ジャニーズのアイドルグループ『Kis-My-Ft2』(略称:キスマイ)が今年8月でデビュー5周年を迎えることから、お祝いムードの1年になると思われていたのでしたが、突然のイベント中止やCM契約の終了、ファンクラブの更新に必要な会費振込用紙が会員のもとに届かないなど、これらがファンを動揺させており、グループの解散疑惑まで浮上する事態にまで波紋を広げてしまっています。
この一連の騒動の発端となったのは、キスマイとnamco(ナムコ)がコラボして行っていたキャンペーン「Where’s KIS-MY-FT2?キャンペーン」のナンジャタウンと花やしきでのイベント開催が中止することが8日に突然発表されたことでした。
イベントのTVCMが放映されるなど大々的な宣伝を行っており、すでにオリジナルグッズが当たるキャンペーンに応募できる特製チケットの販売が昨年12月から行われているのですが、「namco×KIS-MY-FT2 PROJECT」の公式ツイッターアカウントが8日に「ご案内しておりました『Where’s KIS-MY-FT2? キャンペーン』ナンジャタウン・花やしきの開催は諸般の事情により中止とさせて頂く事となりました。大変ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げると共に、ここにご案内致します。」とツイート。
<↓の画像は、公式ツイッターのイベント中止アナウンス>
- Where’s KIS-MY-FT2? キャンペーン動画(30秒ver)(YouTube)
あまりの突然の発表で、イベントの中止の理由が「諸般の事情」と詳細については説明せず腑に落ちないことから、ファンは憤りを隠せない様子。
元々このイベントは1月下旬に開催予定だったものの、開催期間の変更が1月27日に突然発表され、「開催期間・内容が決定しましたら、あらためてお知らせいたします。」と開催期間は未定とし、そうした中で突然イベントの中止が発表されたため納得いかないファンは多く、驚きや落胆の声が多数上がっており、大きな波紋を呼んでいます。
また、ジャニーズの公式サイト『Johnny’s net』内のキスマイのページから、「ウォータリングキスミント」のCM情報が削除されていることが明らかとなり、これは単に「江崎グリコ」との契約切れだという声もあるものの、イベント中止に重なってのことなのでファンからは心配の声が上がっています。
さらに、ファンクラブ更新に必要な用紙が、キスマイとSMAPのファンのもとに届いていないことが明らかとなったことから波紋を呼んでおり、これは各自で郵便局にて手続きを行わなければ更新されず、これを行わないと期限切れとなり自動的に会員では無くなってしまいます。
しかし、これまでにも用紙が送付されてくるのが遅かったことはしばしばあり、この件については冷静に見ているファンも多い様子。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、あるキスマイファンがファンクラブの運営を行っている「ジャニーズファミリークラブ」に確認したところ、「遅延しているわけではない」という回答があったそうで、「FCの会報発送時に更新用紙を送っているので、期限内に更新の知らせが行くとは限らないし、入会時にもそう記載している」「たとえば5月に期限が切れるとして、それより早く届く人もいれば、8月頃に更新の案内がいくこともあり、その3カ月間は会員期間として扱われる」といい、これは全てのグループ共通とのことです。
しかし、今年1月にはSMAPの分裂・解散騒動が日本を揺るがし、SMAPやキスマイなどのグループを担当していたチーフマネージャー・飯島三智さんが事務所を退社していることから、不透明な今後についてファンの心配は募るばかりで、ちょっとしたことでも敏感に反応したり、悪い方向に考えるのはしょうがないことでしょう。
今年デビュー5周年を迎えるキスマイは確実に人気を伸ばしていて、昨年12月にオリコンが発表した年間ランキングのアーティスト別トータルセールスで57.8億円(総売上枚数195.9万枚)を記録し、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(68.6億円[233.8万枚])に次いで4位にランクイン。
この数字はジャニーズ内だと1位の嵐(143.3億円[399.0万枚])に次いで2番目に多い数字となっており、次に多いのが関ジャニ∞で54.7億円(158.5万枚)という結果になっていました。
そんなキスマイは3月16日に16枚目のシングル『Gravity』をリリースし、更なる活躍に期待されており、様々な要因が重なってしまったことから解散疑惑が浮上することになっていまいましたが、これからファンとともにデビュー5周年イヤーを盛り上げていってほしいと思います。