Kis-My-Ft2のCD売上枚数激減で露骨な特典商法? ハイタッチ会開催巡り賛否両論。6000円で参加可能で良心的の声も

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キスマイ『MAGFACT』ファミクラストア限定盤ジャケット画像

21日に11枚目のアルバム『MAGFACT(マグファクト)』をリリースする“キスマイ”こと『Kis-My-Ft2』が、アルバム購入特典としてメンバー全員との「ハイタッチ会」開催を追加発表し、ファンの間で物議を醸しているようです。

『MAGFACT』の販売形態は、初回盤A・B(税込3,960円)、通常盤(同3,000円)、ファミクラストア限定盤(同3,520円)、初回生産限定のソロビジュアル盤(同2,000円・計6種)の全5形態となっています。

初回盤と通常盤(初回仕様)には、先着予約・購入特典としてオリジナルマグネット(計3種・2個セット)が付くほか、特典(計4種)がもらえるシリアルナンバーも封入されています。

ハイタッチ会の参加券は、特別サイトで販売されるソロビジュアル盤セットA(横尾渉ver. 玉森裕太ver. 二階堂高嗣ver.)、セットB(千賀健永ver. 宮田俊哉ver. 藤ヶ谷太輔ver.)の購入特典で、セットA・B購入で最大2回までハイタッチ会に参加可能(購入者本人のみ)になっています。

<↓の画像は、『MAGFACT』ソロビジュアル盤のジャケット写真>
Kis-My-Ft2ニューアルバム『MAGFACT』ソロビジュアル盤ジャケット画像

ハイタッチ会は抽選形式ではなく、もれなく参加でき、8月に幕張メッセ・AICHI SKY EXPO・インテックス大阪の3ヶ所(全34部を予定)で5日間開催されます。

週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』によると、こうした“特典商法”に対してキスマイファン等からは、「売り上げ、予約数がだいぶやばいんやろうな」、「そこまでしてまでCD売り上げ欲しいのか」などの声が上がっているとし、その背景にはCDの売上枚数が近年減少していることにあるといいます。

キスマイは2011年にデビューして以降、シングルCDの売上枚数(初週の売上)は大体20~30万枚前後でしたが、今年1月リリースの32枚目シングル『Curtain call』は自己最低の11.7万枚で、昨年5月リリースの10枚目アルバム『Synopsis』も自己最低の12.6万枚でした。

最新シングル『Curtain call』ミュージックビデオ

このようにCDの売上が減少していた中で、デビュー15年目のキスマイがハイタッチ会を開催することについて芸能記者は、「旧ジャニーズ事務所時代から、2011年にSexy Zone(現・timelesz)が握手会、2012年にA.B.C-ZがDVDシングルの手渡し会をおこなうなど、デビューして間もないグループが、ファンと直接、交流するイベントを開催したケースはありました。しかし、キスマイは2025年でデビュー14年め。“中堅グループ”がこうしたイベントを開催するのは異例です」「シングル、アルバムともに厳しい数字が続いたため、今回の『ハイタッチ会』特典は、苦境を乗り越える打開策のひとつなのかもしれません」と指摘しています。

これに対してネット上では、

  • いいじゃん キスマイの覚悟と本気を感じる
  • 6000円で推しとハイタッチできるなんて羨ましい
  • こう言うのどんどんやって、他のアーティストもCD売る為にやるのが当たり前と言う風潮にならないかな。もしも自分の推しがやってくれたら夢のよう
  • 北山くんが辞めちゃったのが多少ならずとも影響してるかな それでキスマイBUSAIKU!?終わっちゃったからな 冠番組なくなるのはキツイですよね
  • キスマイは既婚者いるし、高齢だし、歌があまり…
  • デビュー前後の時期の元キスマイ担ですが、近年ほんとに人気落ちたなと思って見ています。何が理由なんだろう? YouTubeの登録者数や再生回数もやばいほど少ない。
  • スタエンもほとんどのグループの曲がサブスクや配信で聴けるようになった
    新規ファン獲得のため間口を広げる必要はあるけど、それでCD売上減らして身売りみたいな売り方になっていくのはなんだか悲しい
  • 全然会えないのでさみしいと思ってました。ハイタッチでも握手でもして、もっとファンを獲得していかないと。
  • なにわ男子やスノストなど、デビュー後発組にかなり人気を持っていかれてしまった印象がある。
    藤玉の二人はソロでそれなりに活躍してると思うけど、グループとしては残念ながらかつての輝きは失ってしまったね。
  • 3枚買えば絶対参加できるのか? 抽選方式のせいで100枚単位で買う人もいるKPOPより良心的やん

などの声が上がっています。

SmartFLASHが指摘しているように、CDの売上減少を受けて特典商法に手を出した可能性は十分ありますが、デビューして間もないグループだけでなく、デビュー数年後にハイタッチ会などの接触イベントを開催するケースは過去にもありました。

『KAT-TUN』は、デビューから4年後の2010年にシングル・アルバムの購入者を対象に、5都市でトーク&握手会を開催し、キスマイも2014年リリースの12枚目シングル『Thank youじゃん!』でハイタッチ会などを開催し、同シングルは初週に43.6万枚を売り上げ、過去最高の数字となっています。

キスマイは2年前に北山宏光さんの脱退があり、これによって若干のパワーダウンは否めず、そして以前に比べるとグループのメディア露出なども減少していますし、新規ファンが増えにくい状況にあると思います。

そうした中で、前回発売のシングル・アルバムともに初週の売上枚数が10万台前半まで落ち込み、背に腹は代えられないとして、露骨な特典商法に手を出した可能性はあります。

キスマイは今年7月でグループ結成20周年を迎え、そしてデビュー15年目に突入するタイミングでCD購入者特典として接触イベントを開催し、そこまで厳しい状況なのかと驚きや嘆きの声も上がっている一方で、メンバーと直接触れ合える機会は非常に貴重なため喜びの声もあります。

特典商法を巡っては賛否両論となっていますが、色々と新たな試みもしていきながら、グループの勢いを取り戻せるように頑張ってほしいと思いますね。

参照元
  • https://smart-flash.jp/entame/342717/
  • https://mentrecording.jp/kismyft2/news/detail.php?id=1124723
  • https://mentrecording.jp/kismyft2/discography/detail.php?id=1020892
  • https://realsound.jp/2024/07/post-1707358.html
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