KinKi Kidsの堂本剛さん(38)と堂本光一さん(38)がW主演で、1997年に放送された連続ドラマ『ぼくらの勇気~未満都市』(日本テレビ系)が20年ぶりに、『ぼくらの勇気~未満都市 SP(仮)』として今年夏に放送されることが明らかになりました。
KinKi Kidsの2人がドラマ共演するのは、2003年4月期放送のTOKIO・長瀬智也さん主演『ムコ殿2003』(フジテレビ系)の第6話にゲスト出演して以来、連ドラで本格共演は『ぼくらの勇気~未満都市』以来20年ぶりとなっており、7月21日に迎えるCDデビュー20周年を記念した作品になるとのことです。
『ぼくらの勇気~未満都市』は、1997年10月期に日本テレビ系の『土曜グランド劇場』(現:土曜ドラマ)枠で放送された作品。
初回平均視聴率は18.4%、第2話は17.0%、第3話は15.6%、第4話は14.8%、第5話は17.6%、第6話は16.6%、第7話は16.8%、第8話は16.2%、第9話は18.1%、第10話(最終回)は17.4%を記録し、全10話の期間平均視聴率は16.8%。
主題歌に起用されたKinKi Kidsの2ndシングル『愛されるより 愛したい』は、160万枚の売り上げを記録する大ヒットとなりました。
<↓の画像は、『ぼくらの勇気~未満都市』放送当時の写真>
ドラマのストーリーは、千葉県の臨海幕原(幕張がモデル)地区で大地震があったというニュースが流れ、友人を探しに来ていた18歳の高校生のヤマト(堂本光一さん)、災害ボランティアをしに来たタケル(堂本剛さん)は、厳重なゲートが建てられ、銃を持った自衛隊が常時配置されている幕原地区に潜入する。
潜入した幕原地区は、大人が感染すると数時間で死に至る微生物「T幕原型」に汚染されるというバイオハザード(生物学的危害)が発生し、大人が死に絶えて未成年だけが生き残り、無秩序状態で混乱した街となっていた。
その中で、ヤマトとタケルが仲間と協力して真実を隠蔽する政府ら大人たちと戦い、様々な問題や事件を乗り越えて、暴力によって支配された子供たちだけの街に秩序を取り戻していくという内容でした。
今年夏に放送される『ぼくらの勇気~未満都市』のスペシャルドラマは、20年後の世界が舞台になっており、最終回で政府との戦いを終えて交わした「20年後、またこの場所で会おう」という約束を果たすため再会を試みるのですが、そこには来る者と来ない者がおり、実はそれぞれが内に沸々としたものを抱えていた…。
そうした中で、さらに手強い敵が現れ、再びヤマトやタケルたちが立ち向かっていく姿を描いているといい、前作同様に演出は演出家・映画監督の堤幸彦さんが担当するなど、20年前と同じ制作スタッフが再集結するとのことです。
そして、20年ぶりに『ぼくらの勇気~未満都市』の続編が放送されることに対してネット上では、
- 小学生の時見てたな~。剛君が宝生舞好きなんだけど、宝生舞は光一君が好き…的な三角関係だった気が。でも、宝生舞も小原君も出ないよね…。
- できれば『若葉のころ』『人間・失格』『金田一少年の事件簿』『銀狼怪奇ファイル』も・・・
- ドラマの中で20年後に会おうと言って、実際に20年経ってドラマで会う・・・夢があっていいな。
- 懐かしい!楽しみ。ついでに再放送やってくれないかなぁ。
- 作品の内容が内容だしDVD化もされてないから、てっきり封印作品だと思ってたのにまさかの復活にビックリ。楽しみにしてます!
などのコメントが寄せられています。
20年前に放送された『ぼくらの勇気~未満都市』には、KinKi Kidsの堂本光一さん、堂本剛さんの他に、元ジャニーズJr.の小原裕貴さん(37)、当時ジャニーズJr.だった嵐・相葉雅紀さん(34)、松本潤さん(33)、女優・矢田亜希子さん(38)、元女優・宝生舞さん(40)、俳優・徳山秀典さん(35)、白竜さん(64)、石丸謙二郎さん(63)らが出演。
<↓の画像が、『ぼくらの勇気~未満都市』出演者の写真>
小原裕貴さんは2000年10月にジャニーズJr.を卒業、大学卒業後に大手広告代理店『博報堂』に入社しています。
また、ヒロインを演じた宝生舞さんは、2010年5月末に芸能界引退を発表しているため、恐らくこのお2人は今年夏に放送されるスペシャルドラマには出演はしないでしょうね…。
<↓の画像が、芸能界を引退した小原裕貴さんと宝生舞さんの写真>
メインキャスト全員が揃わないというのは残念ではありますが、あれから20年が経ち、それぞれがどのような大人になった姿が描かれているのかなど、スペシャルドラマの放送が楽しみですね。