほんまにメンバーは、心を入れ替えないとね。これが最後のチャンスかもよ。
- NHKのテーマ曲より記憶に残るよね
- 今回のW杯ソングでは1番耳に残りやすい曲。
- 曲に批判すべきところはない 歌詞もメロディーも冒頭のアイーダもサビはとても頭に残るし、サッカーだけの、サムライブルーのためだけの曲 これぞタイアップなんだと思う
- 問題は別として、曲としては今回のW杯テーマソングの中で一番好きだな。疾走感溢れるサウンドとアイーダが入ってるのが良い。前回大会の『ONE- for the win-』も好き。
などと、楽曲の良さを評価する声も少なくありません。
それだけに、ワールドカップ開幕前に相次いだ醜聞は非常に残念で、今回問題視されていること以外にも色々とトラブルを起こしてきたことから、メンバーはもっと厳しい処分を受けた方が良いのではないかと思う部分もあります。
とりあえず今回の一連の騒動を受けてメンバーたちには深く反省してもらいたいですし、応援してくれるファンたちに向けてこれまで以上のパフォーマンスを披露し、これから新たに生まれ変わった姿を見せてほしいなと思いますね。