第33回『ベストジーニスト2016』(主催:日本ジーンズ協議会)の発表会が11日に行われ、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん(29)が全国からの一般投票によって選出される「一般選出部門」の男性部門1位となり、2014年より受賞を続けて今回で3回目の1位ということから、「永久ベストジーニスト」として殿堂入りを果たしました。
殿堂入りを果たすのは通算で8人目、ジャニーズ事務所内では5人目となっているのですが、今回藤ヶ谷さんが殿堂入りしたということはあまり話題になっていません。
その理由は、大手スポーツ紙をはじめ各メディアが、今年初めて「一般選出部門」の女性部門1位となった女優・モデルの菜々緒さん(27)が表彰式にて、“菜々緒ポーズ”(後ろ向きで上半身だけ屈んでお尻を突き出したポーズ)を披露したこと、NHK大河ドラマ『真田丸』に出演した草刈正雄さんが初受賞したことを大々的に取り上げていた一方で、藤ヶ谷さんの殿堂入りについては小さい扱いとなっていたためなのですが、これにはSMAPの解散騒動が関係していると週刊誌『週刊文春』は報じています。
<今年のベストジーニストの受賞者たち>
(左から菜々緒さん、草刈正雄さん、押切もえさん、渡辺直美さん)
藤ヶ谷さんが所属する『Kis-My-Ft2』(通称:キスマイ)は、SMAPのチーフマネージャーを務めていた飯島三智さんが担当していたグループとして知られ、飯島さんはここ数年キスマイの売り出しに力を入れ、SMAPと度々テレビ番組で共演させたり、バラエティ番組などにも積極的にさせるなどして露出を増やしていましたが、ベストジーニストについても飯島さんが推薦していたと言われているとのこと。
<今回で殿堂入りを果たした藤ヶ谷さん>
そのため、もし藤ヶ谷さんが殿堂入りしたということを大きく扱ってしまえば、藤ヶ谷さんをはじめ、過去に殿堂入りしているSMAPの木村拓哉さん、草彅剛さんも含めて飯島さんの功績を称えることにつながるため、ジャニーズ事務所としてもそれだけは避けたいと考え、このような扱いになったのではないかといい、菜々緒さんによる“菜々緒ポーズ”についても、「藤ヶ谷への関心を逸らすためでは」という憶測も出ていたそうです。
この他にも藤ヶ谷さんは事務所からの冷遇を受けているといい、9月19~21日の3夜連続で放送のドラマ『バスケも恋も、していたい』(フジテレビ系 23時00分~同30分)で藤ヶ谷さんは主演を務めたのですが、番宣がほとんど行われなかったことも影響し、平均視聴率は第1夜が3.3%、第2夜が3.4%、第3夜が4.3%という残念な結果に。
このドラマについても、飯島さんが辞める前に出演を決めたドラマということから、番宣に力を入れらせなかったのではないかといいます。
本当に裏側ではこのようなことが行われているのかは定かではないのですが、ニュースサイト『サイゾーウーマン』や『デイリーニュースオンライン』なども、主催側からマスコミに「歴代の殿堂入りを紹介する際、SMAPの木村拓哉、草彅剛の映像・写真の使用が全てNG」という通達があったといい、SMAPのメンバー以外はOKだったことから、SMAPやキスマイの露出を最小限に押さえられているのではないかといわれています。
週刊誌『週刊女性』は以前、藤島ジュリー景子副社長が藤ヶ谷さんのことを気に入っているなどと伝えており、メンバー間の格差が浮き彫りになるとのことだったのですが、飯島さんが手掛けたグループというイメージが強いこともあり、SMAPが解散して以降も事務所は冷遇していくつもりなのでしょうかね。
ジャニーズ事務所は現在、Hey! Say! JUMPを異常なほどに推しており、この影響もありそうなのですが、今後が色々と心配になります。