来年結成15周年を迎えるジャニーズの7人組グループ“キスマイ”こと『Kis-My-Ft2』の仕事がここ最近激増しており、今年の『第70回NHK紅白歌合戦』で紅白初出場し、11月には台湾・台北で開催の『アジア・ファッション・アワード2019』で海外初パフォーマンスを披露しました。
さらに、キスマイの派生ユニット『舞祭組(ぶさいく)』のメンバー4人が、来年2月上演の舞台『〇〇な人の末路~僕たちの選んだ××な選択~』で主演することも新たに発表されており、現在猛プッシュを受けている様子なのですが、その背景には今年副社長から2代目社長に就任した藤島ジュリー景子社長の存在があるのではないかと囁かれています。
<↓の画像は、藤島ジュリー景子社長の写真>
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、中華圏の大手メディア『蘋果日報』(ひんかにっぽう、アップルデイリー)の報道によって、『アジア・ファッション・アワード2019』に藤島ジュリー景子社長も同行していたとの説が浮上し、ファン等の間で注目を集めているそうです。
現地で販売されている『蘋果日報』の記事には、「連傑尼斯事務所的社長藤島茱莉也隨行來台(ジャニーズ事務所社長の藤島も一緒に台湾に来ました)」と、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が台湾を訪れたと書かれており、海外の仕事に同行すること自体は特に驚きではないのですが、キスマイはかつて“飯島派”と呼ばれるSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さんの派閥に属し、ジュリー社長率いる“ジュリー派”とは対立関係にあったことで知られています。
<↓の画像は、台湾の空港で撮影のKis-My-Ft2メンバーの写真>
そのため、藤島ジュリー景子社長がキスマイの台湾訪問に同行していたとの情報はファン等の間で話題になっており、「意外すぎてびっくり」「少しはキスマイにいい風吹いてるのかな」などといった声が上がっています。
飯島三智さんはSMAP解散前の2016年2月にジャニーズ事務所を離れたため、キスマイが今後冷遇されるのではないかと心配の声が多く上がっており、実際に飯島さんが辞めて以降に冠番組『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)の放送枠移動や放送局の減少、他にもイベントが突然中止となるなどの異変があったものの、引き続きCDリリースやコンサートを開催するなどしています。
昨年5月~7月にかけて5大ドームツアーを行った際には、メンバーの北山宏光さんは最終公演で、グループがデビュー7周年を迎えることに対して各関係者に感謝を述べつつ、「遡ればジャニーさんはもちろん、ジュリーさん、メリーさんのおかげでもあります」と、ジャニー喜多川前社長だけでなく、メリー喜多川会長や藤島ジュリー景子社長への感謝も語り話題になりました。
この発言を巡っては様々な憶測が飛び交い、
- メリー、ジュリーに対する感謝の言葉……聞きたくなかった。生き残るためには仕方ないの?
- 北山くんの挨拶、『俺らはジャニーズでやっていくんだよ』ってことを示してるのかなって…
- スピーチを聞いていて『この人たち何かあったんだな』って感じた。北山くんがジュリーさんとメリーさんの名前出した時に、この道で覚悟決めたんだなって思った
などの声が上がっていました。
色々と物議を醸しながらも、ジャニーズ事務所のトップに感謝の言葉を述べ、忠誠を誓ったことでキスマイは現在も精力的に活動しており、今年ついに悲願の紅白出場が決まったほか、メンバーそれぞれも多くの仕事をこなしており、玉森裕太さんは5月公開の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』で主演し、現在放送中の木村拓哉さん主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)にも出演中です。
<↓の画像は、今年の紅白に出場するキスマイのメンバー写真>
後列左から横尾渉さん、千賀健永さん、宮田俊哉さん、二階堂高嗣さん、前列左から北山宏光さん、玉森裕太さん、藤ヶ谷太輔さん
北山宏光さんは今年2月公開の映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』、10月期放送のドラマドラマ『ミリオンジョー』(テレビ東京系)で主演、藤ヶ谷太輔さんは4月期放送の『ミラー・ツインズ』(フジテレビ系・WOWOW)で主演し、来年1月期放送の『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)でも主演することが決定しています。
また、舞祭組のメンバーも昨年4月期放送の主演ドラマ『〇〇な人の末路』(日本テレビ系)が舞台化され、来年から上演されることが新たに発表されるなどしています。
このように個人活動もこれまで以上に活発的になっており、ジャニーズ事務所で最も稼いでいる嵐は2020年末をもって活動休止、関ジャニ∞はメンバー脱退が相次いだことで人気も下降気味で、Hey! Say! JUMPなども一時に比べて勢いが落ちているため、バラエティスキルも高いキスマイは今後さらに事務所からのプッシュを受けて仕事を増やしていく可能性が高く、来年以降の活躍も楽しみですね。