『図書館戦争』シリーズや『阪急電車』、『フリーター、家を買う。』等の作品で知られる小説家・有川浩さんの同名小説『レインツリーの国』が実写映画化され、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが主演で21日から公開されます。
原作は累計発行部数が88万部を突破したベストセラーで、キスマイのファンだけでなく原作のファンからも注目を集めています。
主演の玉森さんは、10月15日からスタートした深夜ドラマ『青春探偵ハルヤ〜大人の悪を許さない!〜』(日本テレビ系)でも主演を務め、初回平均視聴率は5.1%、第2話は4.3%、第3話は3.9%とまずまずの数字を獲得。
玉森さんの他にもキスマイの北川宏光さんは、松坂桃李さんが主演の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)に刑事役で出演し、藤ヶ谷太輔さんは来年公開の映画版『信長協奏曲』に出演するなど、個人での活動は順調な様子なのですが、グループとしては不穏な話題が尽きず、10月28・29日にナゴヤドームにて追加公演が開催されたコンサート『KIS‐MY‐WORLD』は、発表からチケットの申し込み締め切りがわずか5日間だったことや、平日開催だったために空席が目立つ結果に。
さらに、10月14日にリリースしたシングル『AAO』は月間売上枚数が19万8,179枚だったのですが、その一方でHey! Say! JUMPが同21日にリリースしたシングル『キミアトラクション』の売上枚数が21万3,967枚を記録し、ファンからは「キスマイ、人気落ちた?」などと心配の声が上がっています。
そうした中で、キスマイメンバーが出演していた深夜バラエティ番組『あの遊びをバージョンアップ! キスマイGAME』(テレビ朝日系)が9月をもって終了し、10月から新たに同枠で『キスマイ魔ジック』(水曜0時15分~45分)がスタートしたのですが、『キスマイGAME』とほとんど内容に変化が無く、同じ企画を継続していることや衣装がメンバーカラーのジャージ姿など、番組に変化が無いためにファンからは「なんでわざわざ番組名を変えたの?」「マンネリ化してる」などと不満が噴出しており、マジック企画についても「メンバーが技を披露する場面で手元しか映らなくてつまらない」という声も。
また、ジャニーズ事務所の公式携帯サイト『Johnny’s web』内で公開しているメンバーのブログ『キスログ』は、これまで全員が週1回更新するという形だったものの、2日に北山さんが更新したブログで「今までキスログを書いていて 慌ただしく書いていたこともあったので 皆さんにゆっくり考えた文章でちゃんと伝えたいと思い、週替わりの月曜日、メンバー交代交代でキスログを書いていくことにしました」と発表。
このブログはライブ後の感想など、タイムリーに更新されることからファンには好評で、この発表に対してショックを受けている方が多く、キスマイはメンバーが7人であるため、1度更新を行うと次に回ってくるまで1ヶ月以上も間が開いてしまうことから、「キスログはメンバーにとって、その程度のものだったのか」という声が上がっています。
空席が目立ったというナゴヤドームでの追加公演は、悪条件が重なってしまったこともありチケットは定価割れし、公演前にチケットの売買サイトでは1000円前後(定価7,300円)で出品されていた他、100円で落札されていたものも見受けられたといい、驚きの声が続出していたようですね。中には譲り先にドタキャンをされてしまい、チケットを無料で譲りますという方もいたそうです。
そして、ニューシングル『AAO』は初週で18.2万枚売り上げ、オリコン週間ランキング初登場1位を獲得したものの、月間売上枚数がHey! Say! JUMPの『キミアトラクション』に敗れてしまったとのことですが、3月にリリースした『Kiss魂』は初週35.6万枚を記録していたことから大幅に売上枚数を下げており、さらに2012年3月にリリースした『SHE! HER! HER!』の初週19.3万枚を下回る過去最低の記録に。
『AAO』は販売形態が前作の11種から大幅に減少して3種だったことや、11日には『最後もやっぱり君』をリリースということもあり、イマイチ売上が伸びなかったとも考えられるのですが、以前と比べて人気や知名度も上がってきているにも関わらず、このような結果となってしまっているのは残念ですね。
また、仕事が忙しくなってしまったことの影響なのか、キスログが交代制で更新を行うという変化があったり、冠番組の内容に対して不満の声が上がるなど不安な部分があるのですが、これからの活躍によってこうした不安を払拭していってほしいと思います。